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ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

3月13日(火) ア○ラック親父再び

2007-03-13 22:49:43 | 本屋ネタ

バーコード親父改めアフ○ック親父と命名します。
過去に、こんな前科を持つ迷惑なおじさんです。

この親父さんが、今日の夕方、
ちょうど店長が休憩中で、私一人しかいない時に来ました。
この人、
「この本、取り置きしといて」と、何冊も預けっぱなしにして、
2ヶ月も、3ヶ月も買いに来ないで、
あげくの果ては、
「やっぱり、これキャンセル」とか言う人です。

その、○フラック親父が私一人の時に来て、
本を3冊、レジにぽんと投げて、
「これ、取っといてね」と言ったのだ。
こういう時、念のために、
一応、いつ頃、取りにいらっしゃれるかをお尋ねすることにしている。
いついつまでも、置きっぱなしにするわけにはいかないから。
「ご来店のご予定はいつ頃でしょうか?」と聞くと、
「う~ん、1週間後!」と言う。
「では、1週間以上、ご来店がない場合は、
 棚に戻させていただきますので、ご了承ください」
と言うと、
「棚に戻さなくっていいんだよ! 取っておいてよ!」と言う。

何言ってんの、
「買いに来ない場合は棚に戻す」って言ってるだけでしょ。
買うんなら戻さないわよ。
「キャンセルなさったこともおありですから」と丁重に言うと、
「ぼく、いっつも買ってるじゃない。
 キャンセルしたことなんか一度もないよ」
と言う。

本気で忘れているのかなぁ・・・???

「取っておいてね」とキープした本を、
「やっぱりこれ要らない」と言ったことの方が多いのに。
まともに買ったことの方がよっぽど少ないのに。
「今日中に買いに来る」という週刊誌を、
1週間以上取りに来ないで、
返品期限が過ぎたから、返品したら、
3週間もしてから、
「買おうと思ってたのに」って言ったよね。
取っておけるか、そんなん!

しょうがないので、
「では来週までお預かりしておきます」と言ったんだけど。

どうやら、アフラッ○親父さん、ちょっと機嫌が悪くなったらしい。
怒っちゃったらしい。
本屋の店員に、しかえししたくなったらしい。
ぎゃふんと言わせたくなったらしい。
 ↑
死語??

10分後、おもむろに戻ってきて、
「悪いけど、さっきの本、棚に戻しておいて」
と言うので、
「はい」と一応返事をしたら、
「他の店で買うから!」と、素敵な決めゼリフを残して去って行った。

う~ん、決まった、決まりましたよ、親父さん。
カッコ悪さ全開です。

あら~、お客さん一人、のがしちゃったわ、なんて誰も思わない。
取り置きだけしといて、買わない迷惑な人、
来なくなってくれた方がありがたいんだもん。
他の店で買ってください。
でも、他の店で果たして2ヶ月も3ヶ月も取っておいたあげくに、
「やっぱり要らない」なんて言うお客さんを、
ありがたがってくれるでしょうか。
そんな本屋、そうそうないと思うよ。

むしろ、うちはそうとう我慢強い方だと思うけどな。

とにかくもう来ないでくれるらしくて、とてもありがたい。

思わず、証拠をさがしたくなって、
タイムカードを押した後で、勝手に残って、
過去3年間の客注伝票を調べて、
彼のキャンセル歴を捜査したのだが・・・
全然ない。

つまり「取っといて」だけで終わるから、
客注伝票を書くまでもなく、
ただのメモ帳に、「アフ○ック様おとりおき」と書いて、
数ヶ月放置されるパターンが多いってことよね。
そもそも、これじゃお客様でもなんでもないじゃん。
むしろ、出しておけば売れる本を、
束縛したあげくに、要らないと返すんだから営業妨害だ。

くだらない悪意に触れて、またちょっとへこんじゃったな。
どこかで元気を補給してこなきゃ。

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3月1日(木) てんてこまい

2007-03-02 08:16:29 | 本屋ネタ

エコーのG先輩から、
「その恋わずらいのせつなさは貴重です」
とメールをいただき、また元気が出た。

テンプレートも恋ボケバージョンにしてみました。

今日はお休みの日だったのだが、
北川先生のクラスもないし、
一人で家にいると落ち込みそうだし、
仕事がものすごっく忙しい日でもあるし、
ということで、休日出勤しました。

