ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

11月21日(土) 「マツリワタリ2020〜マツリを止めない〜」1日目

2020-11-24 12:42:00 | 6-dim+

無料でYouTube配信。  

会場では限定10席。 

2日間で6回の即興の公演。 

これを1回でも見逃したら後悔するのは目に見えていた。 


 https://youtu.be/vNv9TIvX0GI


 https://youtu.be/fZ5NYfsiKD0


 https://youtu.be/s_NHdglQIFY


 https://youtu.be/2SbmDXkmfRA


 https://youtu.be/WY0juPLWFKA


 https://youtu.be/j5yDIVZO9X4




13:00の回】 


渡猛+山本圭祐+小西真理 


この山本さんが期待をことごとく裏切り続けるのが、全然嫌じゃなくておもしろい。 

元気よく、きっぱりと、すがすがしく嘘をつくキャラ。  

存在自体がとても魅力的。 

コニタンのピアノの素晴らしさと言ったら。











16:00の回】 


ヒトリワタリ。 


ペーパーズから始まった「ガス」みたいな名優のシーン。 


主人公を「20歳」に設定して始まった成人式での告白2景。 


猿の編みぐるみを相手役に選んだ「ゴミ捨て場」のシーン。 

この子は渡家に生息しているお猿さんらしいのだが、いじらしい可愛さがタングと重なった。 


もちろん最後にはそのすべての登場人物が再登場してスクランブル。 








19:00の回】 


ヒトリワタリ。 

なんだけど、 

「自分ができることをやっていたらつまんない」 

ということで、できるかできないか、ギリギリの崖っぷちにまで自分を追い込んだことをするという。 

題して「三つのワタリ」。 


最初に1人目のワタリが即興芝居をする。 

それを撮った動画を流しながら、その録画の中の自分と2人目のワタリが即興で会話をする。 

数秒前に自分が言ったことを忘れてしまう私には無理。 

ここまでは昔、ヒトリワタリで観たことがあるのだが、今日はそのさらに上を行く。 


2人目までが即興芝居している動画を流しながら、3人目のワタリが即興芝居をする。 


すんごいよ! 

もう本当にすんごかったよ! 

毎回、限界突破してくる。 


さらにすごかった次のバージョンは、1人目のワタリがサイレントで即興芝居をする。 

その録画した動画を流しながら、2人目のワタリがサイレントで即興芝居をする。 

さらにその録画した動画を流しながら、3人目のワタリが、2人分のサイレント芝居に吹き替えをしてシーンを作っていく。 


もうね、頭おかしいでしょ。 

(もちろん誉め言葉) 


その後のモモコのやかましさ、一瞬でしおらしく変わる色っぽさ、これは芝居ではなくチャネリング。











必ずや何かやってくれるってわかっているのに、あまりにも凄くて。 


6-dim+ライブの凄さとは少し違っていて、もっとストイックで、娯楽よりはもはや神の芸術。 


1日目からこんだけやっちゃったら、明日どうなんの。 


すごいものが生まれる瞬間に私は立ち会っている。


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