ネーチャン、今日もお休みなので、
朝から5時まで、マスオさんと2人きり。
あーー、なんだかうっとうしい。
思っていたほど忙しくなかったので、
のだめの在庫など、整理する時間がたっぷり取れたけど。
問題は、某社の営業のお姉さんが来るときのこと。
このお姉さんは、水曜日にやってくる。
(たぶん店長のいない時を狙って来ている感じ)
若くて、如才ない感じだが、
私などから見ると、みえみえであざといのだが、
マスオさんは、ちやほやされて嬉しいらしい。
彼女は、マスオさんと1時間ぐらいは軽く、
甲高い声で、キャッキャと笑いながら雑談していく。
(他の社の営業さんが無視されたまんま、
『長くなりそうなので、今日は失礼します』と
あきらめて帰ったこともあるぐらいだ、アホかっ)
うっとうしいのは、
マスオさんが、それが嬉しくてたまらない様子で、
お客さんが、ほとんど目に入らなくなることだ。
普通、営業さんと1時間も雑談するか?
しかもお客さんの通路で。
ジャマなのよ。
仕事の話は10分ぐらい。
あとの50分は楽しいトークタイム。
うるさいし、目障りだから、ベローチェでも行ってくれよ。
彼女の声が、キャーキャーうるさいので、
お客さんが何人か、怪訝な顔をして振り向いて行く。
TPOがわからないのだなぁ。
で、マスオさんはそういう女性の態度を、
好ましいと思っているもんだから厄介。
私が仕事の電話をしている間に、お客さんがレジに並ぶ。
私は、電話の相手と話をしながら、
身振り手振りで、レジのお客さんに、
「失礼して申し訳ない」
「いくらいくらです」
「カバーおかけしておきますね」
などと無言で表現しながら、会計をすませる。
しかし、マスオさんは気づかない。
すぐそばにいるのに、
満面の笑顔で、営業の彼女とお話しているから。
(くどいようだが、仕事の話ではない)
あー、うざい。
電話を切った後で、私がお客さんに向かって、
「大変、失礼致しました」と言っても、
マスオさんも、営業のお姉さんも気づかない。
営業さんは、社員さんさえ押さえておけば、
バイトも、客も、無視していいと思っているらしい。
大人なら気ィ遣うよねぇ。
私はいいから、お客様の方へいらしてくださいとかなんとか。
周りが見えないオバカちゃんが2人。
どうでもいいけど。
店で、開店早々とても心外な事件があった。
私は、定期購読の雑誌の仕分けをしていたし、
ネーチャンは、たぶん新刊コミックを袋詰めしていた。
そこへ、偉そうなじーさんが現れ、
「おい!」と私に言う。
「おい!」って何よ、と思ったが一応、
「いらっしゃいませ」と言う。
彼 「キミマロの本あるか」
私 「綾小路きみまろですね」
私が、こう話している間にも、
素早くネーチャンが、パソコンで検索を始めている。
素晴らしきコンビネーション。
無言でツーカーの連携プレー。
「今、お調べしておりますので、少々お待ちいただけますか」
そう言って、私は自分の仕事を続けた。
わずか数秒後(朝のうちだったのでパソコンも軽かった)、
何か1冊だけ在庫があることがわかり、
それを告げようと、ネーチャンが振り向いた瞬間。
じーさんは、
「もういいや、対応悪いから・・・」
と、小さくつぶやくように、
怒りのこもった捨て台詞を残して出て行ってしまった。
さて、ここで問題です。
この店の店員の、どこがどう対応が悪かったのでしょうか。
1.「今、お調べしております」と言ったこと
2.すぐにパソコンで検索したこと
3.ほとんど待たせずに結果がわかったこと
4、レジを飛び出して、店中の棚を探して歩かなかったこと
5.二人そろって検索しなかったこと
6.パソコンで在庫を調べられるとは思わなかった
たぶん、じーさんにとっては、4番と5番と6番が正解でしょう。