行ってよかったみたい。
まだ慣れないバンビ君の育児に追われて、
パパ店長は忙しそうだし、
いろんなことが、ネーチャン一人では大変だったかも。

整形外科で痛み止めをもらって帰宅。

9時前に、眠くて眠くて撃沈してしまった。
9時間以上は確実に眠ったな。

あー、でも2日にはジャンプコミックスが出る。
また忙しい・・・。

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2月20日(火) 定年オヤジのしつけ方

2007-02-20 17:57:38 | 本屋ネタ

昨日、あんな嫌な上がり方をして、
やっと立ち直った所なのに・・・
朝から、また理屈の通じないおっさんが来ました。

開店は10時です。
それまではまだ、レジにお金入ってません。
つまり、お買い物できません。
店内の電気も点いてません。
準備中です。

ただうちの店、ドアがガラスなのがいけないんでしょうか。
外から、中に人間がいるのが見えるんです。

そりゃいるよ、人間。
開店前に準備しなけりゃ、開けられないじゃん。

9時50分。
おっさんがドアを叩いた。
「開けて! ダメ?」
というジェスチャーをしている。
ネーチャンが、
「10時開店です」と言っても、粘っている。
店長が、
「何かご用でしょうか」と聞くと、
「入っちゃだめ?」と言う。

外は寒くて、雨が降っていた。
店長は、どうぞとおっさんを中に入れてしまった。

私は、
「まだレジの準備ができていないので、お会計はできません」
と、念を押しておく。
すると、「この本ある?」と新聞の切抜きを出す。

だーーかーーらーー!!!

今、開店前の準備をしているわけさぁ。
本の検索なんか、開店後の仕事でしょう。
仕事のジャマしないでほしいんだよねぇぇ。
・・・と思いつつも、検索する。
1冊だけありそうだ。
たくさんあるとか、全然ないとかならいいが、
1冊だけあるというのは一番難儀だ。
探すのに時間がかかる。

「ありそうですね」と言うと、
「10時まで買えないの?」と言う。

あのねぇ。
「準備中」と書いてあるうどん屋に入って、
「うどん作って」って言わないでしょう?
それと同じことなんだよ。
わからないの?

そこへ店長がレジ用のお金を持って来たので、
開店5分前に、レジを開設することになった。
ゴリ押しすれば通ると、思わせないでほしいんだけど。

すると、そのおっさん、
店長が探して持ってきたその本を、
買うのかと思いきや、レジ前で立ち読みし始めた。
付録を組んだ雑誌を運ぶのに、そこにいられるとジャマ。

立ち読みしながら、
「これ、明るくなんないの?」と言う。
あほか。
店の電気をつけたら、
あんたみたいな客が、どんどん入って来ちゃうじゃないか。

結局、彼は10時5分まで立ち読みをして、
その本を買って行きました。

本の題名は「定年オヤジのしつけ方」

何かの冗談か?



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2月19日(月) そんなに男がいいか!

2007-02-19 21:15:18 | 本屋ネタ

前の日にたっぷり触れて、一度忘れた歌って、
次の日の朝になると思い出してるよね。

というわけで、昨日習った禁断の曲のメロディを思い出しました。
娘は歌詞も思い出してくれました。
口ずさむことぐらいはできそうです。

土日に楽しいレッスンのあった翌週は、
なぜか仕事に行きたくない。
「レッスンで英気を養って仕事に行く」というより、
「レッスンに行くのを楽しみに待って仕事する」という感じで、
先にがんばって、あとでご褒美もらいたいみたい。
そういえばアボカドの入ったパスタ、
私、一番大きなアボカドのかけらは最後まで残しておくもん。

さて、今日、あがる寸前にものすごく嫌なお客が来ました。

ネーチャンがレジで、お客さんの対応をしているのに、
平気で、「おい、住宅情報の雑誌はないか!」と話しかけて来る。
ネーチャンは、接客中なので、
「少々お待ちください」と言うと、
「なんだよ、どこにあるんだ!」と叫ぶ。
しかたなく、ネーチャンは、棚をいじっていた私を呼んだ。

ネ 「KEN(♀)さーん、お願いします」
私 「はい、何をおさがしでしょうか」
客 「住宅情報の載った雑誌だよ!」
私 「それでしたら、このあたりでございます」(と示す)
客 「賃貸じゃねえか、物件の売買の情報誌だよ!」
私 「以前はあったんですが、売買の雑誌はなくなりまして・・・」
   (・・・と言いかけたところで)
客 「なくなるわけねぇだろうが!」

だって、なくなったんだもん。
ネーチャンが、
こいつは、男が出て来なきゃ話を聞かないタイプだ、と判断し、
休憩中の店長を呼ぶ。

店長 「売買の雑誌は、以前あったんですが、今はなくなっていて」
客   「ああ、そう、なくなったの」

なんだよ!
まったく同じこと、さっき私が言ったじゃん!!!!!

