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Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

肉体と魂 共生のリズム @ワイアートギャラリー

2021年10月27日 08時29分05秒 | EXHIBITION

今年のクライマックスは、初めての大阪です。
先日、まるでパンフレットのような案内状(DM)が届き感無量!
お世話になるのはワイアートギャラリーさん。
今からワクワクしています。

初めてお世話になる画廊なので、最初のメールでのやりとりは
ガチガチ緊張気味でした。



白状しますが、まずはとにかく画廊に行ってご挨拶と
そして場所を見なくてはと、先月緊急事態宣言中に大阪に行ってまいりました。
実際空間を体感すると、ほとんどの場合、図面感とはかなり違う。
女性のオーナーさんらしい、とても温かい雰囲気の画廊でした。

打ち合わせの段階では、どんなDMになるのかも分かっていなかった。
私はハガキサイズのつもりで話しをしていましたが
どうも何かが…かみ合わない。笑
最後の最後に、長体の見開きにすると聞き驚きました。



展覧会は版画家の謝敷ゆうりさんとの二人展です。
謝敷さんとは不忍画廊さんを通して面識がありました。
作品は解剖図的なイメージが強くとても魅力的です。
私たち二人を知る友人作家さんは「この二人のチョイスは濃い」の一言。笑
タイトルは「肉体と魂 共生のリズム」というすばらしいタイトルをいただきました。

このタイトルに謝敷さんと一緒に乗っていく。
タイトルは大きな船のようなものですね。

★「肉体と魂 共生のリズム」★
亀井三千代 謝敷ゆうり 展
202111月18日(木)~12月4日(土)日・月休廊
ワイアートギャラリー/大阪


「結界」410×410mm 墨・和紙 2021 亀井三千代


座の会終了。ありがとうございました。

2021年09月09日 09時04分17秒 | EXHIBITION


画像は今回の座の会のパンフレット裏。
会をもう7年ほど見続けてくれている美術評論の野口さんのコメント、
「…しかし座の会の発表をオンラインに替えることが可能だろうか。答えは否、に違いあるまい。
この作家たちの伝えようとしていることの核は、作品の現実的な存在にこそ内容されているはずだ。
私たちはそのような作品こそ観たいと思う。…」
作品は空間に置いた時、そしてスポットをあてた瞬間になんて生き生きとすることか。
作品はそのサイズ以上の空間を把握して場を作る。
作家も、隣り合う他の作家の作品とシンパシーを感じながら、やる。
展覧会は空間だから当然オンラインでは難しい。
それは「その場で息を吸う」ということだからだ。



コロナが感染拡大を始めた頃、画廊や美術館は一斉にオンラインを導入した。
何なら切り替わりの早かった画廊は生き残っている、と感じる。
そしてオンラインで作品が売れて現在バブルなのだそうだ。

そうなれば、例えばだけどインスタ映えする作品の方が有利だろう。
それは悪いことではなく、今までだってずっとアートはそんなふうに社会環境を反映しながら
人の側にありつづけてきた。
ある美術評論家は、コロナ禍の現在、何故作家はマスクを描かないのかと吠えていたが、
そんなことしなくてもインスタ映えのする作品を描くことこそ、コロナ禍の現在を表わしていると
言えるだろう。
そして、そのコロナ禍だからこそ、オンラインの枠におさまりきらない空間展示の尊さに気づく。
座の会に参加したことで展示の意味を掘り起こせた。
もちろんそれはロシアンルーレットのように、感染と隣り合わせだが。


「ブラフマン」は引き取り手が決まり、これが最後の展示となった。
私がこれを描いた、というよりはさまざまな制約が描かせてくれた、愛おしい作品。
作品は、「私が描いた」などというちっぽけな意識を超えた瞬間に
いきなり尊いものになる。面白いな、と思います。

他メンバーの作品も少しご紹介します。

左より、羽田雄貴、米谷清和、藤原宇希子作品


左から金子健一郎、広田郁世作品


神保千絵作品


野崎慎作品


大西長利作品
大西先生は、今年からメンバーになった。御年88歳。
漆芸の大家、スーパースターだという人もいる。
初日に語った言葉の一言一言が磨かれていて心に響いた。
一度会っただけで人生が変わる、って信じられる。
まだまだ大切に人生を生きていこうと思います。

座の会にいらしてくださった方々、ありがとうございました。


始まります。「座2021」@O美術館

2021年08月27日 08時51分53秒 | EXHIBITION
💖第10回座の会展「座2021」@O美術館(JR大崎駅すぐ)無事整いました!!ふ~~(@_@;) 
27日に初日を迎えます❣
亀井はshumiya art window に展示した「トーテム団結の装置」に新作2点を加えて展示しております。

座の会は、コロナウイルス感染防止の観点から
● 27日(金)、28日(土)、29日(日)は11時~18時
● 30日、31日、9月1日、2日は11時~16時 を開催時間とします。
変則的ですのでご注意ください。

詳細は 座の会→https://www.facebook.com/events/269191681211016/
O美術館アクセス:https://www.shinagawa-culture.or.jp/hp/page000001500/hpg000001414.htm

↓ 画像は展示風景より。
全員お昼も食べずに作業に熱中、そして夕方には話しもできないほどヘロヘロに。
翌朝私は全身筋肉痛、といった感じです・笑
それにしても展示現場の脚立のある風景、私は大好き!!














