十月を顧みて

2005-10-31 23:50:14 | ・今月のまとめ
無月の頃・・ですが、けっこう充実していたように思います。
涼しくなったので、フットワークも軽くお出かけできました。
綱町三井倶楽部は、念願の楕円から正円のドームを見ることが叶ったし、
一年に一度の御会式で、お祭りの秋の雰囲気を楽しめました。
展覧会も、美しき日本の旅、アールヌーボー、根津美、ルーシー・リーと、
予定通りに足を運べて満足です。

建築系では、藤森先生と隈さんの対談は面白かったし、
GAギャラリーも初めて行って、隈作品について感じてみるきっかけとなりました。
なんといっても、「建築体操」が一番心に残る笑える思い出となりました。
まさか自分が参加するとは夢にも思っていませんでしたが、
おもいがけずの記念写真がとてもうれしいです。大切にします。

友達に誘ってもらって、ひさしぶりにみたお芝居のラブシーンに、
ドキっとしました。俳優さん達はとても声が通っていて、演技が素晴らしかった。
今月は、達彦さんにも一番前で会えたし、素敵なプリズムエッセンスを頂いた。
えどカル見学会江戸編にも無事に当たって、米山先生ともお話しできました。
帰りの電車の窓枠から、おっ、下見板張りか、と思ったら、国際フォーラム外壁。
我ながら可笑しくて、なんとなく希望ある次につながる神無月の終わりでした。
大好きなまさくんとも、心が通じ合ってると思っているよ。

11月は、冬に近づいていくから、体調に気をつけて、
また有意義な実りある日々を過ごしたいと思います。ガンバロウ。



ボケモン ゲットだぜ!!

2005-10-31 22:30:53 | ・子どもの世界
っぱりボケモン人気は衰えない。子どもたちは大好きです。
ボケモン図鑑やポスターをながめては、
何々が何々に進化するだの、いつも楽しそうに話している。
順番は、ピチューピカチューライチューだっけ。
次々新しいのが出てくるので、さすがにミッチはキャラ全部は覚えられないぞ。

菓子パンにシールがおまけでくっついているのがあって、
子どもでなくてもそれはついつい集めたくなる。
蒸しケーキの中に、白桃やりんごジャムが入っていて
子ども好みの甘い味でおいしいのよね。うんうん。
このデコキャラビニールシール、 裏もちゃんと絵柄になってて、
なかなかキュートで、窓に貼るとちょっとかわいい。
アチャモやプラスルがスキよん。
相棒のマイナンがほしいのだけれど、、なかなか当たらないと言ったら、
エドマーくんが、「ボク持ってるからあげるよ~」と言ってくれた。
ありがとう★ でも、ここまできたら出るまでがんばるよ~★
かいりくんが、ミッチの誕生日にライチューのでっかいぬりえぬったやつ、
プレセントしてくれたの、サイン入り、とってもうれしかったな。


セミナー「モダニズムと昭和」

2005-10-30 23:12:11 | ・大好き☆建築あれこれ
11月27日と12月4日に、
江戸東京博物館ホールで、興味深そうなセミナーがあるので行こうと思います。
江戸東京たてもの園セミナー「モダニズムと昭和」
米山先生の講演はもちろんですが、タイトルをみると他のも気になる。
両日とも朝から一日ガンバロウかなぁ~、お尻が痛くなるのを覚悟して。

モダニズムとは
建築的には国際様式と呼ばれるモダンムーブメントの流れのことを指す
~さまざまな側面からモダニズムについて多角的に考える




Room

2005-10-30 20:08:29 | ・音楽
夕方、お買い物に出かけた。
4階の電化製品売り場では、
ちょうど大型液晶テレビにチェッカーズの昔の映像が映し出されていた。
なつかしいな、フミヤも他のメンバーも若い。

流れていた♪Room この曲とってもスキなんだ。
詞とメロディーの雰囲気がね。
チェッカーズのオリジナル曲の中では一番、昔も今も。

何も変わらない部屋で 君の香りがきえてく そして 初めて悲しみ知ったよ
 
                             詞:藤井郁弥


細部意匠

2005-10-30 17:33:36 | ・大好き☆建築あれこれ
懸魚
屋根の切妻部分、三角形をなしている部分を見上げたとき目に入る。
破風の拝みに付いている飾り。

