ザ・銀座・ギンザ

2006-11-24 23:55:06 | ・お気に入り空間・街並み
銀座通りの街燈が来年リニューアルされるそう。
新しい外灯はシンプルなモダンデザイン。
それはまったくの現代モダン。
デザイン画をみたけれどエッと驚くような変身ぶり。
今のレトロなその姿とは全然ちがう。
明治10年、ウォートルスの銀座煉瓦街では、
初めてガス燈がお目見えした。

女たちの銀座 the Ginza.and Women
ハウスオブシセイドウで開催中。
稲越功一のカメラが捉えた銀座4丁目交差点、
街燈から光を放つ連続した八光芒が一直線上に写り込んでいた。

お洋服の・・

2006-11-23 23:23:32 | ・とにかくラブリ~☆
モチーフイメージがいくつも違って見えると楽しい。
同じひとつのデザイン柄でも、何に見えるか。
見方によって、たとえば雪模様だったり、夜空の花火だったり、
その日の自分のファッションテーマに添って都合よく変化する。
着まわしというより、モチーフのイメージまわしが私のポイント。

お洋服屋さん、PolitiqueEやJines、PUPULA、そのあたり・・
ちょっとディテールにこだわっているのがフェイバリットスキ。
ひさしぶりにガーリーテイストラブリーなトップスを2着ご購入。
もともと好きなお花柄でもバラはバラにしか見えないかな。
いえ、薔薇だっていろいろあるわよね。
そうそうアンソニーのスイートキャンディとかさ。

日本とドイツの建築交流

2006-11-22 01:19:57 | ・講演・セミナー・シンポ

新建築住宅特集12 DECEMBER 2006 発売中
名住宅ダブルクリック018 悲しや最終回 米山 勇
     青木周蔵那須別邸 ゲスト 岡田義治
設計者の松ヶ崎萬長は日本建築学会の創設者の一人で、
ドイツで建築を学び、ドイツの建築技術を日本に伝えた建築家。

江戸東京たてもの園セミナー 平成18年12月2日(土)
建築家デ・ラランデと日独建築交流会場:江戸東京博物館ホール(両国)
     □13:00~14:30 ドイツ人建築家G・デ・ラランデとその周辺
           坂本勝比古 神戸芸術工科大学 名誉教授
     □15:00~16:30 日本に影響を与えたドイツ人建築家たち
           堀内正昭 昭和女子大学短大部 教授
     □17:00~18:30 ドイツから影響を受けた日本人建築家たち
           堀勇良 文化庁参事官(建造物担当)

 参加費: 各回1講座1000円ポッキリ!! 

 お申し込み先 ファクシミリ番号 042-388-1711

 往復ハガキ〒184-0005 東京都小金井市桜井町3-7-1
         江戸東京たてもの園「たてもの園セミナー」係

 希望講座(複数可)、住所、氏名、電話番号を記入の上お申し込み。

新宿御苑

2006-11-21 23:30:33 | ・花模様
お散歩した。黄色や赤に色づいていた。
大っきな樹木がいっぱい。
ずっと長いこと、じっとそこでエライね。
私なんかちっぽけだわ。
思わず手をまわして幹に抱きつきたくなったよ。
雨上がりで、葉っぱかな、なんかいい匂いがした。
深呼吸したら、ちょっと生き返った。

年暮る

2006-11-20 23:57:38 | ・その他・暮らし・日常
今日、いつもおなじみ地元の古本屋さんで見つけたよ。
東山魁夷展 HIGASHIYAMA KAII 1981 図録。
ちょっぴり古書のにおいがするけれど、随分ときれいな一冊。

「年暮る」が載っていた。この絵、とっても好きなんだ。
描かれたのは君の生まれた年だね。
昨年はふたりで山種美術館で観たよね。
「しんしんと雪が降る。・・・」
添えられた言葉がステキでその場で一生懸命おぼえたけど、
なんだったっけ出てこない 、やっぱり忘れちゃったよ。

今年もいっしょに観たいって、みちよは思ってるけど。
どうかな、叶うかな、だといいな。
神宮の銀杏並木もほんとは手をつないで歩きたいの。

お誕生日おめでとう。元気でいてほしい。
あなたのしあわせを変わらずに願っているよ。
願っているよ。
そうだ、図書館の本、ちゃんと返しておいたからね。

我がよき友よ

2006-11-19 23:48:51 | ・山本達彦ミュージック
達彦さん、豪華顔ぶれのライブがあったみたいです。
うれしそうにタツヒコブログに報告が入っています。
アルフィーにユーミンに、布袋さん、森山親子、スゴイ◎

達彦さんはソロでビューする前の大学時代、
オレンジと言う名のバンドを組んでいました。
ムッシュかまやつさんのバックバンドで
キーボードとコーラスを担当していたんです。