(これも推察に過ぎないので、
実際のところ、何が気に入らなかったのかわかりません)
4番への言い分。
あるかないか、わからない本を、
やみくもに、店内を探し歩くより、
まず在庫の有無を確認した方が、ずっと早いんです。
5番への言い分。
二人でパソコンの前に立っていても結果は同じです。
それぞれ別の仕事をするのは当然のことです。
6番への言い分。
「今、お調べしております」と現在進行形で言ってるんだから、
信用してくださいよ。
これが捨て台詞なんかじゃなくって、
ちゃんとしたクレームだったら、
きちんと、納得のいく説明をできるんだけど、
わけがわからないまま怒られて、ストレスたまった。
うちの店の従業員は、全員、対応がきちんとしている、
とまでは言いません。
でも少なくとも私とネーチャンは、
できるだけ短時間でお客さんの要望に沿えるよう、
いつも最善の方法をチョイスしています。
ちゃんと検索して、在庫を見つけて、
探している本を今まさに持って来ようとしていたのに、
「対応が悪い」と言われるぐらいなら、
最初から何もせずに、
「ありません、申し訳ありません」
と言った方が、じーさんにとってはいい対応ということになる。
ほんの数秒、待てないのなら、
人に、ものなんか尋ねない方がいいですよ。
よほど売れ筋の本でない限り、誰も即答なんかできませんから。
金曜日の仕事は気がすすまない。
朝から頭痛がしていたので、よけい。
午後からカブ価が急騰したので、
(どうぶつの森の話です)
昼休憩の1時間は、カブを売る作業だけで終わった。
もちろん食事もしたけれど。
ビッグコミックには大きすぎる、
ソフトカバーにも大きい、
ハードカバーには小さい、という、
どのサイズにも使えないカバーが、
大量に製作されていて、怒りのあまり震える。
ゆうべの夜のバイトちゃんの作品だ。
本にかけられないカバーを作るバイトが、
どうしてこんなに大勢いるのか不思議だ。
反対側が本にひっかからないほど、
片側を深く折ってしまうこともある。
台形のカバーもしょっちゅう。
このカバー、自分で本にかけてみろ!
まとめてみると、
どこからどこまでが彼女の折ったカバーなのか、
一目瞭然なので、とりあえずごっそり除ける。
私は、ぴったりフィットのカバーを作って使う。
きっと明日の朝、ネーチャンによって
さらに大量のメモ用紙へと、転職させられることだろう。
カバーの折り方ぐらい、教えてあげてよ!>社員さん
甘やかすばかりが能じゃないでしょ。
右股関節、激痛。
頭痛もおさまらない。
帰宅して、痛み止め飲んで寝る。
ふー。
ミュージカルの話題でも、ABBAの話題でもありません。
本屋ネタです、すみません。
いきなり入って来たおじさんがこう聞いた。
「『マネー』は、何日発売だっけ?」
「マネー・・・?
『マネージャパン』ですか?
『マネープラス』ですか?
それとも・・・」
「『マネー』だよ、『マネー』!」
雑誌一覧をめくる私。
パソコン検索するびーち。
2人でこそこそ話す。
「ただの『マネー』って聞いたことある?
一覧にないんだけど」
それを聞いていたおっさんが、
「知らないの? 有名だよ!」
と半笑いで叫ぶ。
有名ですか、そうですか、しかし一覧にありません。
「毎月2冊、ここの店に入ってるんだよ。
『マネー』っていうんだ、日経から出てる」
なんだよ、もうぅ~!
「知らないの? 有名だよ!」
この一言が、私を大人気ない行動に走らせた。
「あああ! 『日経マネー』のことですか!
『マネー』で検索しても出ないわけですね」
思わず、半笑いでやり返してしまった。
私、性格悪いなぁ。
「日経ウーマン」のことを、
「ウーマン」と言われて、わかる人何人いるかなぁ?
