Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

亀井三千代個展 ウェブの告知出ました

2023年12月04日 00時16分53秒 | 展覧会予告

宇宙の原形、人体のうちとそとを描く y art gallery (shop-pro.jp)

身体は私自身でありながら自然界の一部でもある、この両義的な身体への興味から解剖学を学びました。
解剖学では、全ての生物の身体は同じ起源を持ち、同じ天体の回転リズムに何億年も共振しながら、
共に進化してきたことを学びました。こうしたミクロコスモスとマクロコスモスの共振の軌跡は、
人体のみならず小さな花の構造にさえも「宇宙の原形イメージ」として刻印されているのではないでしょうか。
この展覧会では「宇宙の原形イメージ」をベースに解剖図(死)と春画(性・生)、さらに植物の形も取り入れ、
命の循環と均衡を願う私なりの身体曼荼羅図を模索しました。
命のさまざまな謎は、描かれることによって顕在化し、見る人にはその儚さよりも命の永遠を感じて欲しいと願っています。亀井三千代 

これは展覧会のプレス用コメントです。
こうしたコメントは突然ふられることが多いので
事前にたたき台を用意しておく必要はあると思います。
結局、常に絵のことばかりを考えているわけですが
視野狭窄になりはしないか、少し不安な時もあります。


ウェブのデザインはとてもカッコよくて私にはとてもできない、感謝しかありません。
もうすぐ大阪入りします。だんだん緊張してきました。

ウェブでは上の3点に加えてこの作品も載っています。

「血と風」水彩・洋紙
これはベランダに咲いたバラのスケッチと解剖した胸部のスケッチ(心臓・肺)
そして自分の足を組み合わせた作品。
他の作品が墨か岩絵の具でゴリゴリに描いているのでその中では異色かもしれません。

ほとんどの作品は既に発送しましたが、
30号の作品3点は手持ちで搬入しようと企んでいます。
大丈夫なのでしょうか私。
エールを送っていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

🔹「宇宙の原形、人体のうちとそとを描く」亀井三千代展 
ワイアートギャラリー (大阪・堂山)
12月8日(金)~21日(木)11時~19時 日・月休廊
在廊予定日:12/8,9,21 (他の日は検討中)


今年最後の展示

2022年11月29日 08時49分31秒 | 展覧会予告
❤️”gift展”  12月3日-24日  不忍画廊
 
急遽参加いたします。 
実は今、どうしてもやりたいことがあり、
10月以降の展示をお休みしておりましたが、
「旧作で良い」という不忍画廊さんの懐の深いお言葉に甘えて、
参加させていただくことになりました。

出展するのは2008年頃の旧作(小品F4)です。


ちょっとコワい感じかも(笑)
「浴室1」333×242mm, 岩絵の具、膠、アクリル、和紙 .2008 亀井三千代

春画のシリーズに入る前「浴室シリーズ」というのを描いていました。
この頃まだメディカル・イラストレーターをしていたので
解剖図を絵画化するのにどうしても抵抗があったんですね。
自分で自分の得意モチーフを封印していたので
だったら「何を描けばいいんじゃ~!!」と悶々としていました。

見るのもつらくて
その後しまいこんでいましたが、これを機会に公開します。
今見るととても新鮮だし、悩んでいた頃の自分も愛おしい。
不忍画廊さんには振り返る良い機会をいただきました。

"gift展”は不忍画廊さんの年末の人気の展覧会ですが
これはある意味では不忍画廊さんから私へのギフトなのかもしれません。

ツイッターでは、この「浴室シリーズ」を「懐かしい」と言ってくれる人も居て
覚えていてくれたことが、とても嬉しかった。


「浴室3」333×242mm, 岩絵の具、膠、アクリル、和紙 .2008 亀井三千代

その他にもドローイング的な小品も出展します。
楽しい展覧会になると思いますので
年末、日本橋界隈にお越しの方は是非遊びにお立ち寄り下さい。
詳細はまた後日おしらせいたします。