店長 「フリーペーパーでたまに来るんですが、今はありません」
客   「物件じゃなくて、土地の売買の雑誌がほしいんだけどね」

それじゃそもそも、住宅情報ですらないじゃん!

店長 「ああ、そういうのは扱ってないですね」
客   「そっか、コンビニの方がいいな、コンビニか」

一度も怒鳴らず、店長の言うことを素直に聞いて、
勝手に納得して去って行く。

果たしてコンビニに、土地の売買情報誌が置いてあるのか??

いや、そんなことよりも、
なんで、男が出てきたとたんに、そんなおとなしくなっちゃうの。
そういう人種がいるのは知ってるけど、
まったく同じことを言ってるのに、
私には、「なくなるわけねえだろう!」
店長には、「あっそう、ないの」

これには心底、腹が立ったし、落ち込んだ。
HP1まで減った。
怒りと悔しさのあまり、めまいや頭痛までした。

そういう輩は、男だけの世界で暮らして、
どうぞ、いずれ滅びてください。
お願いします。

天使のような光枝さんに癒されたい。
光枝さんはエンジェルだわ。
Angel Of Musicだぞ~!
(怒りと落ち込みのあまり、躁状態)

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2月16日(金) 新社員さん初出勤

2007-02-18 08:38:46 | 本屋ネタ

マスオさんが異動し、代わりにやってきたのは、
学生時代に近くの支店でバイトしていたご縁で、
2回ほど一緒に飲んだことのある25歳の青年。

ひょろっと痩せていて、存在感のなかったマスオさんが、
大人に見えてしまうほど、一段とひ弱い感じの彼。
(店長はおっさんに見えます)
とりあえずブログでは、バンビ君と命名します。
(生まれたての小鹿を想像してください)

初日で、ものすごく飛ばしているのか、
それとも前にいた店のペースなのか、
店長も私も、
「どうもリズムが狂う」という印象。

さらにパイン嬢は、
「年内に結婚しますが、バイトは続けます」
などと爆弾発言をするし、
あー、なんかもう、すごく疲れた~。

背中の筋違いが全身に広がり、
股関節も痛くてたまらず、帰宅後爆睡。


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2月5日(月) 飲み会に衝撃走る!

2007-02-07 22:53:03 | 本屋ネタ
今日は飲み会。
うちの店のネーチャンとマスオさん、Akikoさん。
それから、仲良しの店のハムハムさんと、Katsukoさん。

ところが、昼過ぎだったかな。
いきなり、マスオさん異動の内示が飛び込んで来た。
マスオさんが、うちの店に来てから2年と10ヶ月。
え~、そんなに長いこといたっけ???
つい、このあいだ来たばかりのような気がする。
だから、あんまり彼に執着はない。

代わりに来るのが、バイトから正社員になった人。
以前、一緒に焼肉屋さんに行ったことのあるH君らしい。
このH君、私やネーチャンが本屋に勤め始めた頃には、
まだ中学生だったんだよ。
ここまで若い社員さんは初めてだ。

環境の変化や、人間関係の新築(?)を嫌うネーチャンが、
ちょっとへこんでいた。
そりゃ、私も新しい人が来るのはめんどくさいんだけどね。

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2月2日(金) 金曜のストレス

2007-02-03 21:29:25 | 本屋ネタ
金曜日は気が重い。
でも昨日「ライオンキング」に元気をもらったので、
がんばって出勤。
かばんに、赤ちゃんシンバつけて行きました。
こいつ、カワイイのぉ。

ジャンプコミックスの新刊発売。
すごく忙しいのに、パイン嬢、例のごとく15分遅刻。
そして、すごく忙しいのに、
すでに裏口が閉まっているもんだから、
表のドアをトントン、開けて、とノックする。
仕事を中断して、ドアを開けに行くのが嫌だぁぁぁっ!

