今、思えばこの日が鬱のピーク。
仕事から帰り、お風呂に入り、
(何日入ってなかったことか・・・)
パソコンの前で、
例の、やる気になれなかった気の重い仕事を一気にやっつけ、
お客さん宛てには、
「お代をいただかない旨の連絡をしたのは、
これが、そちら様にとっていい結果を生むとは限らないから」
という一言を添え、
(はっきり言えば、こんなことしない方が絶対いいと思うよ!
・・・とまでは、さすがにもう書けなかった)
夫には、このまま帰って来たくなくなってもいいように、
「○○さんに、ビデオを返してください。
ネーチャンに、レターラックの中のチケットを渡してください」
云々と、遺書めいたメールを書いて、
全部、ひっくるめて送った。
遺書になってしまってもいいと思うぐらい、身辺整理した。
あー、さっぱりした。
嫌でたまらなかった仕事を、とにかく片付けたので、
あとは、もうどうなってもいい。
本当に知らないからね。
そんなことしない方がいいよと、私は何度も言ったからね~!
2~3日帰れなくてもいいように荷物を作って家出。
娘は、ミュージカルワークショップ。
息子は、飲み会。
家に帰るにしても、せめて一番最後に帰りたいのだ。
家にいたくない。
明日、仕事がなかったら、健康ランドにでも行きたかったな~。
ファミレスで、ゆっくり食事をしながら、どうぶつの森&読書。
ちょこちょこ、小さい物を注文し続けたので、
何時間いても、嫌な顔はされなかった。
帰宅して、メールを見た夫、
また私をさがし歩いたらしいが、
ちゃんと、いた場所をさがしているのに見つからないというのは
どういうことか。
本気でさがす気はないんじゃないか。
最終的に、発見され、
仕事をやっつけたことで、夫とじっくり話す。
やっと私の話を聞く気になったらしい。
今回の仕事の件だけでなく、
最近積み重なっていた、ものすごく些細ないろいろなこと、
全部が、たまらなく嫌だったことを話した。
11時半頃、息子から電話。
留守電にしていたら、今度は夫の携帯が鳴る。
「心配するじゃないか。
いや、心配はさせてもいいけどさ、
せめて電話には出ろよ。
俺にも、ジャスミンにも、頼っていいからさ」
まともなことを言うじゃないか。
「せめて電話には出ろよ」という一言、
本当は、そのままお返ししたいが、
今はありがたく、気持ちをもらっておく。
あと、最近の心のひっかりの大きいものは、
娘にお弁当を作ってやれていないこと。
本屋にいる間はなんとか大丈夫。
今日は、ポポちゃん、のんちゃん、ること、
ミュージカルカラオケに行く約束をしている。
(かぎしっぽさんは旦那さんの体調が悪く不参加、残念)
皆と一緒にして、ミュージカルソングを歌って、
そういう時は、ちゃんと楽しい。
ポポちゃんの声はあいかわらず素晴らしいし、
(先日、教室で突然指名された時の100倍はよかったわ。
やっぱり緊張していたのね)
のんちゃんは、楽譜を見ながら勝手にハモってくれる。
るこは、フォーリーブスを踊ってくれる。
解散した後、家に帰りたくなかった。
帰ると危険な気がした。
ドトールで、どうぶつの森&読書。
ネーチャンが、途中で合流する。
うちの村の店に、レア物の王冠(120万ベル)があり、
DSを持参していないネーチャンは、
「今日、これ貸して!」と言って、持ち帰った。
私はあいにく、王冠を買えるほどのお金は持ってなかった。
その後、ベローチェで家出続行。
ゆっくり本を読めたが、
昨日、手をつけかけて、できなかった厄介な仕事が気になる。
どうしてもやりたくなくて、
(『それならどうして最初に断らなかった』と夫は言うが、
やり取りしている間に、どんどん話が変わってきたんだもん)
いっそ、
「担当者、急死しました、申し訳ありません」
とでも言ってもらうのが、一番いいんじゃないかと思う。
帰宅した夫は、私をさがしにベローチェにも来たらしいが、
見つけられなかったらしい。
脚が悪いのに、そんなに遠くまで行かないよ。
この脚の痛みも、欝の原因のひとつかもしれない。
今日、皆でお出かけする地下鉄の中で、
特にどうしてもすわりたいわけじゃなかったし、
シルバーシートの前で、杖にすがって立っていても、
若者は誰も譲ってくれないのも熟知している。
このシルバーシート問題は、脚がつらくてしょうがなくなってから、
ずっとずっと考え続けていたけど、書いたのは初めてだ。
いやぁ、人生勉強しちゃってるわぁ。
でも、長い脚をおっぴろげて、すわっている若い男の子の、
(ちょうど、うちの息子よりちょっと年上ぐらいの年代か?)
広げて投げ出した足先に、前に立っている私の杖が
ちょっとぶつかって、チッ!とにらまれた時には、へこんだねぇ。
もちろん、すぐあやまったんだけどね。
「んだよ、ったくもう、ジャマだなぁ」みたいな顔されて、
へこむよなぁ。
人間というものに、つくづく失望しそうになるよ。
閑話休題。
閉店ちょっと前までベローチェにいた後、
そのへんを自転車でふらふらしていたら、
私を捜索中の夫に見つかった。
帰宅。
「もう、あの仕事断るよ」と言うが、
そんなことできるか。
そもそも私は、
「この仕事はやっても効果が期待できないし、
悪い結果になることさえ考えられるから、
今回は、代金をいただかずにやることにする」
と言ったのだが、
(そうでもしないことには、できそうになかった)
旦那は、
「そんなこと勝手に決めるな。
取らないなら、おまえの取り分だけにしろ」
と言ったんだ。
そうだ、それが欝の決め手になったんだった。
やっても絶対にうまくいかないとわかっていること、
お金までとって、できるかよ。
(あ、ちょっと怒りが出て来たので復活の兆し)