ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

6月16日(金) 「ハーヴィーからの贈り物」 by NLT

2006-06-17 10:38:39 | ミュージカル

ゆうべの深夜と、今朝、またグレムリンの態度がひどくて、
ズーーーーーンと落ち込んだけど、
すごく忙しく仕事しているうちに、少し浮上した。

夜は、ること六本木の俳優座で観劇。
11年ぶりの劇団NLTです。
なんと、もうNLTの事務所は六本木にはないのだった。

大昔(それこそ大昔、32年も前だ)、
初めて行ったNLTは、今の俳優座とは反対方向にあり、
事務所に、故・青野平義さんがいらしたし、
1階の喫茶店(なんて店だったっけ?)には、
故・山本廉さんがいらした。

20年ほど前、NLTは俳優座の裏に、
きれいなアトリエを建てて引っ越して・・・
その後の行方を私は知らない。

ること2人で、確かこのへんだったよねぇと
歩いて懐かしんだ。

NLTの公演は11年ぶりだし、
俳優座劇場も「ら抜き」以来の6年ぶりだった。
NLTは、なんとなく・・・客層が大人で上品だ。
昔からそうだったような気がする。
私は、下品な大人に育ってしまったけど。

前から2列目の、とてもいい席で嬉しい。
開幕前、ライトが落ちた時にいきなりるこが叫んだ。
(いや、実際には私にささやいたんですが)

「AKIが来てる!」

AKI
は亡き親友で学生時代、よく一緒にNLTを観に来ていた人。
特に、ることAKIは、今日も出ている川端槇二さんと親しかった。
川端さんは、るこの結婚式でスピーチもしていたし。

(話はものすごく逸れるが、
私の結婚式でスピーチしてくださったのは、鷲尾真知子さん
さらに、もひとつ逸れるが、元四季の小林アトムさんは、
るこの結婚式で司会をして、歌まで歌っていた!
その両方の式で日舞を踊って祝ったのが藤間流名取だったAKI

私は何も感じなかったけど、
私たちが観に来ていて、川端さんが出ているんだから、
AKIが来ていても全然不思議じゃないよねと思った。
一瞬、左隣にすわっているるこが、
まるで、AKIのように感じられた瞬間もあった。

で、「ハーヴィーからの贈り物」
すっごくおもしろかった。
ひっくりかえるほどの爆笑というわけではないが、
NLTには、観客と「あるひとつの法則」を共有する所がある。
今回の公演については、ネタバレになるので書かないけれど、
たとえば、別の芝居。
川端さん演じる教師が、
「わかりました、ちょっと私の部屋へどうぞ」
と一言いうと、それだけで観客は大笑いする。
なぜかというと、そこに至るまでに共有した法則があり、
その台詞を言われた相手は、存在してほしくない相手とみなされ、
小鳥に変えられてしまうのだ
ということを、観客は皆、知っているから。

ちょっと説明がくどいが、NLTのおもしろさって、そういう所。
すごくおしゃれなのだ。
勘違いとすれ違いが、きれいに編みこまれる。

川端さんも、木村有里さんも、あいかわらず素晴らしい。
若い役者さんも、おもしろい。

終演後、川端さんにも11年ぶりにお会いした。
鷲尾さんと一緒に舞台で跳ねまわっていらした頃は、
20代だったのですもの。
我々も年をとるはずだよね。
(我々は10代だったのだ!)

「すごくいい芝居だった」
「おもしろかったね」
と、ること話しながら帰る。
るこは、
「AKIは義理堅いから、きっと毎日観に来るだろう」
と言う。

私も、AKIと同じ所へ行ったら、
(そんなにいい所へは行けないかもしれないな)
毎日毎日、あちこちの舞台を観てまわりたい。

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6月15日(木) 飲み会

2006-06-17 00:43:31 | 日々雑記

久しぶりに、何も予定のない公休日。
やはり気は滅入っていて、お弁当作れず。
娘、ごめん。

家出する気にもなれないほど疲れていて、
昼の12時から夕方6時まで、
一度も目覚めず、爆睡。

6時半から職場の飲み会。
必死で起きて出かけた。
うちの店から、ネーチャン、tomoさん、マスオさん
OGの、moeちゃん
某店から、旧知のハムハムさん、旧知のkatuさん
初対面の、ISさん
全部で8人、なかなか盛況。

ハムハムさんのどうぶつの森とも通信できた。
ハムハムさんの村に、
私の村にいるのと、まったく同じキャラが住んでいた!
会いに行ったのに、知らない顔された。
ドッペルゲンガー?
パラレルワールド?

心配した夫が迎えに来てくれた~。
(いつも来てくれたことないのに)

ハムハムさんと、マスオさんが2人そろって、
「グレムリンくんは、本質的にはいい子だから」
「大丈夫だから」
と口をそろえて言ってくれたので、少し安心したが、
意味を深く考えずに発言する癖のあるtomoちゃんから、
「そりゃ、親の前で悪く言うにも限度がありますもんね」
と、さらりと言われるのは、その翌朝のことになる・・・。
普通だったら、悪意のある発言だよな、これ。

(続かない)

コメント (3)
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6月14日(水) うっかりるらるら♪

2006-06-17 00:19:22 | ひとりごと

ネーチャンに午後の仕事を代わってもらって早退し、
娘の高校の、初めての保護者会に行く。
担任の先生は、やさしくて一所懸命でいい先生だ。
クラスの雰囲気も聞かせてもらい、楽しく帰って来た。

すると息子がいるじゃん。
あーあ、また学校行かなかったな。
けっこう遠い学校なので、
朝出て、一度帰って来て、夕方まだ行くなんてありえない。
絶対サボり。

宅配の不在連絡票が入っていたので、
再配達の手配をして荷物を待つ。
それで今日は、家出ができなかった。
まあ、娘もいたし・・・。

届いた荷物は、
宝塚雪組「仮面のロマネスク」のDVD!
夫が誕生日プレゼントに注文してくれたの。
あまりにもヴァルモン子爵が素敵なので、
一瞬、鬱を忘れた。

この日、荷物を待つ以外に自分が何をしていたかも忘れた。

なんて素敵なの・・・ヴァルモン子爵
なんて悪い男なの・・・ヴァルモン子爵

ミモザの花の歌をソロで歌っているのは、
先日、ミュージカル教室に光臨した歌姫ではないかと思うのだが、
どうでしょう? マンゴジェリー。
どうでしょう? グリドルボーン。
あっ、鬱を通り越して、ちょっと変。

ヴァルモン子爵を、待ち受け画面にした。



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