ミッキーの日記

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最期まで暮らす~富山型デイサービスの実践~

2013-09-16 23:31:36 | 富山型デイ
惣万さんが理事長をしている
「このゆびと~まれ」の看取りの実践の講演を聞きに行きました

「このゆびと~まれ」は平成5年7月2日大安に
富山型デイサービスとして
富山赤十字病院の看護師3人が立ち上げました
きっかけは「どうして うちの家に帰れないのか!?」
という患者の訴えからだったとか
最初の利用者は 高齢者でなくて3才の障害児の利用で
「この子が生まれてから3年間一度もパーマをかけたことがない
今日美容院に行っています」で かなりの衝撃を受けたとか…
「このゆびと~まれ」の理念は
「誰もが 地域で ともに暮らす」
そのために 一人暮らしの在宅支援や看取りを行なっているとのこと

惣万さんの考える高齢者の幸せとして
① 生活と人間関係が豊かになるか
② その人らしい生き方死に方ができるか
③ お年寄りは「幸せだ」と言っているか
この3つを基準に聞けばよいとのこと

「このゆびと~まれ」の看取りの考え方は
① 家族が看取りを希望している
② 救急車を呼ばない
③ 心臓マッサージをしない
④ 治療は最低限のみ
口から食べられるのみ
⑤ なるべく畳の上で大往生
⑥ 「最善」とは誰のための最善なのか
本人のためではなく 受け手側の最善になっていないか
「生きる権利もあれば 死ぬ権利もあるのではないか」と
惣万さんは話されていました

「このゆびと~まれ」の事例も話されていました

最後に
看護 介護はその人の望みをかなえること
そのことで「身近な死のありがたさを感じる町づくり」ができ
最終的には 医療 看護 介護が入り一つの街づくりになっていく
緩くいいものがつながるのがいいことである
と 熱く力説していました

質疑応答も熱気があり 中には87才の男性が
「私の妻は1年半前に亡くなったがいい亡くなり方をした
これからどのようにして生きていくかを考えたい
娘が古民家を購入して喫茶店をしたいというので協力したい」
と力強い話もありました

惣万さんの話しに熱気を感じました
それは 「トップが働くこと」
現場で悩み考えその人の立場になって対応してきたからではないかと思います
惣万さんの熱気を伝えきれないのですが すごく勇気をもらいました
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お嫁行き

2013-09-09 20:21:55 | Weblog

箱アート パート2で紹介した作品を
結婚祝いで送りました
お返しに 「グーテ・デ・ロワ」をもらいました
群馬で美味しいお菓子です
美味しくいただきます
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