新型コロナウイルス対策としてテレワークが導入され、一定程度定着しました。
また、副業や兼職・兼業への規制が緩和されてきています。
さらに、企業に就職したとしても、終身雇用を前提としない働き方が増えてきています。
そういった働き方の多様化が進んでいます。
そのような時代背景から、学生で起業する人は少なくない時代に入っています。
こうなると、学生は雇用されることから視点を変え、経営する役割を意識するように変わってきている面が、今の大学生に見受けられます。
2010年度なかば以降増え続け、2021年度には、大学生が企業したベンチャー企業は全国になんと3300社以上あります。
大学も学生の起業をサポートする例が増えています。
基礎的な知識を伝えたり、事業の計画書を作成するやり方を教えるセミナーを開いています。
アメリカのシリコンバレーでの研修を受ける機会を提供する大学もあります。
また、アイデアや試みを事業化する資金援助をする場合もあります。
さらに、メンター制度を導入し、起業の専門家が学生の志の具現化に向けて、指導してくれます。
このようなサポートに力を注いでいる大学は、関西では近畿大学です。
この大学は、学生の起業をサポートする施設を学内に設置していて、学習ブログラムを整えているという力の入れようです。
あわせて、この施設は同じような志をもった学生が集うコミュニティの役割をはたしています。
学生のうちに法人化することを目指す学生がいます。
今後、組織に雇われる生き方から、自分で起業して、社会や地域に貢献する生き方をする人がさらに増えてくると予想できます。
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