「我がよき友よ」が流行していた当時、
その歌はとなりのクラスの4Aの歌でした。
♪下駄を鳴らして奴が来るぅ~
学生服にしみ込んだ男の匂いがやってくる~

朝から歌っているのが聞こえてくるのです。
小学生ですよ、バンカラなんてわかりっこないのにね。
きっと担任の先生が好きだったのにちがいない。
でも、なんかイイ歌だわ、詞も曲も吉田拓郎さんなのね。
♪くちずさみたくなるわ~確かにみんなで歌うと楽しいかも。

北区

2006-11-19 00:41:09 | ・その他・暮らし・日常
シルバーメタリックな北区の大きな公の建物。
このトンネルを抜けると→大きなドームが待ちかまえている。
プラネタリウムだったけど、今はもうやってないらしい。
管理・維持するのがタイヘンだって。
もったいないね。子どもたちに星空みせてあげたい。

学童のえなちゃん、二年生の時、北区に引っ越したんだ。
もう今は六年生、背が伸びたろうね、元気かな。
スイミングが得意でさ、でもすごく繊細な子だったな。

あれはタイムトンネルみたい。
プラネタリウムデートしたこと瞬間で思い出してよぎって、
胸が痛くてせつなくて、楽しかったさっきまでがどっかに行ってしまった。
なので、帰ってきてからもレポの筆がちゃんと進まずありきたり報告で、
ゴメンナサイ。

東京の煉瓦建築

2006-11-18 23:49:39 | ・講演・セミナー・シンポ
北区の公開歴史講座に参加しました。
『東京赤レンガ物語~赤レンガ建築の歴史と魅力にせまる~』
江戸東京博物館都市歴史研究室助教授 米山勇先生の講演を拝聴しました。
レンガの積み方の種類から始まって(パッと見て理解できなくては!!)
明治から大正までの煉瓦建築をめいっぱいご紹介くださいました。
北区のコンドルの旧古河邸や、田辺淳吉の手になる晩香廬と青淵文庫に
至るまで、今回もなるほどと思える盛りだくさんの深く充実した内容で、
その講座の構成のウマイもって行き方にもノックアウト、
さすが米山先生だわと、やられてしまいました。
煉瓦の瓦、カワラとレンガの統一規格・似た性格だという分析もおもしろかった。

それぞれの時代の表現の良さ、再生のされ方、残され方をしている
国際子ども図書館は強くオススメだとおっしゃっていましたが、
同じく上野にある片山東熊設計の表敬館(1909)については、
最近、屋根も鮮やか緑青に葺き替えられ再生しましたが、
こちらは米山先生も執筆担当された書籍にも紹介されています。
建物のわかりやすい解説と見どころ、基本データが記載されています。

click! 建築 「見どころ」 博物館ガイドブック 彰国社
          建築家★街角で出合う名作
「建築家の作品に出合う旅は、明治から昭和という時代のなかで、
驚くべき集中力と向上心をもって創造にのぞんだ人々の道程をたどる旅でもある。」(米山 勇)
 

実は来月、綱町三井倶楽部と旧岩崎家高輪別邸(開東閣)に
訪れる貴重なチャンスにめぐまれました。ラッキー★
J・コンドルさんの赤ではないレンガ造邸宅をじっくりみてこようと思います。

INAX REPORT no.168

2006-11-17 23:43:39 | ・読書・新聞・メモノート
INAXショールームは銀座の入り口にあって、住所的には京橋となる。
建物が、緩やかにカーブしていている中央通りの位置にあるため、
9階ギャラリーの窓からは、銀座の中央通りがまっすぐ見渡せる。
そう、美しい銀座を一望できる私のお気に入りスポットなのである。
特に夜景は華やかな銀座の夜の顔を映しだす。

さて、INAXレポートなる季刊誌が発行されている。
冊子そのもの自体に重みがあるのだが、内容が写真も豊富で充実していてすばらしい。
最新秋号の特集は3つ。いずれもずっしりと読み応えがある。
特に著書の解題『神殿か獄舎か』長谷川堯に関する特集 が興味深かった。
時代を画した書籍 大正を通して現代をあぶり出すとの表題がついている。
建築評論家の長谷川堯さんと建築家の内藤廣さんの対談のなかで、
気になったことをメモ的に拾い出してみると・・・

・長谷川さんは早稲田大学文学部美術史の専攻で、卒業後、
 桑沢デザイン所で建築家の篠原一男さんにも学んでいた。
・1965年に平良敬一さんが創刊した『SD』に編集助手として手伝っていた。
・卒論「近代建築の空間性」で評論家デビュー。
・「日本の表現派 大正建築への一つの視点」『近代建築』1968.9~11
 まったく面識のなかった東大生産技術研究所の教授だった村松貞次郎さんから、
 編集部に一通の封書が届いた。お褒めの文面だった。
 「自分は゛明治建築゛を研究してきたが゛大正建築゛という
 あなたの歴史区画に共感できるものがある」と。
・「1890年世代」→今井兼次、村野藤吾、堀口捨巳、山田守
 大正時代に建築教育を受けて、大正時代に建築家としてスタート。
・夭折した後藤慶二や蒲原重雄が生きていたら、
 日本の建築の歴史は変わっていたかもしれない。
 もっと違うものつくっていたろう、村野藤吾につながるような何かを持っていた。
・『後藤慶二遺稿』「過去とも将来とも付かぬ対話」1925
・サルトルとベルグソン、ベルグソンと村野藤吾の間にいたのが有島武郎
・村野氏いわく「私のことを書くなら有島を読みなさい」
・プレゼンティストは実在する人間の現存しか信じ得るものはないという発想。