 

第10回 座の会展「座2021」@O美術館

2021年08月16日 18時31分30秒 | EXHIBITION


「スカイ」18×18cm 墨・和紙 2021亀井三千代

秋雨前線、長雨が続き少し涼しくなってきました。
いつもより夏が短かったような気がします。
気のせいかな?オリンピックのせいかな?

座の会展はいつも7月に開催していた。
お客さまからは「暑くないときにやってくれ!!💢」と毎回言われていましたが
いやぁ~7月、確かに暑かったDEATH!



オリンピックは卓球の応援に熱が入った。卓球好き。
もともと水谷選手が好きだった。今年は伊藤選手との混合ダブルスから始まり
テレビにかぶりつきで応援できて幸せ。
「蜂の巣にしてやる!!」
伊藤選手のあの悪魔のような眼差しが好きだ。

私は卓球はできないけれど、あの動きを見ていると
身体がふわふわなんじゃないかと思ったりする。
0.0何秒とかの反射神経。秒速の世界で勝負している身体は
力が入っていたらきっと無理(だからノーパン理解できる)
でも打ち返す球は鋭いって一体どういうことだろうと思います。
ふわふわと鋭さ両方兼ね備えた身体ってかっこいい。

もちろんオリンピックに対してはいろいろ言われていますが
選手に罪はない。
命がけで燃える一瞬一瞬に寄り添えたのは本当に幸せでした。



オリンピックの話しになってしまいましたが、
座の会展「座2021」に出展します。卓球に比べて絵画の何てのんびりしていることか。
詳細↓
会期 :2021年8月27日(金)〜9月2日(木)  
時間 :11:00〜16:00(金土日は18:00)
会場 :O美術館  (JR線・りんかい線 大崎駅から1分、大崎ニューシティ2号館2階)

★O美術館
東京都品川区大崎1-6-2大崎ニューシティ2号2F
O美術館 (shinagawa-culture.or.jp)
TEL : 03(3495)4040



座の会展はO美術館の感染予防対策に則って開催いたします。
どうぞよろしくお願いいたします!!


第44.5回人人展@羽黒洞、終了いたしました。

2021年04月02日 17時09分44秒 | EXHIBITION

3月24日に、滞りなく第44.5回人人展@羽黒洞は終了いたしました。

コロナ禍だということを忘れてしまいそうな毎日でしたが
事態は全く良くなくて感染者数は増えているようです。

展覧会が終わって2,3日くらい経ったところでドっと疲れが出て、ヘロヘロになりました。
燃え尽き症候群的な感じでしょうか。
気分もすぐれず、川崎大師のおみくじですら「凶」が出ましたね。

とはいえ、絵を描いていないとそれはそれで不健康なので
描きかけだった作品に少しずつ手を入れ始めました。

見た目や声が元気そうなので、実際に元気でなくても「亀井は元気だから大丈夫」と思われがちで
損をしていると思う。
どこかでゆっくり休まないと、心に愛を取り戻せない。

休みます。。。

画像は今回の人人展より。







ま、こんなんだから元気そうだと思われるんですね。
実際楽しかったデス(^_^; 

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人人展は終わりましたが、shumiya art window亀井三千代展「トーテム=団結の装置」
は開催中です。やっとインタビューが上がりましたので次回お知らせ申し上げます。


第44.5回人人展 亀井の在廊日

2021年03月14日 06時46分03秒 | EXHIBITION


展示、完了しました。
14日からはじまります、第44.5回人人展@羽黒洞

画像は上から、肖像画「ペルソナ」、
アクリルフレームに入れたドローイングのシリーズ2点はカラフルな「風見鳥」、水墨の「魔女の飛翔」
そして額縁は自分で着色した小さな青いばら「baby rose」
4点を出展しています。

私はほぼ連日午後2時には在廊できると思います。
展覧会は、新型コロナウイルス感染防止対策に則って開催いたします。
マスク着用でお願いいたします。

少しでも多くの方にご覧頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。






★人人会




第44.5回人人展@羽黒洞3月14日~

2021年03月07日 08時00分34秒 | EXHIBITION


画像「ペルソナ」27.3×19cm 墨・岩絵の具・膠・和紙 2020加筆 亀井三千代

一昨日「ペルソナ」が額装されて、特別なムードを纏って戻ってきました。
額装された作品を観る瞬間はとてもワクワクします。
私の手を離れて少し遠い存在のものに見えてしまうんだなぁ。

この作品は旧作に昨年加筆したもの。懐かしい作品。
顔はめったに描きませんが、何年かに一度むしょうに描きたくなります。
これからもこのペースで時々描いていくのだろうと思います。

