耳鼻科を理解する

真冬の1月
姫の1歳1ヶ月のときのこと

1週間ちょっとの期間
鼻がずるずるだったので
毎日耳鼻科に通いました

鼻吸いをしてもらうためです

家のスポイトでも
今まで吸い取ったことはあったけど
寝ているときも寝苦しそうだし
鼻タレさんになってるときもあったし
中耳炎も心配だったので
最寄の耳鼻科へ行って 
医療用の
あの強力な威力と性能の機械で
しっかり鼻吸いをしてもらいました

まだまだ自力で鼻をかむことができないので
こうして吸ってもらうことで
治りやすくなるそうです

鼻がかめないので
耳鼻科で吸ってもらっても
その日の夜には
また鼻ずるずる

よく鼻水が出やすいとかなら
自宅用の鼻吸いの機械を
買ってもいいのでしょうが
うちの姫、
熱が出たのも
ひどいくらいの鼻水ずるずるになったのも
これまで2回ぐらい

耳鼻科で吸ってもらうのでいいでしょう

ちなみに
ワタシたちの住んでいる大阪では
その月の初めの2回までは
医療費が最大500円ずつかかる　
なので
同じ月で3回以上通うと
合計1000円以上のお金がかかることもなく
なんだかお得に感じるので
1週間毎日通うにしても
時間と手間がかかるくらい　

そうして
通いつめたのですが
姫の様子を見ていると
とある発見をしました

それは
耳鼻科で何をされるのかが
わかるようになった

これまで病院へ行くのって
基本的に予防注射くらい

注射を打つためにスタッフやワタシに
動かないように
押さえつけられたり
抱きかかえられるのがいやで
ギャン泣きしたりした注射でしたが
この耳鼻科では
鼻に管を入れられることや
鼻を吸われることの不快感で
泣いていました
 
つまり
初日とかは
診察室に入って
診察が始まってから泣いていたのですが
2、3日後には
診察室に入って
診察台に座るところから
泣き始め
翌日には 
その診察室に入る前の
中待合室で
すでに泣き顔

さすがに
耳鼻科の病院に入るときや
なんやったら
その耳鼻科の入っている建物自体に
入るときから
泣き始めるってことは
ないのですが

「この待合室は覚えている！
　中に診察室があって
　そこにはマスクをした先生がいて
　動けないようにされて
　鼻に管を突っ込まれるんだ！」
っていう
姫の思いがあるようです

そんな1週間強の
耳鼻科通いをして
毎日大泣きして鼻を吸われたからか
毎日処方されていた
粉とシロップの薬を飲んでいたからか
もしくは
このぐらいに暖かい日が続いたからなのか
鼻水、いつのまにか治まった

でもそれから
2週間後

また鼻タレ復活
鼻風船まで作っちゃってるし

というわけで
今日
ひさびさの耳鼻科へ行ってみたら
姫のいやな記憶は
2週間じゃ消えていないようで
今日も
中待合室に入ってすぐ
表情があやしい

正確には
そのときに診察を受けていた赤ちゃんの
大泣きの声が
聞こえたからなのでしょうけど
姫の口がへの字になり
泣きはしないけど
ワタシにぎゅっと抱きついてきて
いかにも
不安感がバシバシ伝わってきた

実際に
診察室に入ったら
入った瞬間
大泣き

鼻を吸ってもらっているときも
力いっぱい大泣き

でも
かなり大量の鼻水が取れ
すっきり終了

今日は初めて
ごほうびのシールももらいました

　　　　　　　　　　　　
今、我が家は
いろんなところからシールが出てきます

これ
「行く度に毎回もらう」
っていうママさんもいる中で
くれる／くれないの違いは何だ？？

とりあえず
耳鼻科をもう理解した姫

この前
3、4歳ぐらいの子が
「いや、行かない！」
って
その耳鼻科の建物の前で
ダダをこねてたけど
姫もそうなったらいやだなー

･･･一抹の不安


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