後藤慶二と村野藤吾が結びつくあたりが、なんとなく私にも理解できる。
自己の表現において、内から湧き出すエネルギーに共通性が感じられる。
しかし、村野さんから作家の有島武郎に流れるとは思いもよらなかった。
(或る女=葉子は傷つきながらも自由奔放に生きたのよね)
長谷川さんは大正建築の生き残りの建築家の一人として、
村野さんに傾いていった、最晩年はすがりついて過ごしていたとのこと。
建築家自身の自己性、独自の想像力が必要だと長谷川さんは語っている。

中谷礼仁さんのコラム文章から。
建築を建てぬ者が、何の後ろ盾もなくペン一本で建築を批判することは、
労多く益少ない作業である。
著『神殿か獄舎か』は、まだ命を削れる余裕があった長谷川が書いた珠玉である。
この論文のプロットの白眉は「豊多摩監獄」を中心に捉えつつ、
その設計者であった後藤慶二と、そこに収監されていたアナーキスト・大杉栄
という同時代の循環・転移を指摘した部分である。

中谷さんは、厳しく豊饒な建築批判がなくなってしまって久しいのを
自らの世代の怠惰にもあると、まだ命の削れるうちに批判を生み出したいとも、
述べられている。

長谷川堯 著『神殿か獄舎か』ますます読んでみたくなった。
後藤慶二にも村野藤吾にも、よりいっそう近づきたくなった。

髪を切りながら

2006-11-16 23:57:03 | ・アート・展覧会
たまたまサロン(美容室)で
ELLE DECOのちょっと前のナンバーを読んでいたら、
南青山にHYSTERIC GLAMOUR旗艦店がオープンと。
ブランドデザイナーの北村信彦さんが登場されていた。
内装プロデュースを片山正通さんが手がけていて、
対談記事も載っていた。
この前、併設の地下ギャラリーで森山大道写真展をみたけれど、
透明張りのあの建物、この夏に出来たばかりだったのね。
確かに新しい箱って感じがした。

ヘアカットしてくれていたお店の女の子が、
「ヒステリックグラマーけっこう好きです。」って、
自分の携帯電話を取り出して写メをみせてくれた。
そこにはちょっとセクシーな外人女性のプリントが写り込んでいた。
絵皿や蝋燭らしい。待ち受け画面にしてるんだって。
なーるほど、そんなテイストなのね。
オシャレでクールビューティーな若い美容師さん。
さすが流行モード、アンテナ感度も良好。
おしゃべりするのもハッピィですわ。


タッチストン 大橋晃朗の家具展

2006-11-14 23:57:33 | ・アート・展覧会
Touchstone,The Furniture Designed
by Teruaki Ohashi /GALLERY・MA

実は、ごめんなさい。
はじめは伊東豊雄さんを知る手がかりのつもりだったんです。
でも、大橋さんの家具、世界、深くて驚きました。
桑沢デザイン研究所卒業。建築家・篠原一男に師事。
ということは、アヴァンギャルドか。なんて。

カタチはポップで、キレイな色、カラフル、しかもピンク★楽しい。
★ハンナンチェアーは、キュート
シルバーフレームにカラフルお座布団積み上げてまるでハンバーガー、
ファブリックはアジアンエスニックパッチワーク交じり、にぎやかに調和。
ちっと失礼して、背もたれのフレームを下から覗いたら・・・
キャー魅惑の世界めちゃステキ

初期の頃とは作風が明らかに違う。
★椅子または台のようなイス/椅子ミリ(1975)
コレ、いくつも繋げられるの、カッコイイ。マイフェイバリット♪
恐る恐る腰かける。座り心地はよくないけれど。

つづく。 →と書きながら・・・
とにかく椅子でもキャビネットでも、家具に作り手のその時代の思想なり、
生き様みたいなのが反映しているのはスゴイって思った。
建築みたいに大きくなくても、作り手の何か魂に触れたとき、
それはただのモノではなくなる。生き物みたいに迫ってくる強さがあると感じた。

RAT HOLE GALLERY

2006-11-14 23:51:14 | ・アート・展覧会
表参道から歩いてきて、
プラダを右に曲がってちょっとまっすぐ、
右に曲がってMIUMIUのとなりのとなりの・・
地下のギャラリー 森山大道写真展 it
明るく一辺は透明な四角い空間、
白い壁三辺にぐるりと整然とフォトフレームが囲っている。
真ん中は何もない。

うーん、妖しく漂う魔化不思議なエロティシズム。
あの、ひとつ目は何を意味する? 意味はないかな。
あれぇ、聖橋かな。放物線がにじんでくっきりしてないけど、たぶん。
ふうん、ちょっとわからないけど、
何となくそんなそんな感じということで○△キャッチ。