そして、大きな声で、
「おはようございますっ!」と言う挨拶を、
もう死ぬほど聞きたくねーーーー!
頼むから、「遅れて申し訳ありません」と入って来て!
(これ書くの何度目だろう)
一度でいい。
言ってみたい。

「ちっとも早くないですよ」
「あと15分早く来られませんか」

新刊のお世話で、ほぼ一日終わった。

帰りたくなくて、ベローチェでシレン。


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12月28日(木) 悪意の人シリーズ・今日はご機嫌

2006-12-29 00:26:29 | 本屋ネタ

それでも、やっぱり言動は異常だった。

例の、
「め○らとでも書いておけばぁ?」
「電話が鳴れば本屋だってわかんのっ!」
・・・の彼女である。
ちなみに彼女は、

引越ーし! 引越ーし! とっとと引越ーし! ♪

・・・で逮捕された天才ラッパーに、ちょっと似ている。

彼女が来た。
こんな会話・・・。
私とネーチャンは、すぐに誰だかわかったが、
名前と電話連絡の必要性をわかっていただきたくて、
一通りの手順を踏むことにした。

彼女 「本来た? 本来た? 本来た?」
我々 「本の題名はなんでしょうか」
彼女 「わかんない! あんたんとこから電話あったから来たのよ!」

電話は毎日、何十件もかけています。
「ああ、電話かけた人ね!」なんて、わかるわけありません。

我々 「お名前は?」
彼女 「わかんないの? 今日、店長いないの?」
我々 「今日はお休みをいただいております」
彼女 「店長いないんなら帰ろっかな~♪」

とっとと帰ってくだされ・・・。

でも帰る様子もなく、そこに突っ立ったまま待っている。

我々 「失礼ですが、お名前は」
彼女 「赤川(仮名)!」
我々 「赤川様・・・・・(本をさがす)」
       「『ハローキティ』のお客様ですか?」
彼女 「わかんない! 娘のなんだもん!
         あはは、なんでかっていうとねぇ、
         うちの娘、しょっちゅうここで買ってんのよ」
           ↑
      意味不明

自分の買いに来た本の題名わかんないなんて、
それで、どうやって買い物するの?

我々 「(電話番号を読み上げて)こちらの方ですか?」
彼女 「そうそう、じゃね~、店長によろしくね~♪」

機嫌はよかったんだろうけど、メチャクチャ。
題名わかんない。
店長いなかったら帰る。
そんなに店長が好きなんだ。
そして、自分の顔を見ただけで、本を出してもらいたいわけだ。

それやっちゃうから、他のスタッフが苦労するのに。

よけいなこと言うけど、私にだって、
「KEN(♀)さんいないの?」と、名指ししてくれるファンが、
大勢いるんだぞ。
紳士から、エロ系おじいちゃんまで、年配の方ばかりだが。
赤川様(仮名)ほど、異常な人いないやい。
紳士からは、美術館の招待券もらったぐらいだい。

とにかく、今年の仕事は私は今日で終わり。

エネオスカップ。
ジュニアスワローズは、ジュニアジャイアンツに敗退し、
どこやらと同率3位止まりでした。
残念。
去年のジャイアンツは、ものすごく弱かったそうなのに。

選手も泣いたし、ジージも落ち込んだらしいけど、
選手たちは、すぐに元気に立ち直ったって。

そういうわけで、ジージ、予定より1日早く、本日ご帰還。

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12月19日(火) 仕事熱心、社会の迷惑

2006-12-21 18:33:12 | 本屋ネタ
昔、何かのショートショートでこんな話を読んだ。

社員Aがインフルエンザにかかった。
社員Aは、病気なんかで休んでいられるかと無理して出勤し、
会社中に病原菌をばらまいた。
その会社は、病人だらけになり、業績が落ちたが、
社員Aは、「病気なのに出勤した」と高く評価された。

社員Bもインフルエンザにかかった。
社員Bは、周囲に感染しないよう、
完全に治癒するまで、外出するのを避けた。
その結果、会社にはインフルエンザが流行せずにすみ、
会社の業績も、落ちることはなかった。
社員Bは、「何日も会社を休んだ」と評価が下がった。

これは前振りです。
以下、この日の日記。

店長、ノロウィルス
ネーチャン、本気で発熱。
マスオさんと2人きりで、今日も激しく多忙。
いつもの仕事が半分もできない。
パニックに近い。
わりと、こういう仕事上の緊急事態、嫌いじゃないけど・・・
でも疲れた。

夜、ネーチャンと相談。
明日、店長は出て来るらしい。
無駄に休んで、その後の出勤を増やしたくないらしい。

しかし、まだ下痢は続いているという。
汚物0.1gの中に、
1000人を感染させるだけのウィルスがいるというのに。

マスオさんは、
「経口感染だから、店長とチューしなければ大丈夫ですよ」
とか、
「感染症は学校なら出席停止扱いなんですよ」と話しても、
「学校は権利ですが、仕事は義務ですからねぇ」
とか、
わけのわかんないことばっかり言って、話が通じない。
義務だからって、感染症患者が接客してどうする!

