気持ち千々乱れた霜月ではあったけれど、
最後の最後、印象深かった11月30日のことを書き残しておきます。
国分寺にある殿ケ谷戸庭園に訪れました。
ここは数ある庭園の中でも特に私の一番のお気に入りです。
写真では鮮やかな色合いや奥行き感がうまく出ませんが、
それはそれはとても美しく、眺め見渡していると命が洗われるのです。
「緑と水のひろば」という冊子が東京都公園協会から出ています。
゛洋館と薔薇の庭が特集の春号43spring.2006゛がほしくて、
「バックナンバーはないですか」と窓口でお尋ねしたところ、
男性が「ちょっと待ってね。」と、事務所の奥から取り出してくれました。
あいにく私の財布には壱万円札しかなく、「すみません。」と差し出すと、
「お釣りがないので、どうぞ持っていってください。
また今度来たときで構わないですから。」と、おっしゃってくださいました。
それでは申し訳なく、どうにか50円玉と10円5枚をかき集めて100円。
時間があれば、どこかでお札を崩すこともできたのですが、
この後の武蔵小金井に移動して、たてもの園での集合時間も迫っていたので、
お言葉に甘えることにしました。頭を下げて、急いで駅に向かいました。
その場のご親切が心に沁みて、とてもうれしい出来事でした。
ますます殿ケ谷戸庭園にこれからも訪れたくなりました。
この次、ぜったい忘れずに残りの100円お支払いします。
どうもありがとうございました。
この号は、米山先生の書かれた薔薇にまつわる
古河庭園と鳩山会館の文章が記載されているのです。
買いそびれていて、どうしても手に入れたかったのでよろこびひとしおです。
そんなことがあって、向かったたてもの園での見学会も、
色づく木々の葉っぱがはらはらと舞い落ちるなか、
しみじみと季節を感じながら、いくつかのこだわり空間を堪能した時間でした。
今年は、たてもの園には、春、夏、秋と表情が違うそれぞれの季節に
三度も訪れることができて、味わい深くとても幸せでした。
そして、そこにはいつも米山先生のお姿があり、
建物に関するきめ細やかな解説などを伺えて、うれしく楽しく学習できました。
そして、この11月最後の日はもうひとつ感動的なことが待ち受けていたのです。
たてもの園の見学会後、恵比寿にある東京都写真美術館の展覧会に立ち寄ったら、
ここでもとてもうれしいイイことがあったのです。
「東京のランドマークを写そう・私たちが未来に残したい東京の建物」という
小中学生対象の写真コンテストが二階のフロアーで開催、展示されていました。
子どもたち自身がカメラを通してとらえた東京の建物が、
本人のコメントと共にパネルで展示紹介されていました。どれも力作揃いです。
コンテストの審査員は福原義春写真美術館館長や写真家さんなどと
おなじみ江戸東京博物館助教授の米山勇先生でした。
ある女子中学生が写した一枚の歴史ある建物写真。
そこには病院で療養中の母を思う優しい心が込められていました。
昭和初期の重厚な建物とその向こうにそびえる超高層ビル、
ほほえましい母娘の姿にも重ねて、
「撮影者のきれいな心が伝わる写真です。」と、
それは米山先生らしいお心の映しだされた的確でステキなコメント評でした。
なので写真と共にその文を読んでいて、私もあたたかい気持ちになりました。
このようなコメントをもらったこと、少女の心に清らかに残ると思います。
実はこの展示は本日が最終日だったのです。見ることができてヨカッタです。
思いがけずハートウォームな贈り物を頂き感激しました。
どうもありがとうございました。
「私って運がいいわぁ。」と、つぶやいたのでした。
米山先生~今日は寒かった上に、お具合がすぐれないところの見学会、
お疲れさまでございました。どうもありがとうございました。内容ヨカッタ◎。
朝カル講座は既に朝カルの雰囲気、良さが育っていますね。そう思います。
お風邪どうかお大事になさってください。早くよくなりますように。
まだ江戸博の語りあう対談もありますし、都市デザインの単発講座も
(当選しますように)残っていますので、引き続き楽しみにしていま~す。