さて、今年の人人展は3月14日から羽黒洞のみで開催します。
チラシも出来てまいりました。


今回は、人人展の事務局長だった画家・郡司宏氏の小さな追悼展でもあります。
コロナ禍ではありますが、是非ともお越しいただけましたら幸いです。

「第44.5回人人展」

  • ※ 本年度は東京都美術館での開催はありません。
  • 会期:2021年3月14日(日)-24日(水)※ 21日(日)休廊
  • 時間:11:00-18:00 ※ 最終日は16:00まで 
  • 会場:羽黒洞
    〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウン2F
  • 主催:从会・羽黒洞
    注:人人展では、コロナウイルス対策に則って開催いたします。マスク着用必須。



    ★関連イベント↓:「第44.5回人人展」会期中、羽黒洞からスタートします。
    ギャラリートークはできませんが、谷根千の魅力的なまち歩きだと思います。
    ART TRANSIT:https://art-transit.net/event_other/


    亀井三千代HP:https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

亀井三千代展「トーテム=団結の装置」朱宮神仏具店 その2は…

2021年02月17日 08時57分50秒 | EXHIBITION


前回書ききれなかった「トーテム=団結の装置」経緯は”その2”で続けようと思っていましたが、
なんとインタビューが記事になることがわかり、そこで存分に語ることにいたしました。
記事になりましたら、またここでご紹介したいと思います、

上の画像は今回バトンを渡してくれた作家チーム。
左から、漆芸家のいらはらみつみさん(vol.11)、私(vol.13)、金属造形家の塚田尚三さん(vol.12)、そして
このshumiya art window の展覧会ディレクター、美術家の井坂健一郎さん。
マスクをはずすと、

皆、一瞬にして息を止める!!(笑)

展示の日は相当緊張して甲府に向かったのですが、
井坂先生が素晴らしい「読み」をする人でしかも最高のムードメーカー(何て私がいうのもおこがましいのですが…)。
そのおかげで楽しく、あっという間に作業が終わり、長期間のしかかっていた重荷からやっと解放された気持ちでした。

甲府には、「あずさ」という特急を使いましたが、富士山がとても良く見えて
その姿は本当に美しいです。

3月は羽黒洞での人人展があり、
少し時間ができたらまた甲府を訪ねたいと思います。
甲府大好き!今度はワイン三昧で!!(^_^)

★shumiya art window
★亀井三千代HP

次回展覧会

第 44.5 回人人展は 羽黒洞 でのみ開催。開催にあたっては、こちらも深い経緯がありました。
今年は東京都美術館ではやりません。
詳細は後日お知らせ致します。お楽しみに。。。


展示風景と在廊予定@猫百態展

2020年11月10日 08時00分40秒 | EXHIBITION


猫好きの人にはたまらない展覧会になりました。
画廊内、まるで猫宇宙!!


私も無事2点出展されています。


トートバッグもこのとおり。


私は、11日(水)、13日(金)の夕方に在廊いたします。
是非ともご覧いただけましたら幸いです。
道中、コロナウイルスにお気を付けてお越し下さい。

柴田悦子画廊


猫百態展@柴田悦子画廊

2020年11月07日 07時06分56秒 | EXHIBITION
⭐️解禁されました。

ユニコーン猫「アウラ」を出展いたします。
27.3×22.0cm F3号 墨・岩絵具・膠・和紙 2020

「アウラ」はオーラ、微風、兆し、など微妙な感覚でしか捉えられないものを表す言葉。
猫を描くのは2017年以来。久しぶりに良い機会を頂き嬉しく思います。

そして、こちらは出展するかどうかわかりませんが↓

聖骸布のイメージでタイトルは「ヴェロニカ」
ちょっと怖くなっちゃった(笑)
キリストの汗を拭った聖ヴェロニカの名をつけました。
夏からドローイングの進化形を模索していましたがこれは成功例。
まぁほとんどが失敗です。
一応墨と岩絵の具を使っているのですが、ちょっと異質なので
その場にそぐわなければ出展は諦めます。
「アウト!!」の可能性は大。

そして、画廊から何故かトートバッグが送られてきました。
「どうにかせよ」とのこと。
これは会場でどのように扱われるのかわかりません。
何かのおまけなのか、あるいは販売されるのか…

で、掛け軸のラインの中は「アウラ」にしました。



裏にはウロボロスのロゴ



内側にはヴェロニカの大大サービス!!調子に乗ってヤリ過ぎですかね。
この作業、なにしろ初体験なので楽しかった~\(^o^)/

6日間の短期戦ですが是非ご覧頂けましたら幸いです。

★柴田悦子画廊 http://shibataetsuko.com/wp/
「猫百態展」11月9日(月)~14日(土)(最終日17時)
 
DMは広く郵送していません。
くれぐれもコロナウイルスにお気を付けていらしてください。
どうぞよろしくお願いいたします。