「日経ヘルス」のことを、
「ヘルス」と言われたら、何か別の系統の雑誌を想像しない?
マネーだとか、ウーマンだとか、ヘルスだとか、
あまりにも、一般的な単語過ぎるんだよ。
まだしも「トレンディ」だったら日経トレンディだなってわかるけどさ。
ついでに言わせてもらえれば、
「毎月、2冊ここの店に入ってる」って、
お客様、どれだけここの入荷情報にお詳しいのでしょうか。
日経マネーは毎月10冊以上は入って来てます。
**************************
新しい情報をお送りします。
試しに夫に、
「『マネー』っていう雑誌知ってる?」と聞いたところ、
「知ってるよ、日経マネーでしょ」と答えました。
「なんで、すぐそれを思いつくの?
『マネージャパン』とか『マネープラス』とかは?」と聞くと、
「へーー、そういう雑誌もあるんだ、知らなかった」と言う。
つまりさ、おじさんは知らないのよ。
日経マネー以外に「マネー」と名の付く雑誌を。
だから、マネーと言ったら日経マネーに決まってるのよ。
それを知らない書店員なんて、
困ったもんだ、新人バイトだな、なんて思われちゃうわけよ。
情報が多い方が混乱するということかしらね。
15日は付録が多い。
さらに、何社もの複数のコミック及びコミック文庫の新刊が出た。
おまけに、久々に雨があがったせいで、お客さんも多かった。
(雨の日はやっぱり暇なんですわ)
そんなこんなで、げんなりするほど忙しかった。
9時半から5時過ぎまで仕事していて、
(昼休憩あり)
やるべき仕事が、ほとんど終わらなかった。
おまけに、パイン嬢の初歩的なミスがあったり、
半端に手を出されたまま、
途中でほったらかしにされた仕事があったりして、
かえって、時間のロスになった。
忙しい日の方が、時間のたち方が早くて楽なんだけど、
終わらせておきたい仕事に、手もつけられないのは、
精神衛生上よろしくない。
夫、社命の国家試験を受けに行く。
娘、部活。
私は仕事。
「デスノート」はあいかわらず不足している。
「ブリーチ」と「リボーン」が10月からアニメ化らしく、
本部一括で送られて来る。
「のだめ」も月9でドラマ化。
ムキー、もうそんなに積む場所ないでスよ!
「本当にあったゆかいな話」(今月号からロゴ変更)の中の、
若尾はるか先生のページ、
新企画第一弾に、とんとんさん&だい&ちぃが登場。
箱ごと埋められていたという生い立ちは、
何度聞いても、腹がたつ。
(きっと母猫の飼い主でしょ)
坂東眞沙子も頭おかしいけど、
仔猫生き埋めも、どうしても理解できない。
どうか、同じ目にあって、同じ思いをしてください。
娘、友達数人と安房鴨川へ海水浴に3泊で出かけた。
浜松町からバスに乗るのだそうだ。
彼女、3日連続で浜松町に行っていたわけだ。
(秋、春、海・・・いや、海違い)
私は朝風呂に入って出勤。
お盆休み前の前倒し現象で、凄まじいことになっている。
レジに雑誌で、城壁ができている。
コミック新刊もある。
それなのにパイン嬢、今日も15分の遅刻。
毎週かっきり15分遅れるのには、
何かよほど深いわけでもあるのか?
午後には、久々にネタになりそうなお客が2件。
その1。
平積みの本の上に、小さい女の子がすわっていたので、
「そこにすわらないでね」と店長が注意した。
それを、そばで聞いていた母親が逆上して怒鳴った。
「何、注意されてんの! もう本、買わないわよ!」
女の子は、欲しかった本をすでに抱きしめていて、
「買って、買ってよー」と泣きわめく。
最初は、ちょっとヒステリックではあるが、
娘を叱っているだけだと思っていた。
しかし、その騒ぎの顛末を見ていて、
実はそうではないことがわかった。
「買ってよ~、買ってよ~」
「買わないったら買わないわよ!