不忍画廊
亀井三千代HP

年末の展覧会予定

2021年09月22日 08時08分43秒 | 展覧会予告

今年の年末はいろいろあります。
これは本当にご縁としか言えないのですが、少しずつ東京を離れつつあります。
今年の初頭から山梨県甲府にご縁ができ、年末の「みらいレンズ」もその続きです。

大阪はアートフェア以外の展覧会としては初めてのこと。
もともと父が京都の生まれで、私も幼少期を京都で過ごしました。
そんなこともあり関西は大好き!ふるさと的な感覚です。
大阪のワイアートギャラリーさんでの二人展は、版画家さんとのコラボレーション。
それも私にとっては初めてのことです。

コロナ禍ですのでいろいろ詳細はまだ告知出来ませんが、
実現するようでしたら少しずつお知らせ申し上げます。
どうぞよろしくお願いいたします!m(__)m!

● 猫展(タイトル未定・グループ展)11月8日~14日 柴田悦子画廊(東京・銀座)
● 肉体と魂 共生のリズム(二人展)11月18日~12月4日 ワイアートギャラリー(大阪)
● みらいレンズ(グループ展)12月9日~19日 ギャラリー・ザ・ギャラクシー(甲府)
● 日本画展(グループ展) 12月14日~25日 あらかわ画廊(東京・銀座)

HP:HOME | MichiyoKamei (wixsite.com)


亀井三千代展「トーテム=団結の装置」朱宮神仏具店 その1

2021年02月04日 09時22分46秒 | 展覧会予告


山梨県・甲府の朱宮神仏具店さんで、4ヶ月間の作品展示が始まりました。
●shumiya art window vol.13 亀井三千代展「トーテム=団結の装置」
2/1~5/31 朱宮神仏具店
作品は左から「月のトーテム」「ブラフマン」「太陽のトーテム」です。

夜はライトアップ、日中はこんな感じ。

この展示のお話しは、日本画と漆芸の作家グループ「座の会」でご一緒している
漆芸家の いらはらみつみさん から頂きました。
「5mほどの金箔貼りの壁だよ~すっごく素敵だよ~」と聞いていた
というか、呑みながらそれしか聞いてなかった。



昨年、秋頃に山に行く計画があり車で登山口を目指したが、高速でもの凄い渋滞にはまった。
多分コロナのせいだけど、これだと夕方4時に山小屋に着けない、
もう絶体に着けないことがわかり急遽予定変更。
山小屋を断って高速を降りた。

そこは甲府付近。甲府?甲府って何かあった気がする
そうだ、いらはらさんだ!!ということで
図らずも朱宮神仏具店さんの下見をすることになりました。

この時点では展示に関しては全くノープラン。
でも現地に行って観音様を見た瞬間に全て悟りました。
っていうか観音様聞いてない、これ一番重要じゃんか いらはらさーん!!(@_@;)

成功、だとか失敗だとか関係ないけど
この展示に関しては観音様を無視しては絶体に成り立たないと思ったわけです。
つまりこの展示は「観音様とセット」だ。



それからプランを練りました。
私には、ビルの上にそびえ立つ観音様は、一種のアンテナのように思われました。
アンテナって受信機、あるいは逆に電波塔でもいいわけですが
そのようにどこかとどこかを繋ぐためにそびえ立つもの。
そして、その想いは先祖へ繋がるものでもある。

そこから「トーテム」のイメージが涌きました。
私は転校生で京都と東京と2箇所の小学校に行きましたが、どちらにもトーテムポールがあった。
遊具ではないので、トーテムポールで遊ぶことはなかったが一種の象徴でありました。
これは民族的な団結を表わすシンボル、通常動物がモチーフだそうです。
情操教育に結びつくので、なるほど小学校にあるわけですね。
私は、このコロナ禍にあって私なりの「トーテムポール=団結の装置」を作ろうと思いました。
甲府の人々と結びつく、観音様と結びつく、先祖へ結びつく、それを私のモチーフ「身体」でやるにはどうしたらよいか。
というのがテーマになったわけです。