最後の最後、印象深かった11月30日のことを書き残しておきます。
国分寺にある殿ケ谷戸庭園に訪れました。
ここは数ある庭園の中でも特に私の一番のお気に入りです。
写真では鮮やかな色合いや奥行き感がうまく出ませんが、
それはそれはとても美しく、眺め見渡していると命が洗われるのです。
「緑と水のひろば」という冊子が東京都公園協会から出ています。
゛洋館と薔薇の庭が特集の春号43spring.2006゛がほしくて、
「バックナンバーはないですか」と窓口でお尋ねしたところ、
男性が「ちょっと待ってね。」と、事務所の奥から取り出してくれました。
あいにく私の財布には壱万円札しかなく、「すみません。」と差し出すと、
「お釣りがないので、どうぞ持っていってください。
また今度来たときで構わないですから。」と、おっしゃってくださいました。
それでは申し訳なく、どうにか50円玉と10円5枚をかき集めて100円。
時間があれば、どこかでお札を崩すこともできたのですが、
この後の武蔵小金井に移動して、たてもの園での集合時間も迫っていたので、
お言葉に甘えることにしました。頭を下げて、急いで駅に向かいました。
その場のご親切が心に沁みて、とてもうれしい出来事でした。
ますます殿ケ谷戸庭園にこれからも訪れたくなりました。
この次、ぜったい忘れずに残りの100円お支払いします。
どうもありがとうございました。
この号は、米山先生の書かれた薔薇にまつわる
古河庭園と鳩山会館の文章が記載されているのです。
買いそびれていて、どうしても手に入れたかったのでよろこびひとしおです。
そんなことがあって、向かったたてもの園での見学会も、
色づく木々の葉っぱがはらはらと舞い落ちるなか、
しみじみと季節を感じながら、いくつかのこだわり空間を堪能した時間でした。
今年は、たてもの園には、春、夏、秋と表情が違うそれぞれの季節に
三度も訪れることができて、味わい深くとても幸せでした。
そして、そこにはいつも米山先生のお姿があり、
建物に関するきめ細やかな解説などを伺えて、うれしく楽しく学習できました。
そして、この11月最後の日はもうひとつ感動的なことが待ち受けていたのです。
たてもの園の見学会後、恵比寿にある東京都写真美術館の展覧会に立ち寄ったら、
ここでもとてもうれしいイイことがあったのです。
「東京のランドマークを写そう・私たちが未来に残したい東京の建物」という
小中学生対象の写真コンテストが二階のフロアーで開催、展示されていました。
子どもたち自身がカメラを通してとらえた東京の建物が、
本人のコメントと共にパネルで展示紹介されていました。どれも力作揃いです。
コンテストの審査員は福原義春写真美術館館長や写真家さんなどと
おなじみ江戸東京博物館助教授の米山勇先生でした。
ある女子中学生が写した一枚の歴史ある建物写真。
そこには病院で療養中の母を思う優しい心が込められていました。
昭和初期の重厚な建物とその向こうにそびえる超高層ビル、
ほほえましい母娘の姿にも重ねて、
「撮影者のきれいな心が伝わる写真です。」と、
それは米山先生らしいお心の映しだされた的確でステキなコメント評でした。
なので写真と共にその文を読んでいて、私もあたたかい気持ちになりました。
このようなコメントをもらったこと、少女の心に清らかに残ると思います。
実はこの展示は本日が最終日だったのです。見ることができてヨカッタです。
思いがけずハートウォームな贈り物を頂き感激しました。
どうもありがとうございました。
「私って運がいいわぁ。」と、つぶやいたのでした。
米山先生~今日は寒かった上に、お具合がすぐれないところの見学会、
お疲れさまでございました。どうもありがとうございました。内容ヨカッタ◎。
朝カル講座は既に朝カルの雰囲気、良さが育っていますね。そう思います。
お風邪どうかお大事になさってください。早くよくなりますように。
まだ江戸博の語りあう対談もありますし、都市デザインの単発講座も
(当選しますように)残っていますので、引き続き楽しみにしていま~す。