注意された店でなんか、絶対買わないっ!」
母親は、店長にあてつけて怒鳴っていたのだ。
(泣かされた娘、いい迷惑。
しかも店長、あてつけられたことに全然気づいてない。
レジで、気の弱い私が一人、ビビっているだけ)
売り物の本の上にすわらないでね。
・・・あたりまえのことなのに・・・バカ母。
その2。
・・・も書こうと思ったが、
せっかく昨日まで最高の気分だったので、
なんだか、ばかばかしくなってきたからやめる。
娘も留守だし、つまんな~い。
早く、次の「ハレの日」が来ますように。
月末の本屋は、わりと暇。
明日(1日)の方が忙しいので、
マスオさん、代休を取って明日出勤の予定。
ろくに仕事もなくて、カバーがたくさんできた。
あきらかに、私の父親ぐらいの年代のお客さんが、
私のことを、
「あのメガネのおばさん」
と噂していたことを店長から聞き、
ちょっと本気でムカつく。
自慢じゃないが私はいまだに、
子供連れのお母さんや、おばあちゃんからは、
「あのお姉さんに『ください』って言ってらっしゃい」
って言われるんだよぉ~。
いや、それはそれで、
いくらなんでも、もうお姉さんはないでしょうと
自分でも思っているんだけどね。
でも、父親と同年代のおっさんに、
オバサンとは呼ばれたくない!
仕事の後、びーち=ネーチャンと、娘と3人でお茶。
とにかく、朝なるべく早く行って、
こまごました仕事を、できるだけ開店前に終わらせてしまって、
なるべく、レジに2人以上でいられる時間を作ろうと相談し、
私もネーチャンも、30分近く早く出勤。
今日は店長も、見張りに来ると言う。
問題の昼休み。
店長がバックルームでモニターとにらめっこしているので、
私はベローチェに食事に出かけた。
休憩から帰って来たら、店内に警官が何人もいる。
捕まえたんだ!
やったぁ、すごく嬉しくなった。
バックルームに荷物を置きに入ることもできないし、
トイレに行くこともできないけど。
なにせ狭い所に、店長と犯人と大勢の警官。
まず見つけたネーチャンが、店長とマスオさんに合図。
犯人は逃げようとしたが、
店長とマスオさんが、犯人の前に立ちふさがったらしい。
ああ、見たかった、その場面。
ベローチェに行かなければよかった。
ごたごたしたので、ネーチャンも残ってくれて、
警察に行った店長は、何時間も戻って来なかった・・・。
・・・のだが。
警察から帰って来た店長の話は、
「警察はあてにならない」ということだった。
犯人は、盗った商品の代金を弁償するという。
しかも、今はお金がないので、会社から前借りするんだって。
会社勤めしている奴が、よく毎日平日に現れたなぁ~。
(『のだめ限定版』を盗ったのは奴じゃないらしい。ギャボ!)
話を聞いても、犯人の話は嘘ばっかりなのに、
なぜ説諭だけで解放してしまうのかわからない。
デスノートの画集、1冊目は友達にあげただぁ~~???
2冊目は、自分でちょっと中を見て捨てただぁ~~???
ありえないだろう!