★ 懸魚 中央に一つ 棟木の端を隠す
降懸魚(桁隠し) 母屋桁や軒桁の端を隠す →中央の拝懸魚と区別

形式分類
・梅鉢懸魚・・・六角形の下部2辺が曲線状
・猪目懸魚・・・ハート形の猪目と呼ぶ穴をくりぬいた
・蕪懸魚・・・・・猪目をあけず 下方に対称的に円弧を配した
・三花懸魚・・・蕪を3個つけたような

・・・懸魚の両側に付く飾り
兎毛通・・・唐破風につけられた左右幅広く開いた扁平な懸魚
二つ以上組み合わされる場合 → 例「三花降懸魚鰭付き」 



透塀

2005-10-30 16:41:22 | ・大好き☆建築あれこれ
主に本殿の周囲の塀に用いられる。
屋根付きの塀の一種で、腰長押と内法長押の間に、
吹抜けの堅連子または、菱格子をはめ込み、
内外が透けてみえるようになっている。
そのためこの名称がある。
公家の邸宅などに用いられたことが絵巻物などで知られている。


江戸編 :上野

2005-10-29 23:36:41 | ・大好き☆建築あれこれ
えどはくカルチャー 東京文化財建築めぐり
講師はお馴染みの米山先生です。いつもありがとうこざいます。
上野の山ってホント広いと、改めて思いました。
いつもは美術館や博物館を中心に訪れているので、
歴史上の名作を味わう、今日のコースは初めてです。
古建築は、自分自身がまだぜんぜん学習できていないので、
さすがに今回は楽しむまでの余裕はありませんでした。

復習も、傘をさしながらでのメモが解読不能で苦戦。
解説を思い出そうとするのだが・・・

今後の調べ学習のポイントだけピックアップ。
★和様・大仏様・禅宗様 様式の違いを押さえる
★どれくらいの規模か 桁行・梁間 
★屋根の形式→入母屋・切妻・方(宝)形
★瓦葺きは、本瓦葺き・桟瓦葺き 
★懸魚は桁隠し ひれがついてる
★木鼻の龍とゾウとバク デフォルメ
★東照宮の透堀の菱形デザインがステキだったな。

旧渋沢家飛鳥山邸

2005-10-29 11:27:41 | ・大好き☆建築あれこれ
晩香廬」と「青淵文庫」が、
重要文化財
に指定されるんですって~。
おめでとうございます~!!
どちらも大正建築のこじんまりとしたステキな建物です。
晩香廬は暖炉があり、栗材の趣にぬくもりがある洋風茶室です。
青淵文庫は書庫です。ステンドグラスやタイルを用いた華麗な洋館です。

私は、飛鳥山の桜が美しく楽しい、春の季節に訪れました。
ただいまちょうど秋のシーズン公開中です。
ぜひ、おでかけなさってみてはいかがでしょう。

器に見るモダニズム

2005-10-29 00:33:40 | ・アート・展覧会
表参道から外苑前まで青山通りを歩いて、
銀座線に乗り赤坂見附で降りました。
弁慶堀を越え、右手に丹下さんの赤坂プリンスを仰ぎ、
左手にホテルニューオータニ、
そのガーデンコート6階に美術館があります。

LUCIE RIE:ルーシー・リーの展覧会です。
私は、陶芸・やきものなどは、ぜんぜん詳しい知識を持ち合わせておらず、
いつもただながめてはなんとなく良いなぁ~と思う程度です。
でも、この方のは、なぜかとても引き込まれます。

オーストリア生まれの女性陶芸家で、ウィーン工芸美術学校の出身です。
ナチスから逃れるためにイギリスへ渡りました。
あまり厚みのあるごつごつした感じではありません。
うすいモダンな作風の器たちです。それが女性的で惹かれるのかな。
ウィーン分離派、ウィーン工房の流れを組む作風です。

