Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

順序入れ換えるだけダイエット、のはずが…

2011年06月29日 07時31分55秒 | 日記


パネル作りにいそしむ。
意味はない。

冷静に
こんなことしてる場合か、と
自分につっこんでもみるが…

そういえば、
先日とある人との会話。

1日24時間、
8時間寝るとして
10時間仕事するとして
まだ6時間残る。
6時間も!これを何に費やしているのか!!
無駄に捨ててやしないか…?

捨ててるんでしょうね、おそらく。

それでも、時々やりたくなる。
無駄な力仕事。
這いつくばる体制は結構快感です。
四つ足動物の気持ち。

全く運動をしないので
ジョギングの代わり、と思うことにする。

ところで
全く運動をしないので
順序入れ換えるだけダイエットをしていた。

テレビとかで
よく紹介されているあれだ。

まず野菜を先に食べ
ご飯を後回しに。
途中でおなかがいっぱいになり
ご飯が沢山食べられなくなり、
1膳のご飯を残すまでになる。

一時5キロも落ちた。

見た目、少し危ない感じになる。

先週は用事で毎日出歩く。
行った先々で「どうしたの?」と言われる。

「絵を描いていてそうなっちゃったの?」
「いえ、絵だけ描いていたら太りますから…」
だって一日中座りっぱなしだもん。

大学では、
料理上手な先生が
トリの手羽入りタイカレーをたっぷり作ってくれた。

その翌日は湯島で韓国料理。

その翌日は
ヒルトンホテルのランチバイキングをごちそうになり、

そのまた翌日は
銀座の中華、大好きな天津飯店で飲む。

私がもとの身体にもどるのは
もはや時間の問題だ。

自分に誇りが持てるか…
「否。」


絵の音

2011年06月27日 11時55分39秒 | 日記


いただいた蘭の花。

今年もちゃんと花をつける。
いつもより蕾が多いような気がします。

こんなに沢山
かわいいでしょう?

音階がありそう。
上の小さいのは堅くて高い音
下の大きいのは鈍くて低い音。。。

花は開ききるよりも
蕾、または開花の手前が面白い。
彼らがとうとう
手中におさめた未来の時間を
たっぷり見せつけ
誇る。

ところで一昨日、
練馬区立美術館に「N+N展」という
展覧会を見に行った。
私の大切な友人
作家のさとう陽子さんが参加していたのだ。

彼女の、その絵を見るのは2度目なのだが
なぜか今回、音を感じた。

ザラザラ とか びよんびよん とか。

そばにいた人がこう言った。
「人は最初に音から空間を感じるのだそうだ」 と。

それは
まだ目の開かない胎児の頃の話?
母親の心音は空間だろう。

視覚と聴覚は
空間意識を補完し合うものかもしれない。

人は、感覚器から得た情報を
脳の中で解いたり組み替えたりして
空間を把握しながら生きている。

しかしそれは
生物として「生存」を目的とした空間把握ではなく、
ときとして「無駄な遊び」だったりする。
それはとても魅力的な、
人間にしかできない行為の一つだ。

そういえば
日本画の恩師も
永遠に解けない数式のような
まか不思議な空間意識の持ち主だ。
彼のこだわる空間に
魅惑的なまでの目眩を感じるのは
私だけではない。

人は時として無駄に興じる存在?
それでよいのなら
私も生きることができそうだ。




帰国か帰国?

2011年06月16日 10時06分40秒 | 日記


5つ咲きました。
蝶のようでしょう?

最初の1輪目*が開いたのは2月…
4ヶ月もの間
ずっと咲いてくれていた。

5輪目が開くのを待って
1輪目はようやくしぼみはじめた。

写真左上がそれ。
とても上品に花は閉じられる。


ところで恩師帰国
そしてまた帰国
もうどっちがどっちだか
よくわからない。

とりあえず上海に帰って行った。

残酷な誠実さ

究極に誠実な生き方は、残酷さを伴うと知る。
でもそれは
他人には理解しにくいことだろう。

何かを捨てながら前に進む
人も花もこの世界の量は
一定なのではないだろうか

逆に言うと
もし捨てないのなら、進んではいけないのだ。
それは自然摂理に則った
正しいあり方ではないだろうか。

捨てずに進もうとするから
人は間違うのだ。


私は今、課題の山に埋もれている…

背負っているものがいくつかあって
生きている間になんとか
それらに報いたいと思っている。

報うことができたら、それは捨てることと同じ。
私の場合には。

まだまだ
這いつくばらなくては
ならないようです。


 
http://blog.goo.ne.jp/michika-6/e/2ecfed6adee736a937e17d82fa714cf1


クワの実ジャムの妄想

2011年06月06日 07時55分02秒 | グルメ


いつかのにょろにょろした花*
これはクワでした。

今はこんなです。

その色に、正直びっくりしています。

大きさは

これくらい。

熟したものが落ち始めたので
恐る恐る
ジャムを作ってみることにした。


芯の部分を抜いて、
黒砂糖と蜂蜜をまぶして放置。
水が出てきたら火にかける。

ウイスキーとレモン汁を足して
弱火でまたまた放置
できあがり。

う、ちょっと寄りすぎました
…危ないかんじですか。

クワの実は汁が多く
芯を抜く時
手が液でたっぷりよごれる。
黒くなってなかなか落ちない。

水分の詰まった、ぶよぶよとした触感
膜によって、かろうじて
その形を維持しているような
危うい粒の手応え

なんだか
いけないことをしているような…
妄想にイってしまいました。


ところで
味は…

味がな~い!!

元の飼い主、恩師によると
日照不足??

「よく日にあてた方がいいですよ」

ですよね…

http://blog.goo.ne.jp/michika-6/e/1ed3f547688610f93e69926b733f8ad0