売ったに決まってんじゃん。
そういうこと、追求もしないなんて、
警察って本当に甘い。
もういいや。
本部も、どんなに人の目が足りなくて万引きされても、
人を減らすことが一番大事なわけだし、
好きなだけ人件費減らして、万引き天国作って、
淘汰されていけばいいじゃん。
万引きの話はこれで一応終わり。
捕まってホッとしたのに、
また泳がせてしまうとはね。
人を殺したって、
「一瞬、何がなんだかわからなくなりました」
と言えば罪にならないんだってさ。
おーほほほ。
それで夜神月は、デスノートで世界を粛清する気になったのだった。
夜の行動に続く。
午前中、例の万引き男が来た。
ネーチャン、マスオさん、私、3人が一斉に気づいた。
たまたま居合わせた、背の高い営業さんにも頼んで、
4人で、息をひそめて奴の動向を見守る。
30分ぐらい店内をうろうろしていたけど、
結局、何もせずに帰って行った。
な~んだ、今日はこれで終わりかと思った。
お昼は石川寛美ちゃんとベローチェで待ち合わせ。
幼稚園選びの話をしたり、
芝居の話をしたりしている時、店から電話。
「やられました!」とネーチャンの声。
奴がまた現れたのです。
また同じ物をやられました。
高い「デスノート」の画集。
「来た」と気づいていたら、
さきほどのように全員で目を離さずにいること可能です。
しかしレジが立て込んでいて、
マスオさんは別の仕事をしていて、
2人とも、奴が入って来たことに気づかなかった。
・・・というよりは、逆なのです。
「気づかない瞬間を狙って」奴は入って来るのです。
ユニコちゃんが辞めて以来、ユニコちゃんの穴は空いたままです。
人間が圧倒的に足りないのです。
本を買いに来る人を無視して、
来るか来ないか、わからない万引きにのみ意識を集中するなんて。
レジ専用人員が、最低一人は必要になるじゃない。
いつかの「三者三様」の時のように、
3人いても大混乱になる時があるんだからさ。
万引き騒ぎで、寛美ちゃんには悪いことをした。
「風を継ぐ者」のCDをもらっちゃいました。
5時にあがって、歯医者。
悔しかったし、疲れた。
休みの日だが、ちょっと早起き。
店に、私服ガードマンとして、万引きの見張りに行く。
店長も来た。
店員としているのは、マスオさんと、男子学生のAくん。
私と店長は私服で、うろうろ。
店長はタイムカードを押しているのだろうか?
私はもちろん、無料奉仕よ。
特典として、立ち読み付き。
昨日までの万引き現場のビデオを見せてもらい、
犯人の特徴を覚え、
それ以外にも、あやしそうな人にはすべて目を光らせる。
3時間以上、立ちっぱなし。
レジ内で立っているより、ずっと脚がつらい。
(寄りかかるものがないんだもの)
私は立ち読みは断じてしない主義だが、
今日は1冊、読んじゃったよ。
しかし、こういう時に限って来ないものだ。
もう、来そうな時間を過ぎたので、
店長も帰ったし、私もあきらめてひきあげた。
脚が痛くて、まともに動けそうにないので、
ベローチェで休憩がてら、読書。
今日は決して暑くはないのに、がんがん冷房が入っている。
夫に頼んで、
痛み止めと、真冬の上着と、カイロ2個を持ってきてもらう。
しかし、カイロがいつまでも温まらないほど店内が冷えている。
真冬の上着を着ても寒いよ!
本当に疑問だ、どうしてこんなに冷やすのか。
頼んだ熱い紅茶が、みるみる冷める。
ベローチェのばかっ!
痛み止めを飲んでも、冷えて効かないので、あきらめて帰宅。
珍しく息子がゲーム(桃太郎電鉄)に誘うので、
しばし、なごやかに遊ぶ。
(夫は家で仕事)
あー、家はあったかい。
3時間の私服による見回りに疲れて昼寝。
ネーチャンに、
「現れなかった、ムカつく」とメールしたら、
「きっと、また来るよ」と、妙ななぐさめ方をされた。
夫が夕食を作ってくれた。
焼いたさんまと、大根おろしと、味噌汁。
私が煮た切干大根もまだある。
なんだか、幸福な夕食風景だった。
午前中、忙しい日だった。
コミック新刊もいっぱい来たし、
女性誌の付録も、山ほど来た。
新刊全部、並べ終わって、やれやれと思った所へ、
「まだあった」といくつかの山を持って来てくれた人がいた。
痛む脚をひきずってゴミも捨てに行った。
問い合わせがあれば店内も動く。
レジにずっといたわけではなかった。
いたって電話をかけたりしていた。
(もう一人はレジにいたわけだが、
そういうことを書くのはよそう、ってもう書いてるじゃん。
でも、もうちょっと注意深く、そのへんを見ませんか。
暇さえあれば言い訳ばっかりさがしてないでさ)
昼休憩直前、店長が気づいた。
のだめの特別限定版が、
売れてもいないのに、1冊減っている。
パソコンで在庫を調べると4。
実際にある数は3。
・・・・・やられた・・・・・。
店長がビデオを確認したら、
帽子をかぶった若い男が、お腹に隠して行ったようだったという。
くやしい、くやしい、くやしい。
休みの日に、私服で見回りしちゃうぞ、もう。
買うなよ、そういうあきらかに新品で、
封も開いていないようなものをさ>ブッ○オフ!