私も、ネーチャンもうつされたくない。
身内に免疫力のない老人がいるから。

ネーチャンも本当に病み上がりだし、
私も、嘘じゃなく風邪気味だけど、
どうしても店長が、下痢しながら出て来るつもりなら、
こちらが休んで自己防衛するしかないという話になった。

年末年始忙しいのに、病気になってたまるか。

というわけで、明日は休みを取ります。

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12月15日(金) パイン嬢

2006-12-16 12:13:51 | 本屋ネタ

ものすごく忙しい日なのに、
毎回、毎回、裏口が閉まるほど遅刻して来て、
表のドアをノックして、(仕事を中断させて)開けさせて、
「おはようございますっ!」
と、いかにもな大声で入って来るパイン嬢に、
毎週イラつかされる金曜日。
(ワンセンテンスが長いなぁ)

頼むから、そういう時は、
「おはようございますっ!」
と入って来るのはやめてください。
「遅くなりまして申し訳ありません!」でしょう。
一度言い返したい。
「ちっともお早くないですよ」と。

でも、それを言うと、
ビビって辞めちゃうから、言わないでくれと店長が言う。

しかたなく黙っている。
お返事しない。
だってお早くないんだもの、メチャクチャ忙しいのに。

このパイン嬢、勤め始めてもう5年です。

付録を組んだ雑誌の山を、片付けないまま、
午後1時までレジを続けて、あがって行ったのには驚いた。
こんなに散らかってちゃ、自分でも仕事しにくいでしょう。
小さな小さな隙間で、定期購読の処理をしている。
・・・・・その組み終えた雑誌、所定の位置に運べば、
そのへん、ぐっとスペース空くんじゃない?

彼女があがった後で、私が一気に片付けた。
股関節痛い・・・。

夜、股関節の手術の第一人者という、
札幌の病院の先生の手術をテレビで見た。
傷跡も半分だし、入院期間も2週間ですって。
痛みがなくなって、歩けるようになるのっていいなぁ。
やっぱり私、手術受けた方がいいんだろうか。

金曜日は、気分がすさみがち。

これをなんとか娯楽に変換しようと、
ネーチャンと2人で、
「笑える語録」を作ってみようということにした。
パイン嬢も、多数の迷言を残しているが、
たとえば他にも、うちのグレムリンの迷言・・・

美しく産んでくれてありがとう

ファッションというのは人生に必要不可欠なものだよ

人生は容姿がすべてだよ

などなど。
あっ、笑えるどころか逆にムカついてきた。

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12月13日(水) 人の悪意・リプライズ

2006-12-13 22:00:22 | 本屋ネタ

心ならずも、
11月27日(火)の日記の続編になってしまいました。

目が不自由な、年配の女性Aさん。
顧客管理上必要なフルネームを聞いたら、
「はん! めく○とでも書いておけばぁ?」
と毒を吐いたAさん。

私は彼女に電話する勇気を失っていた。
昨日、また彼女の購読誌が入荷したので、
「お願いしてい~い?」と、
本屋のネーチャンに電話を頼んだ。

携帯電話だ。
しかし、15回ぐらいコールしても出なかったという。
あきらめて、夜の人に電話してもらうことにした。

翌朝、つまり今日、
電話が通じたかどうか調べると、
ゆうべもやはり、15回コールしたが出なかったというメモがある。

携帯の場合、着信履歴が残るので、
99%のお客さんは、かけなおしてきてくれる。
「電話もらったみたいだけど、本が来たんですか?」
と。

でも、目がご不自由なAさんのことだ。
着信履歴があっても、よく見えないのかもしれない。

今日の夕方、3度目の正直、私が電話をかけた。
すると、相手が電話に出た!

「もしもし・・・・・」と言いかけた途端に、怒鳴り声が聞こえた。

「わーかってんだから、いいわよ、もう!」

?????

定期一覧には「要TEL」とのメモがある。
半分ぐらいのお客様は、
「発売日、わかっているから電話連絡不要」という方である。
もしかして、Aさんもそういう口?

