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臨床美術による意味生成ケア

2018-09-01 23:19:34 | 臨床美術
富山福祉短期大学の北澤晃先生の講義と実技がありました
臨床美術とは
1 アートセラピー(意味生成ケア)です
2 臨床美術にはアートプログラムがあります

絵は描き方が描く内容によって脳が活性化する程度や回路が違い
臨床美術はゴールが決まっているものではなく
その瞬間の行為に集中していくものである
今に集中することにより 使う回路が集中され
心の回路が修復される
対象者はすべての方が対象である
「過去の経験はすべて《今ーここ》の経験に駆けつける」
まるごとの《私》を注ぎ込む《今ーここ》である

臨床美術は
・感じて描く(つくる)を繰り返し《今ーここ》に集中していきます
・出来上がりを気にせず今を感じて描く(つくる)行為が集中力を高め
感覚を総動員し 創造性を育むことにつながります
あるいは心を癒すことにもなります


《今ーここ》を支える臨床美術の基本姿勢として
1 うまいと言わない
2 できることを手伝わない
3 過程を大切にする
4 五感で感じる
5 まなざしを共感し ともに喜び ともに楽しむ

《今ーここ》をともに生き共感の場になる臨床美術ということである

そんな講義の後で 実技「水」の流れ
練習をして描いた絵がこちらです

やはり思い通りには絵は描けませんが 
必ず臨床美術士さんが誉めてくれるので嬉しいものです

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