展覧会場は、コの字型それぞれ長く一列に作品を並べているだけです。
作品の大きさによってか、台座に高低差や奥行きに変化はつけているものの、
シンプルな配列展示です。全体を見渡せます。
作品をゆっくり順番に見つめていると、静かに語りかけられている気がして、
とても感動しました。まさしく静寂の美です。
<ピンクのスパイラル文花生> なんて少しスゥートで素敵です。
それぞれフォルムも印象に残ります。

ウェッジウッド社の依頼を受けて、ルーシー・リーが試作した
ジャスパーウェアーのシリーズがあったそうですが、
それは残念ながら、製品化はされなかったとのことです。

製作中のご本人の写真が出ていたのですが、女性らしい柔らかい雰囲気でした。
真摯に陶芸に打ち込んでいる姿が伝わってきました。
「すべての新しい作品は新たな始まりである」彼女の言葉です。

光琳 元禄の偉才

2005-10-28 22:33:19 | ・アート・展覧会
根津美に行きました。
前回に出かけたのは、円山応挙の「藤花図屏風」でした。
さて、「燕子花図」 保存修復のため四年半ぶりのお目見えでしたが、
確かに金地が輝きを増したように思います。前のはもっと沈んでたような。
今回は、その他尾形光琳作品とのカンゲキのご対面がいっぱい!!

★国宝八橋蒔絵螺鈿硯箱 
蓋が開いていました。波模様がみえる~。
『伊勢物語』第九段、三河国八橋の情景を表した意匠。
燕子花の花びらがふるえるような輪郭線で、やわらかくひらひらした感じ、
葉っぱも先までしゅっと、とんがってる。
板橋の質感を、鉛の板で重々しく表現している。
硯箱にみられる一見自由で大胆な造形は、繊細な感性により、
計算しつくされたもの。 これはまちがいなく美しい計算だわ。
蓋表から四側面まで図柄はつながっている、連続している。
貝の放つ微妙な光と、金と黒漆がうまくとけ込んで、 
美しさがこの直方体にぎゅっと込められている気がする。

流水図乱箱
これは二口あるのだが、
ひとつは大きめで大和文華館に、
小さい方のもうひとつは個人の方が所蔵しています。
まさしく流水で乱れ箱って、ブクブクと泡の音が聞こえてきそう。
側面に盛り上がった白い菊がぽんぽんとついてるのがステキ。

扇面貼交手筥 重要文化財 大和文華館
もっと低く陳列・展示してほしかった。
私は背が高くないので、箱の底までちゃんと見えなかった。
背伸びしてガラスケースに顔をくっつけたけれど、ちゃんと見えなかった。
色味が想像していたのと違った、思ったより淡かったな。それに大きかった。
扇のカタチを大胆にうまく貼ってたな。

孔雀立葵図 重要文化財
これは二曲一双の屏風だけれど、どうして、立葵と孔雀が一双なのか。
立葵は白と赤が新鮮な色合い、孔雀は白梅を背景にシブイ。

★秋海棠図香包 一葉
ピンクっぽい色が鮮やかでキレイだった。

これだけ作品を並べると、よくわかります。
光琳は鋭い感覚の持ち主だわ。
絵画や屏風の平面から、陶磁など工芸の造形までどれもクリエイティブです。
モチーフも草花や古典文学までとりあげている。
京都の呉服商「雁金屋」のボンボン、大胆なのかも。
でも、人物図なんか、けっこう愛嬌あって可愛らしい。
弟の乾山との合作、銹絵寒山拾得図角皿の絵も思わず微笑んでしまいます。
光琳、好きです。

光琳かるた

2005-10-27 23:24:00 | ・とにかくラブリ~☆
かるたといえば、豪華で華麗な『光琳かるた・完全復刻版』
アレほしいなぁ~と思ったりしてます。
金箔を焼き付けた和紙、一枚一枚手作業です。
桐の箱に収められています。
天智天皇の札裏には、光琳のサインが入ってるんですって。

そうだ、明日はお天気回復するみたいだし、根津美術館に行こう。

ぼうずめくり

2005-10-27 21:51:21 | ・子どもの世界
子どもたちの遊びのなかで、
スタンダードに人気があるのが、百人一首かるたのぼうずめくりです。
シンプルながら、けっこう盛り上がります。

