![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/fd/eb8fce53bed34efc472bf9fb001cc19f.jpg)
西原理恵子さんの講演会に行きました
「アルコール依存性との闘い~酔っぱらいの家族として~」
対談形式で行われたのですが
アルコール依存性を治したのは 本人が治そうとしないと治らない病気であると
①アルコール依存性は病気と認識すること
②家族が勉強をして家族会などで情報交換をし ノウハウを得ること
③アルコール依存性の専門の先生に聞くこと
本人が行けないなら家族が行くこと
(内科や外科では専門外のために 「ワイン一杯は健康のためにいい」とアルコール依存性の症状とあわないこともいうため)
アルコール依存性とは遺伝性のものでなく 誰にでもなる病気であり 一回かかると一生お付き合いをしなければならない
一杯のお酒がその人にとってはある日突然覚醒剤になってしまうとのこと
西原さんは 鴨志田さんと結婚をして6年アルコール依存性に付き合わせてしまって…
はやく断ち切れば ガンになるのはわかっていても3年ぐらいは人間として一緒に過ごしていたのかもしれない
本人をかばうのではなく みっともない思いをしても本人に気付かせること
飲酒を止めたい と本人が気付くことでアルコール依存性の治療が出来るとのこと
子供には現実(閉鎖病棟とか暴れまわるとか)をみせていて 全部みせてよかったと
子供たちは お父さん大好きだったからと
アルコール依存性の病気としての知名度が低い(怠け者と思われるなど)ので 病気としてなかなか認識されないけど
少しでも知名度を上げていかないと病気なのに病気として思われない
いい病院もあるので希望を捨てないこと
治療はプロに任せること 家族は後方支援で支えること
病気は治るので そしたら家族は戻れる 記憶の上書きは出来ると
で そのためにはいい病院はお金がかかるので女性も手に職を持つこと
人が人として生きるためにはお金がいるので 女性には絶対働いていてと
そのことに 深くうなずいたのでした
講演会の終了後は 西原理恵子さんの作品を持ってきた人にはサイン会がありました
本(この世でいちばん大事な「カネ」の話)を持って長い列を並び
一人一人に丁寧に似顔絵とサインを書かれていました
で 私の番
「この本よかったです」
「私 お金好きだから」
「お金がないと生きていけないですものね」とサインをいただいて来ました
写真も撮らせていただき
「写ってなかったら最後に並べばまた撮りますから」とサービス旺盛な西原理恵子さんでした