Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

https://michika-6.wixsite.com/michiyokamei

「第45回人人展」「小さな人人展+人人クロニクル」

2022年03月27日 23時14分41秒 | EXHIBITION

無事に展示が整い、始まりました。
第45回人人展より画像は亀井ブース。

展示の配置は仲間の作家さんに助けてもらいました!

また初日から3日が経って
さまざまなお客さまからいろいろな意見をいただき
とても充実した時間をすごしております。

特に今回屏風は初めての試みです。





凄く奇抜なデザイン。これは職人さんのチョイスです。
初めて見たときはビックリしましたがこれがなかなかの評判です。

そして5mの人拓も出展

この人拓は今のこの状況に悶々としながら制作したもの。
というか朝目が覚めたら人拓したくなってた。

ワクチン接種や戦争、自分の無力さを
筆でチマチマ絵を描くのでなく身体で表現するしかなかった。
戦争、終わらない。悪くなる一方だ。
平和を願っている。
人人展、是非お越しください。

第45回人人展
🔹会期:2022年3月25日(金)~31日(木)会期中無休
🔹時間:9:30~17:30 最終日は15:00まで(入場30分前迄)
🔹会場:東京都美術館・1階 第4展示室
🔹入場料:一般500円・学生300円
🔹主催:人人会 https://hitohitokai.org/
🔹図録:500円にて販売予定



◇同時期開催◇
「小さな人人展+人人クロニクル」
会場:不忍画廊 http://shinobazu.com/
会期:3月25日-4月2日(28日休廊)
時間:12:00~18:00(最終日17:00迄)
TEL : 03-3271-3810
「第45回人人展」出品者の小品が一同に会する企画展です。合わせてご覧ください。メトロ日本橋B2(高島屋南出口向い、理容店のポールのあるビル4F)
画像は亀井作品↓




日々、何かが押し寄せる

2022年03月10日 09時12分42秒 | 日記

月1回か2回のペースになったブログ
前回の時はまだ戦争は始まっていなかった。
あっという間に世界が変わった。

どんなことでも、ある日突然やってくることは知ってたけど
まさか戦争…





以前、解剖図のレクチャーをしたときに
歴史をさかのぼり古代ギリシャ・ローマ時代のザックリした年表を作成した。
ほぼ「戦争」しかしていない(笑)
私がたまたま戦後生まれの日本人で、平和と思われる時代を生きてきただけのこと。
とはいえ子どもの頃にベトナム戦争はあったわけだし、戦争が途切れたことはなかった。
人間の歴史は「戦争の歴史」だと言っても過言ではないでしょう。
今回は核兵器のちらつきが第3次世界大戦のちらつきへと膨れ上がり恐ろしい。
コロナ禍で戦争で…そして何故かめちゃくちゃ忙しいのだ。

周辺が激動すぎて至る所で波が起り、四方八方から押し寄せる波に
のまれては浮かび、のまれては浮かび…息継ぎ息継ぎ!!
例えば映画『タイタニック』で海に投げ出された人々が必死に何かにつかまり…、そんなイメージです。
おそらく私の周辺の全ての人達が生きるのに必死。
何かの変わり目にきていることが身にしみます。





こんな時になんとか生き残るには
まずは今まで継続してきたことはやめずに続けること。
継続は力なり、と昔の人は言ったがばかにならない。
自分の核なる部分さえ失わなければ、自分のことは何とかなる。

以前、ものの例え話で「来たバスには乗ること」でも「乗るバスを変えてはいけない」
という話しを聞いた。これは今こそ生きる話しだと思う。

ところで人間は社会の中での生きものなので
自分のことよりも、周辺にどう働きかけるかの方が重要になるときがある。
それは自分の能力を他者のためにどう使うか、のようなこと。
それが全員に試される時に来ているような気がします。
絶体に手をつないではいけない相手も居るので
どのように手を取り合うのか、難しい…

人人展はあともう少し。「自然の循環」やります!!ふ~( ̄。 ̄;)