Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

「はじめての水彩画」亀井三千代水彩画教室 @ つきのみちくさ・浦和

2021年03月27日 22時27分38秒 | 水彩画教室

浦和にて、独立して水彩画教室を開講することになりました。
受講者大募集中です。

「はじめての水彩画」亀井三千代水彩画教室 @ つきのみちくさ・浦和



透明水彩は、日本人に馴染みの深い「水」に親しむものでもあります。この講座では静物、花、写真、野外スケッチなどさまざまなモチーフを描きます。基礎的な知識も織り込み、初心者から経験者までそれぞれの方が楽しく描くことができるようプログラムを組みました。根気よく続けているといつの間にか上達し、絵は描き手に寄り添うものになっています。絵がその人にとって「一生のかけがえのない友」になるよう親身にご指導いたします。     
亀井三千代・波露の会主催

★受講要項
日時:毎月第1,第3土曜日15時半~17時半
場所:つきのみちくさ
受講料:3ヶ月6回 15,000円(施設費、モチーフ代込み)途中受講できます。

★体験と見学
ご興味のある方には、1回体験をおすすめいたします。
1回体験2,800円、見学は20分できます。希望日の1週間前にご予約ください。
お問い合わせ・ご予約 ✉  michikame66@gmail.com  波露の会事務局まで

★注)新型コロナウイルス対策の為、手指消毒・マスク着用でお願いいたします。



          
お待ちしております。


第44.5回人人展 亀井の在廊日

2021年03月14日 06時46分03秒 | EXHIBITION


展示、完了しました。
14日からはじまります、第44.5回人人展@羽黒洞

画像は上から、肖像画「ペルソナ」、
アクリルフレームに入れたドローイングのシリーズ2点はカラフルな「風見鳥」、水墨の「魔女の飛翔」
そして額縁は自分で着色した小さな青いばら「baby rose」
4点を出展しています。

私はほぼ連日午後2時には在廊できると思います。
展覧会は、新型コロナウイルス感染防止対策に則って開催いたします。
マスク着用でお願いいたします。

少しでも多くの方にご覧頂けましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。






★人人会




第44.5回人人展@羽黒洞3月14日~

2021年03月07日 08時00分34秒 | EXHIBITION


画像「ペルソナ」27.3×19cm 墨・岩絵の具・膠・和紙 2020加筆 亀井三千代

一昨日「ペルソナ」が額装されて、特別なムードを纏って戻ってきました。
額装された作品を観る瞬間はとてもワクワクします。
私の手を離れて少し遠い存在のものに見えてしまうんだなぁ。

この作品は旧作に昨年加筆したもの。懐かしい作品。
顔はめったに描きませんが、何年かに一度むしょうに描きたくなります。
これからもこのペースで時々描いていくのだろうと思います。

さて、今年の人人展は3月14日から羽黒洞のみで開催します。
チラシも出来てまいりました。


今回は、人人展の事務局長だった画家・郡司宏氏の小さな追悼展でもあります。
コロナ禍ではありますが、是非ともお越しいただけましたら幸いです。

「第44.5回人人展」

  • ※ 本年度は東京都美術館での開催はありません。
  • 会期:2021年3月14日(日)-24日(水)※ 21日(日)休廊
  • 時間:11:00-18:00 ※ 最終日は16:00まで 
  • 会場:羽黒洞
    〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウン2F
  • 主催:从会・羽黒洞
    注:人人展では、コロナウイルス対策に則って開催いたします。マスク着用必須。



    ★関連イベント↓:「第44.5回人人展」会期中、羽黒洞からスタートします。
    ギャラリートークはできませんが、谷根千の魅力的なまち歩きだと思います。
    ART TRANSIT:https://art-transit.net/event_other/


    亀井三千代HP:https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

「地獄の黙示録」ドローイング

2021年03月01日 09時24分34秒 | 映画

このコロナ禍で、録画した映画を観る機会が以前より増す。

先日は「地獄の黙示録」のファイナルカット版を観ました。
ジャングルのシーンがとても美しいので、ドローイングを始めることにした。
こんなに映画観るなら描きながら見る方がいい。

「地獄の黙示録」は子供の頃に父に映画館に連れて行かれて、一緒に観た。
まぁチンプンカンプンだったわけです。
ベトコンが何かを知った今なら味わえる。そしてこれは河川版のロードムービーだと思います。
映像がめちゃくちゃ美しい、のだけれど美しさの中に狂気と残酷さが潜んでいて
それを意識しながら観る。自分が安全な場所に居ることを確認しながら、です。



その前に観た戦争映画でもちょっと引っかかったことがある。
『ハクソー・リッジ』(Hacksaw Ridge, 2016米)
これは第2次世界大戦の沖縄戦で、多くの兵士を救った米軍・衛生兵の実話。ストーリーはその人物の子供時代から描かれます。
まぁそれはいいとして、問題は私自身にあります。
後半の残虐な沖縄戦のシーンでは、何故か米軍側の立場にいる自分に気づきました。
日本兵が敵に見える、何故でしょうか?ありえないことです。
これが刷り込みなのだと気づき、恐ろしくなりました。
私は日本人なので、日本兵が殺害されるシーンは当然耐えらないはずなのに
米軍の主人公に感情移入し、米軍の応援をしてしまっている。

これには主人公のルックス、せりふ、子供時代からのエピソードなど多くの情報が
作用していると思います。
そしてこんなことが日常にもあるのだと思う。
広告・宣伝、うわさ話、陰口。自分にバイアスを駆けないことに一苦労です。
生きることは本当に戦いだと思う。
人間は人間を操作したい生き物でしょうか?
そのバイアスから逃れることはできないのでしょうか?
操り人形のようにならないためには、常に疑い考える必要があり、それが唯一の武器かもしれません。
でもまぁそんなことしてたら、日本の社会では嫌われますね。疲れるし。
逆に楽して生きたいなら、操られていれば良いのかもしれません。
そういう人には日本は優しい国だと思います。どっちがいいかな?

優れた映画は、観る体験を通していろんな事を教えてくれますが、
かといって次に気になるのは、放送スケジュールに何らかのバイアスがかかっていないか、です。
(以前より戦争映画の放送が増えた気がするのは気のせいか…)