長くなるので、続きは その2 へ。ふ~( ̄。 ̄;)

この展示は「shumiya art window」というシリーズで展開されていて私はvol.13です。
歴代の作家さんがアーカイブされいますので是非ご覧ください。
冒頭の、ディレクター 井坂健一郎さんのコメントが全てを表わしています。
→ ★ shumiya art window
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★『エクストラート file.27 』発売中

★亀井三千代HP


近々の展覧会予定

2021年01月14日 09時00分35秒 | 展覧会予告

腰痛に悩まされる。
湿布が意外と効くことに気づきベタベタ貼っている。
まずは増えてしまった体重を減らすことからですね。



とりあえず近々開催予定の展覧会。
無事に開催されれば良いが「絶体に開催する」とは言い切れないのが辛いです。
確定したら、改めてお知らせ致します。

2月:山梨県甲府 朱宮神仏具店さんのショーウインドウ・ディスプレイ
3月:第44.5回 从展@羽黒洞

昨日からカルチャーの水彩画教室も無事始まったが
街には人が普通に出ていて、電車も混んでいた。
緊急事態宣言が出ているのに、それをかき消すかのような日常。
もちろん、私もカルチャーは通常通りだ。
どのような態度で過ごしたら良いのかよくわからない。

7月にはオリンピックもあり、
これはやってもやらなくても大変なことになる気がする。
私は「やる方が良い(まだましだ)」という立場だけれど
蔓延を防ぐシステムを徹底できれば、という条件付きだ。
でもシステムに則って徹底できないのが人間だと思う。
あと半年。どうするんだろう…





SNSをしていると、世界には何て多くの人間がいて
何て多くの作家がいて、私の居る世界は本当に小さな閉じた世界だ、
ということを実感する。
同時にその小さな世界で、短い一生で自分が何をすべきかも、
だんだんと分かるようになってきた。
自分を取り囲む壁を穿つのではなく
自分の中を掘り下げて穿つ必要がある気がします。
なんちゃって今年の抱負でした(^_^;

オリンピック、やってもやらなくても選手の方々の人生はずっと応援していきます!

★亀井三千代website↓
https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei


今年の展覧会情報

2019年11月07日 19時56分45秒 | 展覧会予告


今年も残すところあと2ヶ月弱となりました。
参加グループ展は3つ予定しております。

まず11月は私のホームギャラリー羽黒洞さんでのグループ展(画像)
11月19日(火)~24日(日)
「真実純粋素朴原始は美の神々達」展 @羽黒洞
何だかすごいタイトルなんですが、

これは韓国の作家さんとの交流展。
詳細は後日お知らせ致します。そして…

12月
あらかわ画廊 12月9日~20日
不忍画廊 12月6日~25日

展覧会タイトルなど分かり次第告知したいと思います。


今年は本当に慌ただしかった。
いやまだ終わってない
最後の最後まできっちり描いていきたいと思います。

来い!すばらしき寝正月よ!

 


今年後半の展覧会予告2

2019年08月01日 12時25分37秒 | 展覧会予告


暑中お見舞い申し上げます。

第8回 座の会展「座2019」は終了いたしました。
梅雨明け前の雨の多い中、沢山の方々にお越し頂き、ありがとうございました。
今回、松本俊喬先生追悼展に深く関わらせて頂いたことが、
私にとって何にも代え難い経験となりました。

第1室、追悼展示のフロアは、メンバーの機転の利いた素晴らしいアイデアにより
緊張感のあるフロアとなり(↑画像)
そして何故か、これとは別に親しい方をなくされたお客さまが何人も訪れて、
大切な「いのちの話し」を語って下さいました。
長雨の為かしっとりと厳かで、とむらいの展覧会のようでした。
皆様、本当にありがとうございました。






