幼い頃からずっと耳が聴こえなかった29歳の女性が、人工内耳をとりつけ、はじめて人の声を聴く場面を映した動画を観たことがあります、
医師が話しかける声を聴いたその女性はポロポロと感激の涙を流し、号泣し続けていました。
ありふれた道を、ふつうに歩けること。
好きな人に、ふつうに会えること。
友だちと笑いながら、ふつうにおしゃべりできること。
ふつう
ふつう
ふつう
それらのすべてが、実は奇跡なのです。
ときどきでいいから、それを思い出すだけで、世界を見る目は必ず変わります。
(西沢泰生 著『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』より)