非常に不愉快。
風邪は、昨日よりだいぶいい。
朝ちょっと嬉しいことがあったので、鬱から浮上。
明日は北川先生のレッスンだから、
これで、おそらく脱出できるだろう。
(また週末に落ち込まないといいが)
店長しかいない日(つまりマスオさんに罪はない)に届いた客注が、
「客注品」としてこちら(担当者)に届かず、
普通の入荷品と一緒に、どこかに片付けられていることに気づく。
つまり、お取り寄せの品なのに、
引き取り手のない本として、棚に並んでいるわけよ。
最近、こういうこと多過ぎないか?
先日は、客注品を返品しちゃったし。
気になって気になって、1時間以上さがしたけれど見つからず。
(今日は店長が休みなのだ)
マスオさんは、
「明日、店長に聞けばわかりますよ」と言うが、
頼んだ本が2日も前に来ているのに、
連絡をもらえないお客さんの身にもなってみてよっ!
それに、万が一、売れちゃったらどうすんの?
とうとう見つけられないまま、悔しい思いであがる。
さりげなく遠慮がちなメモを残す。
「最近、客注品が棚に入っていたり、
返品されていたりすることがよくあります。
少し気をつけていただけると、ありがたいのですが・・・」
帰りに、娘に連絡をとると、
娘は、さっそく仔猫を拾った友達の家に遊びに行っている。
私も玄関先まで訪ねて行って、
その仔猫を見せてもらった。
へその緒はついているし、もちろん小さいけれど、
身体に傷も汚れもないし、
小さいなりに、けっこうしっかりしている。
声も元気だし、きっとこれは育つだろう。
よかったね!
娘の友達も育てる気満々。
娘によれば、
「排泄の世話も、けっこうじょうずにやってたよ」とのこと。
よかったよかった。
夫も息子も遅いので、娘とドトールで読書。
母と娘だけの夕食というのは、どうしてこんなに気楽なの。
なんだか今日は、あがる直前にえらい騒ぎになった。
あと30分で、もう今日の仕事はおしまいという時、
店長は30分休憩に入った。
残ったのは、マスオさんと、ネーチャンと、私。
3人もいれば充分過ぎるぐらいだ。
いつもなら1人でも大丈夫。
そこへ、一度にややこしいお客さんが3人も!
