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勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

TPPの秘策。

2014年08月18日 | Weblog
「TPPは日本に農業にとって大打撃」と意気盛んな農協(JA)さん。
日本酒の国内販売が落ち込む一方で輸出に活路を見いだせそうな酒造メーカー。
この関係が見ていて非常に面白い

オーストラリアで日本酒人気沸騰中。輸出額は5年で2倍超になったとの事です。日本酒人気はオーストラリアだけでなくアメリカやアジアでも人気を集めており、昨年は日本酒の輸出総額は100億円を突破しました。
いやぁ、既にここまで輸出されていたとは正直驚きです
シドニー市内でも日本酒を置くレストランバーは人気でして、一般の販売店まで日本酒コーナーを設置し始めていると言っていました。日本人に比べて一人当たりのアルコール消費量が数倍高いオーストラリアの人達への販売は今後増え続ける予感がします。以前、フランスのオランド大統領来日時に安倍総理が主催した大統領歓迎午餐会で出された旭酒造さんの純米吟醸「獺祭(だっさい)」が話題になりましたが不振の日本酒業界において世界輸出で大繁盛の旭酒造さんの例もあります。

「農家が米を作る」→「酒造メーカーが日本酒を作る」→「商社が輸出する」

この最強の法則に農協(JA)の入る余地はありません。TPPは海外の方々へ安い日本酒を届けるわけですから、世界的日本酒ブームが訪れても不思議ではないでしょう。そうなれば農家はウハウハ、農協は死活問題。という事ですかね

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