ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

5月24日(火) 江戸・東京博物館

2016-05-29 18:38:34 | 劇団NLT
劇団NLT支持会の親睦会で、江戸・東京博物館へ行った。
今年は稽古場見学がないので、代わりに企画されたのだそうだ。
昔は由起艶子さんが「シジカイガール」としてがんばっていたが、今は杉山美穂子さんがバリバリやってくれている。

二つのグループに分かれて、無料ガイドをそれぞれ頼んでたっぷり江戸ゾーンを見て回る。

私のいたチームは、川端さん、由川さん、根本さん、エコー9期生のナベケン、佐藤まりさん、凪ともこさんが一緒だった。
別チームには杉山さん、弓澤公望さん(NLTの養成所最後の卒業生だそうだ)、宮本亜美ちゃん。

私は歴史が苦手で、江戸のことを何も知らなかった。
知っていることといえば、マンガ「風光る」やよしながふみの「大奥」、ドラマの「大奥」で得た知識ぐらい。


中村座





日本橋の様子








江戸城???





えーと………





一般的な長屋の一部屋





火消し・ナベケン





高価な本
貸本屋が人気





江戸前寿司の屋台






越後屋さん





花火大会






江戸は計画的に作られた町であるらしい。

江戸は水道完備であったらしい。
汐留の土地開発の折には、地中から江戸の水道管が発見されたそうだ。

江戸の人々は生活を楽しむのがじょうずだった。
あちこちに遊びがある。
ダジャレが特に多い。

タコの着ぐるみを着て(アースラではありません)走ってる人がいたりして、江戸マラソンかと思った。

町では大道芸があったり、紙芝居屋がいたり、花火大会ではペットボトルなどがない代わりにスイカを売る小舟が川を行き来する。

細かい刷りを重ねて作る絵や、高価で買えない本。
日本の識字率が非常に高いのも凄い。

おもしろかった。

川端さんはガイドさんに負けないぐらい江戸の事情に詳しくて(たぶんその頃から生きていたんだと思う)、大伯父様は火消し・よ組の頭だったそうだ。

集合写真を撮ってからお茶会。

まりさん、凪さん、由川さん、ナベケンと同じテーブル。

まりさんが、凪さんやナベケンに、ご自分の注文したアップルパイを一口ずつ分けてあげて、
「私が気づかないうちになら、もっと食べていいよ」
と言う。
なんだかあたたかい。

まりさんはニコレットをやったことがあるそうで、ニコレットの歌を合唱しちゃった。

「いつも私の前に鷲尾真知子さんの名前が燦然と輝いている」
とおっしゃった。

楽しかった。
よく遊んだ。

NLTのファンサービスは充実してる。
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5月17日(火) テアトルエコー「淑女はここにいる」

2016-05-21 03:28:59 | テアトルエコー
テアトルエコーの公演「淑女はここにいる」を観に行った。
フライヤーがあまりに魅力的なので惹かれた。
ホームレスの女性4人の物語だ。














安達忍さんがFacebookのエコーのページで
「言葉にならないほど観ていただきたい」
と言っているのを読んで、発作的にチケットを取った。

空き缶拾いで日々の糧を得ている彼女たち。
ホームレスは本名をお互いに知らせないので愛称がある。
小宮さんはネエサン。
安達さんはコツブ。
岡さんはデルコ。
重田さんはリエ。

ホームレスとはいえ、彼女らは亡きレジェンド・ボス(田村三郎さん)が廃品で作った掘っ建て小屋に住んでいる。

歯みがきして、ペットボトルの水でグチュグチュうがいをして、そのままゴクリと飲んでしまう岡さんに持ってかれた。
一気に空気を作ったね。
気が強くてキャンキャン嚙みつく重田さんのキュートなこと。
鉄条網を巻いたバットを振り上げたりして魅力的。
安達さんはやさしくて公平で、ボスをして
「20年前なら俺はおまえを口説いてたよ」
と言わしめる美女。
統括していたであろうネエサンは、ちょっと認知能力に翳りが出てきている。