「では、今後は入荷の連絡はご不要でしょうか?」
と聞くと、
「電話が鳴りゃぁ『本屋!』って出てくっからわかるって言ってんのっ!」

・・・・・HP1。
瀕死。
2回分連続これでは、立ち直れない。

なんで第一声から喧嘩腰なんだよぉぉ・・・。
自分で、め○らって呼べと言ったくせに、
着信履歴に「本屋」って出るのが、わかるのかよぉ・・・。
電話があったことに気づいたんなら、
なんで、折り返しかけてこないんだよぉ・・・。

入荷の連絡ばかりとは限らないのに。
何か、重大な連絡がある場合もあるのに。
出ないは、かけてこないは、あげくの果てに、
通じた途端に「わーかってんだから!」はないよなぁぁ・・・。

運悪く、いつも直接毒を浴びてしまう私。
もう絶対に接触したくないし、連絡もしたくない。

そんなに怒っている理由が知りたいよ。

そんなにガサガサ怒ってばかりいて、
キティのアクセサリー集めて、楽しいですか・・・。

ぺちゃんこに潰れて帰宅。
誰か、エリクサープリーズ。


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11月27日(火) 人の悪意

2006-11-28 18:26:58 | 本屋ネタ

最近、時々いらっしゃるお客さんで、
白杖をついている方がいる。
初老の女性。
眼がご不自由なのだろうけれど、
まったく見えないというわけでもないらしい。

アクセサリーの本を買って行くし、
渡そうとするお釣りも、ちゃんと手を出して受け取っている。

せいぜい弱視程度なのかなと思う。

その方が、そのアクセサリーの雑誌を、
新規で、定期購読することになった。

取り寄せでも、定期でも、
ミスを防ぐためには、フルネームを聞きましょう!
・・・ということになっているのだけれど、
それを実行してくれない人がいる。
だから、病院でこれをやったら、医療ミス続発だっつーの。

その白杖をついたお客様も、
店長は、姓しか聞かずに定期購読を受けてしまった。
今後、何かと不便なのである。

今日、入荷の連絡をするついでに、
下のお名前を聞こうと思い、電話した。

「もしもし、A様でいらっしゃいますか。
 新規で、雑誌のご購読を承りましたので、
 よろしかったら、下のお名前をお伺いしたいのですが」

そう言うと、相手はあからさまに不機嫌になった。

「ええ~? なぁんでぇ??」

そんなに下の名前を言うのがイヤなのか?

「同じ名字のお客様が何人かいらっしゃいますので」
・・・と、私が言うと、彼女は鼻で笑って、
悪意たっぷりに、こう言った。

「はんッ! 『め○ら』とでも書いておけばぁ~?」

                  ↑
     放送禁止用語です。

私、本当に言葉を失い絶句しました。
「じゃぁ、そう致しますね」と言えるはずもなく、
笑うことも、怒ることもできず、
ただ、ただ、ショックで、またもやHP激減。
毒にまみれて、体力も気力も奪われた感じ。
先日のイタズラ電話より、ショックが大きかった。

なんていうのか、人間に絶望したような。

「私は『び。こ』と申します」と返すべきだったか。

落ち込むなぁ。

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11月22日(水) 珍人&珍獣

2006-11-22 22:10:04 | 本屋ネタ

何か朝から嫌な予感がしていた。
「今日は、そういう日になりそう・・・」

そういう日というのは、
ちょっと変な、困ったお客さんが多い日ということだ。
なぜか重なる。
変な人が来る日は、変な人ばかりが来る。
腹がたつ日は、腹のたつことばかりが起こる。
ややこしい問い合わせがある時は、ややこしい問い合わせが重なる。
何もない時は、みごとに何もない。

変なこと・その1。

「『ジョーク全集』っていう本あります?」

検索を始める。
人のよさそうな年配の女性だが、
検索に有効な情報は何ひとつない。
情報は以下の通り。

★ 「ジョーク全集」だったと思うけど、題名に自信なし
★ テレビで見たけど、なんのテレビか忘れた
★ 書いたのは新聞記者
★ 書籍じゃなくて雑誌

ネーチャンは一瞬、
平積みしてある中公新書ラクレの、
「世界の日本人ジョーク集」かと思ったらしいが、
「雑誌」と聞いて、その考えを捨てた。

しかし定期的にそんな雑誌が出ているはずもなく、
とすると、ムックか?

