今年もありがとう・・・。

2007-12-30 20:03:33 | ・その他・暮らし・日常
あっというまに年の瀬ですね。早いなぁ。
新しい年を迎える準備に忙しい街の光景はにぎやかで心が華やぎます。

ちょっと今年をいろいろ振り返ってみたりしてます。
今夜あたり総集編が放送されるかな、
NHK大河ドラマ゛風林火山゛の上杉謙信役 Gact さん。 
美しくカッコイイと、私の周りではすこぶる評判よかったです。
(ガンダム哀戦士を歌ってたのはオリジナル井上大輔がやっぱよいけれど。
♪死にゆく男たちは守るべき女たちに死にゆく女たちは愛する男たちへ・・)
大晦日の紅白歌合戦ではでは小林幸子さんのと対決だそうで楽しみです。

  軍神毘沙門天の化身と称された越後の虎とも龍とも言われる謙信、
  その謙信の一回り下の寅年に生まれたのが徳川家康で、
  こちらは甲斐の虎である武田信玄を手本として天下泰平を成した。
  その才気を最も受け継いだのが彼の十男、紀州家始祖である頼信。
  母方の祖父が猛将加藤清正なので、比類なき虎の血統の持ち主というわけ。
  頼信は謙信公に憧れていて、幕府の甲州流に対して越後流軍学を採用、
  ゛南海の竜゛の異名を持ち、世間では「虎の城に暮らす竜」と恐れられた。
  紀州から虎視眈々と天下を窺っていた頼信の野望は孫の吉宗によって実現する。

わがふるさとに城あり。(残念ながら復元だけどね)
その昔、藤堂高虎が築いたその城は別名「虎伏城」。

うちの学童さん、平成寅年生まれのタイガー 大河くん(やんちゃ)います。

さて、謙信公は平成21年大河ドラマに再登場です。 
演じる役者さん、イメージ的には渡辺謙・信 かなと思います。
年齢が謙信が亡くなったと同じ四十九歳ぐらいだから、ピッタリなんじゃないでしょうか。

その前に2008大河ドラマは゛篤姫゛です。
→「女の道は、前へ進むしかない、引返すのは恥でございます。」
(宮尾登美子さんの小説より。) 
これまたスゴイですな。いつの時代も激動を生きた男と女がいるものです。

★江戸東京博物館で連動した展覧会、宮尾登美子さんの特別講演会もあります。
★ → 宮尾さんの講演会は、残念ながら健康上の理由で中止となりました。

では、私の大切な方々に今年も本当にありがとうございました!!の気持ちをお伝えして・・
おしまいにします。よいお年をお迎えくださいね。

胸にひびく鐘の音

2007-12-20 19:05:57 | ・大好き☆建築あれこれ
一昨日のことなのですが、早稲田大学芸術学校の公開講座で、建築家であり東大大学院教授でいらっしゃる内藤廣さんのお話しがあって伺ってきました。内藤さんは今年グッドデザイン審査委員長に就任、建築家では坂倉準三さん以来だそうです。近年、関東で手がけられた建物は゛ちひろ美術館゛や゛みなとみらい馬車道駅゛や大きな暖簾が印象的なミッドタウンのとらやなどがあります。木造の魅力を引き出した杉の板材を使った日向市駅や高知駅舎のプロジェクトも進行中です。

いろいろとたくさん、とにかく熱く語ってくださった内藤さんでした。将来、自分は地方の故郷でがんばって仕事したいという言う学生さんに対して、よいことを教えてあげようと最後におっしゃいました。

地方で頑張っている建築家はいますよ。
昔、早稲田の佐藤先生がお弟子さんの宮本ただながさんに言ったそうです。
゛君は地の塩になれ゛ と。
宮本さんは尊敬するその先生の重い言葉を一生胸に刻んで、どこでもない生まれ故郷を立てなおすべく、長野で頑張ってお仕事されています。
塩は大事ですよ。

私は締めくくりにとてもよいお話が伺えて、「きゃぁ また佐藤さんに会えたわ。」と、胸を熱くして、帰りのバスを待っていたのです。そして乗ろうとしたとき、ちょうど、ふわぁっと鐘の音が聞こえてきたのです。大隈講堂の鐘です。大隈講堂は佐藤さんが設計しました。

そのやさしい音色は、まるで 「お疲れ様、お気をつけてお帰り。」とでも言ってくれたようで、佐藤さんの心に触れて、私はとてもうれしかったのです。うれしかったのです。

今回はこのことを書いておきたかったのです。