積み上げためくり札から、一枚引いて、
殿が出れば、その札をもらえ、坊主だともらえません。 
姫だとたまった札山ごともらえます。
坊主を引いてしまうと、手持ちの札は返さなくてはなりません。
一段高い台にお座りしている いわゆる だん殿と、だん姫をひくと
もう一回続けてひけます。
めくり札がなくなって、一番多くかるたをゲットした人が勝ちです。
蝉丸がでると、全員かるたを没収されます。

百人一首は、いずれ中学や高校の古文で出てきます。
覚えるのに苦労したような、アレってけっこう大変よね、、
まぁ、テストに出そうなやつだけ山はってましたが。
楽しく遊びながら、子どもたちの記憶にインプットできたらと、
なるべく名前を言って、「この姫さま 超有名人だよ、おののこまち。」
なんてやってますが、もっぱら名前で反応するのは゛せみまる゛だけ。
さすがに一、二年生ではまだまだそこまでは無理みたいです。

だが、思い出すに、元学童の゛かのんちゃん゛はスゴカッタ◎
こしきぶのないし たいけんもんいんのほりかわ・・
二年生にして、めくるたびにスラスラと見事に自分で読み上げた。
すごく頭の切れる子だった。
負けず嫌いでかなり気も強かったけどね。
もう転校してしまったけれど、今は五年生、記憶に残る女の子だったわ。

ジュニアリーダー

2005-10-26 20:11:24 | ・子どもの世界
月に一度、ジュニアリーダーの中学生が分室に遊びに来てくれます。
歌や手遊び 身体全体を使ってのゲームなど、いろいろみんなでやります。
今日は雨だったので、外遊びができず、待ってましたの大喜び。

♪猛獣狩りに行こうよ、猛獣なんて恐くない。
 だって鉄砲だって持ってるし、槍だって持ってるぞ、、
 せーの ゛マントヒヒ゛(←5文字なのでいっせいに5人グループをつくる) 

今日は、中2のみさねえちゃんと、いっつんにいちゃんが、
学校帰りの制服のまま来てくれました。ブレザーにネクタイです。
特に男の子はおにいちゃんが来てくれると体当たりで
思いっきりプロレス状態です。
男同士、日ごろ、お父さんにたっぷり遊んでもらうのは難しいものね。
子どもにとって、どれだけたっぷりでも、女の愛情とはやはり違うのかしら。 
なーんて思ってしまいました。確かにプロレス相手はママにはキツイよね。
みさちゃん、いっつん、お疲れさま、ありがとう♪
楽しかったよ、大変助かりました。また来てね~~。

星の王子さま

2005-10-25 23:08:54 | ・読書・新聞・メモノート
サン=テグジュペリ作の『星の王子さま』

私が持っているのは、内藤濯 訳の 岩波の愛蔵版1970第24刷発行。
「小さな王子さま」を「星の王子さま」としたのが素敵。
作者自身の手になった水彩画が、ほとんどページごとに美しく刷り込んである。

これまで岩波書店が独占的な翻訳出版権を有していたが、
その著作権保護期間が、今年2005年に満了した。
だから新訳がたくさん出ている。
池澤夏樹の訳本は、「美しい透明感あふれる日本語で生まれ変わった・・」
と紹介されている。読み比べてみようかな。

インターネットのオフィシャルサイトでは、
フランス語の原文を自分で訳してみようとのプロジェクトが動いているようだ。
箱根には「星の王子さまミュージアム」がある。 

「なに、なんでもないことだよ。
 心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
 かんじんなことは、目に見えないんだよ」 キツネくんが言うのです。

何度も何度も読みたくなる一冊。

ひとつぶの葡萄

2005-10-24 19:59:43 | ・山本達彦ミュージック
瞳の翳り 見逃すほど酔っちゃいないさ 

胸の銀の矢 空に射つよ 星と堕ちて来い
そして君だけ この掌 受け止めるさ tonight  詞・売野雅勇 

恒例のカクテルタイム、真紅の美しい海に葡萄玉が沈んでいる・・
達彦さんはグラスを片手に
美しいね おいしい。」
「もう一口いいかな?」って、私に聞くの。(だって目があったもん。)
「うーん」って、困って首をかしげちゃいました。私。