結論から言うと、そのお客様が欲しがっていたのは、
ズバリ中公新書の「世界の日本人ジョーク集」だった。
曖昧な情報は、有効でないばかりか、ジャマにさえなっていた。


変なこと・その2。

電話が鳴ったので出た。
若い男性の声。

「本を5冊ばかり注文したいので、メモとってもらえます?」
「はい、出版社や著者はおわかりですか?」
「題名しかわからないんですが」
「わかりました、では順におっしゃってください」

「『よろしいですか』」
「『よろしいですか』・・・」
(メモを取る)
「『ドロドロの』」
「『ドロドロの』・・・」
(ドロドロ血液? 健康本か?)
「『臭くて飲みづらい』」
「・・・(メモ)・・・はい、どうぞ」
(いったいどこまでが題名なんだ?」
「復唱しながらメモしてください」
「『よろしいですか、ドロドロの、臭くて飲みづらい』・・・」

「臭くて」あたりから、変だと気づいた。
だいたい、「よろしいですか」で始まる本なんてあるか。
これ、イタ電だ。
すまして、アナウンサー声で、全部復唱して、
「では、お取り寄せ致しますが、
 こちら、1万5千円と高額なので前金ちょうだいしますが、
 ご了解いただけますか」
・・・とでも言ってやりたかった。
できればそうしたかった。

でも自分で思っていたよりも、私はウブだった。

相手が、
「臭くて、飲みづらい精・・・」まで言ったところで、
「ちょっとお待ちいただけますか~?」と言い、
「マスオさ~ん、電話かわってくださ~い!」
と助けを求めてしまった。

マスオさんが出たら、すでに電話は切れていた。
悔しい・・・・・!
ものすごく負けた気がする。
へっちゃらなふりして、流してやりたかった。
でも、録音でもされていたら嫌だしね。

昼間の11時半ですよ。
暇だね、あちこちの本屋に、そうやって電話してるのかな。

他にも、いろいろ変な客が来たけど、
そのイタ電で、私はHPが半減してしまい、
敗北感と、無常感で、しばらく再起不能になった。

仕事の後で、ネーチャンが、
「オカメインコを飼いたいので下見に行く」と言うので、
鳥を扱っているペットショップを自転車で2軒回った。
どちらにも、今、オカメインコはいなかった。

品切れ、重版検討中???

その代わり、おもしろい動物をいっぱい見られた。

つんつん、と袖をひっぱられたので、
何?と思ってみたら、ケージの中のワオキツネザル
こいつが、私をひっぱっていたの。
おもしろ~い。
小さな猿、コモンマーモセットと目が合ったり、
置き物かと思ったら、生きたフクロウだったり、
(これが宝石のようにきれいな目で、
 人語を解するかのように知的に見つめるの)
ワライカワセミがいたり、
ワラビーや、オオカミのようなキツネがいたり、
ものすごくおもしろい店だった。

特に気に入ったのが、
コモンマーモセットと、フクロウ
ラフィキって、どんな猿だったっけ?
そうそう、ザズと同じ種類の鳥もいた。

仕事でげんなりしたけれど、珍獣たちに癒されて、
ネーチャンとうどん食べて帰宅。

猫っていうのは、
つくづく飼いやすくて、扱いやすい動物だと知った。

フクロウなんか飼った日にゃ、
冷凍ネズミや、冷凍ヒヨコを、
解凍してから与えなくちゃいけないらしい。

高望みはやめよう。
4匹の猫に大満足して、暮らそう。

ネーチャンが、オカメインコ飼ったら、
遊ばせてもらおうっと。



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11月17日(金) 歌の本??

2006-11-17 21:33:28 | 本屋ネタ

コミックの新刊が山ほど来て、メチャクチャ忙しかった。
おかげで時間がたつのが早かったけれど。

夕方、変なおじさんが来て、ひどくからまれた。
見た目は「おそ松くん」のイヤミ氏に、
「オバケのQ太郎」の小池さんのメガネをかけさせて、
貧弱な体格に背広を着せた・・・という風貌。

このおじさんが、まず入って来るなり、
コミックの平積みを眺めていた男の子に、いきなり、
「こんなん見てないで勉強しろっ!」と頭をこづいた。
連れかと思ったが、観察していると他人。
男の子も、さぞかしびっくりしたことだろう。

おじさん、しばらく店内をうろついた後、
「歌の本はないのかよ、カラオケの本」
と言うので、
音楽雑誌の方へ案内しようとしたら、
「童謡とか、唱歌とかさ」
と言い出した。