川本さんのホームレスは、ものすごくばっちい様子で出てきたが、銭湯の回数券をもらい、大方の予想通りにスッキリ綺麗になって現れる。
些細なギッチョンチョンがいちいちなめらかで、こっそりしているので笑える。
四谷さんみたいだった。

落合さん、うまい。
淑女たちに翻弄されている加減が絶妙。

居候の家出人の良太(愛称はオサム)や、社会復帰を果たした元ホームレスの七海との関わりで、4人の淑女たちの生きていくための覚悟のようなものが見える。
調子が悪いのに、信念を持って断固病院へ行かないネエサンの言葉でもわかる。

安達さん、岡さん、重田さんは同期の桜の4期生だ。
36年前に揃ってエコーに入団している。
養成所時代も含めて38年間をともに乗り越えて来た3人だからこそ生まれるテンポや呼吸が、とても心地よい。
継続の重みってこういうことなのだ。
強く惹かれる。

観てよかった。

ちなみに、個人的に注目している加藤拓二さんはかなりのマッチョなので脳みそまで筋肉という感じのホームレスだった。
本当は加藤さんは、デリケートな紳士の役がおもしろいと思うのだが。

3人のベテラン女優たちの38年でさえ充分な重みだが、テアトルエコーは今年、60周年。
(関係ないけど今、私が勤めている会社も60周年)
過去の舞台写真が展示されていました。

若いサッコと後藤さん。







今でも歌える「純情雪景色」 や「恋愛二重唱」。









紀伊國屋演劇賞受賞後、若くして亡くなった平井道子さん。



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5月14日(土) ミュージカル座「ニッキー」

2016-05-15 20:59:26 | ミュージカル
たどぅが出演しているミュージカル座の「ニッキー」を観に行った。







たどぅにとっては2度目の「ニッキー」だそうだ。

予備知識なしで行ったら、なにこれ、おもしろいじゃないの!

以下、ネタバレあります。

40歳のおじさんと、10歳の女の子の心が入れ替わってしまう。

女の子のおじさんっぷりが、びっくりするほどよくて。

それから、たどぅ!

たどぅほどの努力家を私は知らない。
初めて会ったのは、9年前の3月17日だった。

緊張のあまり、全身が震えていて笑いが止まらなかったたどぅ。

私がぼんやり過ごしている間に、たどぅはたゆまぬ努力で、グングンうまくなり、どんどん大きなプロの女優になった。

歌もダンスも芝居もすばらしい。

人の何十倍もの密度で生きていると思う。

あまりに素敵な舞台でのたどぅを見て、この9年間のことをいろいろ思い出して、ロビーでたどぅに会ったら涙が溢れて来た。
たどぅに会えて本当によかった。

あと思ったのは、やはり芝居も歌も、足が自由に動かないと困難なのだということ。
下半身不随で舞台に立っていた女優さんがいたけど、並々ならぬ苦労があったと思う。

今になって気づいても遅いが、私はなんと怠けた人生を送って来たんだろう。
やり直せるかな。
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5月6日(金) 東京コメディストア:D!

2016-05-10 20:48:56 | 東京コメディストア
2012年、マヤ暦とともに終末を迎えた東京コメディストアj。

今日、純さんディレクターのインプロ集団が新たにデビューしました。
その名も東京コメディストア:D。
Dが何のDなのか、まだ明らかにされてはいないが、「:」が入って笑顔の顔文字になってる気がする。

4年半。
4年半待ち続けていた。

6-dim+とはまた違う、jの流れを汲むインプロショーを。

純さん、りょーちん、マミちゃん、ヨダちゃん、ヒデトモ、としし、うっちー、それから初めて見る顔が2人。
マイキーとしゅう。

夫と一緒にクロコダイルに行きました。








































クロコダイルも1年半ぶり。
懐かしいクロコダイルの匂い。
2007年から2012年まで、ずっとずっと通ったクロコダイル。
どんなに嬉しいか!

ウララさんや京ちゃんや銀ちゃんもいたら、もっと嬉しいんだけど。

楽しくてしあわせだった。

毎月通うよ、TCSD!
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