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人工知能(AI)が人間の知能に匹敵するものになるのでしょうか。
最近のAIの進化には目を見張るものがあります。
しかし、本来心配すべきは、AIが人間に近づくというよりは、AIを使うことで人間が人間らしさを失うことになるかもしれないということです。
AIは人間の思考レベルには到達できないのではないかと、わたしは思います。
人間の思考は複雑で、感情の機微もあります。
さらに、それよりも危惧されるのは、Chat GPTや生成AIを使う時間が増えて、デジタルの枠に私たちが押し込まれてしまうことです。
その結果、物質的・数学的思考に基づく論理性のある思考を正しいとする科学万能論に人間が陥ってしまう危険があります。
人間の思考には感情が入り込み、論理性よりも優先してものごとを考えるという特徴があります。
それが人間です。
つまり、論理性よりも人間性が出るのが思考というものです。
だからこそ、考えるのは難しいのです。
AIにたよるのは、考えなくても済むという習慣を固定化していくという危惧を抱きます。
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