goo blog サービス終了のお知らせ 

どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

辰巳~晴海~月島を抜けて

2006年12月03日 | 日記
今年の徘徊納めをしてきた

出かける迄 特に行き先は決めていなかったので電車に乗ってから地図とにらめっこ

辰巳まで行ってみることにした

どうも川や海の近くに行きたくなる癖があるようだ

昔 藤枝市にジャズを聞かせてくれるという温泉旅館があって その時も暇に任せて御前崎まで行った事がある

これがあの台風の時によく出てくる御前崎かぁ~なんて妙な感動をしたっけ

東京は自然こそ少ないが 実は緑と公園は案外多い

辰巳駅で地下鉄を降りて地上に出ると目の前は 辰巳の森緑道公園

まず出迎えてくれるのは タツのオブジェ

辰巳という地名からでしょうかね~

辰巳芸者という言葉を思い出した

このあたりは運河と倉庫と運輸関係と団地に加えて 最近ラッシュになりつつある高層マンション群が特徴的

私の住む住宅街とは全く趣を異としている

元々農道のような物が無いからか 道路も歩道も整備されているし 川のお蔭のせいか空間にも恵まれている

公園の小高い場所から遠くにそびえるツイン・タワーを見るのも面白いものだ

公園を抜けてから地図を頼りに豊洲(とよす)を目指す

再開発の様子は上空にそびえ立つクレーンが物語っている

辰巳橋だったと思うのだが 橋の横にもう一本古い橋がかかっている

レールが敷いてあるようだが 勿論長く使われた形跡は無い

昔 何に使ったのだろうと不思議になった(写真を撮ってきました^^)

東雲橋を渡ると豊洲 ここも目下開発中の場所である

ここで昼食 お寿司に勿論定番のビール 

外は思った以上に暖かく歩いていると少し暑くなるほどだ

此処に住む人にとっては決して珍しい風景では無いのだろうが 住宅地や繁華街を歩くのとはまた別の風を感じる

晴海橋を渡ってトリトンスクエアの横を通り過ぎる

此処は前川國雄が設計した公団アパートを壊して建てられた 複合商業施設並びに住居施設だ

最近は ツインはおろか3棟あるいは4棟から成る高層建築が多い

だが私にはあまり興味の無い代物

未だにヒルズ(六本木)も通り過ぎただけだし 来年竣工予定のミッドタウンも行かないだろう

というわけで晴月橋を渡る

晴海と月島(つきしま)を結ぶからだろうけど実に安易なネーミングだと言ったら 叱られるか^^

月島第一小学校は100周年だった

「祝」で始まる垂れ幕で判った

入り口にそこの卒業生の作品なのだろうか

椅子の彫刻がある

題名は『光 風 記憶』

背もたれの上には翼があり 椅子の上には一冊の本 其の上に小さなカタツムリ

なかなか素敵な作品だ

いよいよ勝鬨橋 此処を渡れば築地

築地本願寺で忠太(伊東忠太・建築家)の動物達にご挨拶

この先は銀座 有楽町ともう見慣れた繁華街

此処でデジカメを仕舞った

歩いた距離は まあまあかな

いつも何故歩くのかと訊かれる

足があるからさ とは答えないが 人は歩く動物だと思っている

特に日常と少し違った風景を眺めるのは楽しい

その町に生きる人を見るのも 生活の匂いを嗅ぐのも好きだ

今日も小奇麗な高層住宅の下の都営住宅のベランダに 沢山の洗濯物を見た

所々 衛星放送のアンテナが同じ方向を向いて設置してある

こんなのを見るだけで あ~ 皆さん生きてるなぁ~って嬉しくなってしまうのだ

少し疲れたが 気分は上々♪

底抜けの自由

2006年12月03日 | 日記
会社の連中が私の老後を心配してくれる

俺と養子縁組しようと言う者 結婚でもいいよ~ 家を売って老人ホームへ入れ いやアパート経営したら

涙も枯れて出なくなるほどありがたいお言葉だが 契約書や書類の手続き・申請なんかが大の苦手

司法書士や税理士なんて商売 よく出来ると感心してしまう

だから父が亡くなった後の手続き等 実に重い気持ちだった

不動産も株も興味は無い

キャッシュカードも持っていない

出来るだけ身軽で 現金さえあれば良い(まぁ~なんとゲンキンな^^)

社会性はゼロに近いと我ながら思う

だから老人ホームで共同生活なんてのも無理

何時の日か 独居老人孤独の死 なんて報道されるかもしれないが これだけは言っておきたい

独居老人が孤独ってことは無いし 孤独が悲惨ってこともない

広い世界 それが望みの人間だっているのだ

底抜けの自由が一番 ってことでチョイト出かけてきますか