(他の2人が相手していた2人のことは、
実際、よくはわからないんだけれど)
その1。
ネーチャンは、図書カードを何十枚と包装するよう言われて、
一人で悪戦苦闘し、
(他の2人も、それぞれ厄介な客に関わっていたので応援できず)
「領収証はお入用ですか」と丁寧に聞いたら、
「あったりまえでしょぉ~?」と吐き捨てるように言われたそうだ。
「ただ単に、普段から態度が悪いだけの人なんだろうけど」
とネーチャンは言う。
その2。
マスオさんは、何日も連絡がつかなかった客注のお客さんの相手。
品切れなのだ。
入手不可能なのだ。
これを連絡しようと思ったら、
「おかけになった電話番号はお客様のご都合により、おつなぎできません」
と言われる。
携帯電話なのだ。
お金を払ってないのだ、うちのおバカさんみたいに。
いつ、電話が通じるようになるかもわからないので、
私は毎日、電話をかけ続けた。
今朝もかけた。
今朝も「おつなぎできません」のままだった。
そのお客さんが、
注文した本はまだなのかな~? って感じで現れたのだ。
マスオさんは、品切れのこと、電話がつながらなかったこと、
きちんと説明している様子。
同じお客さんで、もう1冊、発注済みの注文品があったので、
「連絡のつく電話番号を聞いてください」と、
(私は私で、電話で話をしながら)マスオさんに頼む。
すると、相手は逆ギレした。
「つながらないなんてはずない!」
実際に、何十回もかけてつながらなかったのに、
つまんないことで見栄はって、どうすんのよ~。
さらにわからないことを言っていたらしい、この客。
「品切れだなんて知ってるよ。
品切れだから注文したんだ」
はぁぁ???
品切れは品切れです。
注文されても、どこからも出て来ません。
その3。
私が電話で相手したお客さん。
丁寧で、おっとりしたしゃべり方の女性なのに、
人の言うことを全然聞いてないし、
こちらの質問にも答えてくれない。
書店流通に乗っていない折り紙の本、
(発売元に問い合わせたところ、文具流通なのだそうだ。
つまり、文房具屋でなら手に入れられるということだ)
それを、取り寄せてくれと言って、聞かない。
うちとは取り引きがないので、と何度説明しても、
「そんなに高くはなかったはずよぉん」などと、
全然、話題と無関係の価格の話を始める。
「題名はAですか? それともBですか?」と聞いても、
「発売元は○○っていうのよ~、どこそこにあるの~」
などと、すれ違いの答えが返って来るばかり。
店長、どこへ消えた!
(いや、休憩中だったんですけどね)
3人それぞれの問題が片付いた時には、
ネーチャンも、私も、ものすごく怒りまくっていたし、
マスオさんは、私たちに「すいません」と言った。
なぜ、あんたがあやまるのっ!
私は、30分も話の通じない会話をしたので、
(風邪ひいてもいるんだけど)ちょっと発熱。
しかも、このお客さんとの話は、なんと明日に持ち越しになりました。
話が長くて、話しているうちに5時を過ぎてしまって、
出版社がしまってしまったからじゃよ。
本体HPの本屋日記に書けるほど、私の中でこなれていない。
ただのグチなので、ブログに書いちゃいました。
もっとおもしろい話なら、本体に書けるのにね~。
ふー。
眠い。
暑い。
休憩時間に、いつもなら半分は意識がある状態で、
うとうとするのだが、
今日は、携帯のアラームが鳴った時に、
自分がどこにいて、何をしているのか、
わからなくなるほど熟睡していた。
そこまで寝ると、仕事に戻るのが困難だった。
猫村さんの2巻が発売になり、
特装版6冊が、すべて予約分で消えた。
(2000円以上も出して、欲しいのかな、てぬぐいとせっけん)
あと、ネーチャンのお母様のお友達
(つまり立派なお客様)が注文した本が、
いつまでたっても来ないので、ネーチャンが調べたところ、
5日前に入荷しているのに、
即刻、店長が返品してしまっていることがわかった。
ネーチャンは、頼まれたものなのに、と困惑するし、
もちろんお客様はお怒りになるし、
久しぶりにトホホなミスです。
心当たりのない本が入ったら、
普通、いきなり返品する前に客注かどうか確認するよなぁ。
他店からもらおうにも、どこも数が少なく、
しかたなくネーチャンは、再注文をかけていた。
スタッフの注文だからと、いいかげんに扱うのは変だと思うよ。
依頼者は、一般のお客様なんだからね。
帰宅後、また7時頃から死ぬほど眠くなり、
2時間ほど眠ってしまった。
最近、こういうパターンが多いな。
メイラックスのせいなのかな。