そんな座の会が終わった翌日に梅雨は明け、いきなり猛暑に。
私は旅に出ました。

行き先は香川県、瀬戸内国際芸術祭2019 です。
高松の友人と合流し充実した旅となりましたが、まぁともかく暑かった!!(@_@;)
この夏、瀬戸内芸術祭に行こうと企画している人にはお知らせしたい情報もあり、
詳しくは後日書きますが、まずは今年の残りの展覧会情報から。

● 9月5日(木)~14日(土)ギャラリー枝香庵「わたしの中の村上春樹 Ⅲ」
● 12月10日(火)~21日(土) あらかわ画廊 グループ展 

9月になっても暑いんだろうなぁ…
がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!

皆様には、くれぐれもお身体ご自愛のほどを。




令和元年、今年後半の展覧会予定

2019年05月01日 10時07分43秒 | 展覧会予告


カルチャー教室で絵具の事を語るときに
色ではなくて光だ、なんて時々言ってしまう。

キザだなぁ、と思うと同時に
でもホントにそうだよなぁとも思う(複雑)。

でも、自分が色をのせるとき
これはあきらかに「毒」だと思う時がある。

そういう色を使いたくなる。
あるいは、それしかできないのかも。

色は沢山あるだろうに
使う色が決まってしまう。
他の作家さんもそうでしょうか?

平成最後の昨日は
青い色を使って終わった。

しかも完成!
この作品、生まれたのに訳がある。
それは後日語ります。

取り急ぎ
ここ3ヶ月までの展覧会予定をお知らせ致します。

「絵と音楽と、響きあうほどに」展@ギャラリー枝香庵
6月21日~30日

「第8回座の会展」@O美術館
7月13日~24日

大急ぎで準備をしないと間に合いません(^_^;

令和になっても変わらずがんばります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!


大急ぎでパネル作り
GWで店が開いてない、だけでなく、
意外と好きな作業です。気合い入ります!

亀井三千代 Instagram / ツイッターFB


2019年前半の展覧会予告

2019年01月17日 19時59分27秒 | 展覧会予告


●開催中→新春「日本画五人展」あらかわ画廊:~1月19日(土)16時まで

●「線の芸術 Ⅱ」不忍画廊 :2月4日(月)– 23日(土)日祝休廊 

●「第43回从展」東京都美術館 :3月25日(月)ー31日(日)/同時開催「小さな人人展」羽黒洞


6月にも何か入るかもしれません。
その都度お知らせ致しますので
あたたかい応援、よろしくお願いいたします。

私は体調管理に気をつけます!!


近々の在廊予定と新春展覧会予定

2018年12月14日 11時01分21秒 | 展覧会予告


現在開催中の「装丁画展Ⅵ」は最終日16日(日)
午後3時頃から閉廊まで居ります。
@パレットギャラリー麻布十番

そして、来年新春の展覧会予定はこちらです。↓

★新春 日本画五人展@あらかわ画廊
2019年1月8日~19日(日・祝休廊)11時~18時

「誕生」S4 墨・和紙 2018 亀井三千代
詳細は後日お知らせ致します。
どうぞよろしくお願いいたします。





ところで担当している水彩画教室ではクリスマスのロビー展開催中です。
展覧会タイトルは「GIFT」
”大切な誰かへの贈りもの、リボンは横に伸ばして繋がるように”
というお題で皆さん2時間で花を描き上げました。
凄い集中力だった(^_^;!!
よみうりカルチャー錦糸町「はじめての水彩画」グループです。↓




↓こちらも「GIFT」番外編、お花ドローイングに着色したものです。素朴でステキです。

生徒さん大募集。がっちり指導します。
詳細はこちら↓
よみうりカルチャー錦糸町 
https://www.ync.ne.jp/kinshicho/kouza/201901-03210093.htm

町屋浦和もやっています。)