カラオケ本は、音楽雑誌の棚にある。
童謡や唱歌は、趣味・実用の書籍の棚にある。

「でしたら、こちらです」と方向転換すると、
「なんだよ、別々の場所に置いてあんのかよ。
 歌の本は、歌の本で、まとめて一ヶ所に置けや。
 どこの本屋もそうしてるぞ」
とおっしゃる。

いんや、そんなことはない。

「日本の歌」とか、「懐かしの唱歌」とか、
そんな本の棚を教えると、
なんと、そのおじさん、歌い出した。

と~きょ~、と~ぉきょ~お、だ~いと~ぉ~きょぉ~♪
 ・・・って歌が載ってる本がいいんだよ。
 どこ、さがしてもないんだ。
 東京オリンピックの時の歌なんだ、知ってるだろ?」

知ってるけど、その歌が載ってる本はないと思います。

さらにおじさん、
せぇ~んろ~は つぅづく~よ~ ♪
 ・・・ってのはないのか」
と言うので、それならありそうと思って本を渡すと、
「なんだよ、英語で書いてないじゃないか。
 あれはアメリカを開拓した男たちの歌なんだよ」

知らないよ~。
英語の歌の本、うちあたりにあるわけないじゃんっ。
マザーグースでさえないよ。

これ、ただからまれてるだけだなと思ったので、
店長に「代わってください、からまれてます」と頼む。
店長が行ったら、あっさり引き下がったらしく、
おとなしく店を出て行った。

なんだったんだろう、あのおっさん。
そして、店長はどういう対応をしたんだろう。

気持ち悪かったけど、日記のネタにはなったな。

しかし、
「大東京音頭」と「線路は続くよ(英語版)」とが、
同時に収録されている本なんて、どこ探してもないと、
自信持って言えるね。

コメント (9)
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11月13日(月) 幻のデスノート

2006-11-13 22:32:38 | 本屋ネタ

今日はネーチャンが、私用でお休み。

やったー!
やっと来た!
「デスノート」が各5冊。

「なるべく早く出した方がいいっすよ」
と店長が言うので、朝イチで出す。

仕事が一段落してから、
さて、「デスノート」を袋に詰めるか・・・と、
半分ほど(各2)をレジに持ち込んだ、その直後。

これをやっておいてよかったよ。
よけておかなかったら、全滅するところだった。

その男はやって来た。

「領収証ください」と言いながら、
その手に抱えているのは、
「デスノート」各3冊ずつ・・・。
つまり、1巻を3冊、2巻を3冊、3巻を3冊、4巻を3冊・・・以下略。

ショックのあまり、一瞬かたまってしまった。
思わずすがるような目で、店長を見た。
テレパシーを送る。

売りたくありませんっ!
売りたくないんですけど!
売らなくちゃいけないんですか!

店長、しかたない・・・という顔をしている。

もう本当に泣きそうになりながら、会計。

同じ本を3冊ずつ・・・。
しかも領収証・・・。
漫喫です、あきらかに。

普通のコミック、まとめ買いならしかたないです。
あきらめます。
でも「デスノート」です。

わかりやすく言い換えるなら、蛍の墓です。
日本中が飢えています。
誰もがお腹をすかせています。
公平に食糧をわかちあいたいではありませんか。
みんながお米を食べたい・・・。
少しずつでも分けて、みんなで食べませんか。

お金にものを言わせて、
みんなが欲しがっているもの、
全国的に不足しているものを、買い占めていくなんて・・・。

蛍の墓でなければ、石油ショックのトイレットペーパーです。

俺たちが 腹すかせ ひもじい時に ♪
ぜいたくを もてあます やつらがいる ♪
「デスノート」はどこにいった? ♪
ある所には あるのさ ♪

あ~~~~、ム・カ・つ・く~~~!!!

その後、こういうポップを作りました。

「『DEAtH NotE』 在庫僅少につき
 お一人様、同じ巻は1冊限りでお願いします。
 同じ巻のまとめ買い お断り致します」

ああ、本当につらかった。
待って、待って、待っていたのに、
あっという間に持って行かれた。

でも、家に帰った後、
娘がマジメに変なことを言ったので、
大笑いして、ちょっと元気が出た。

コンタクトをはずして、
保存液につけようとしていた娘、
保存液が足りないことに気づいて、
もう1種類ある、別のメーカーの保存液を足そうとしていた。

「これ、まぜるな危険!とかないだろうねぇ」

わははは、大爆笑。
明日、店に行ったら、きっとまた落ち込む・・・。



コメント (3)
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