おおみそかを迎え、体調がイマイチ(多分風邪の初期)なので家でおとなしくしています そんな中で、この映画をAmazonにて鑑賞
「メルー」はインド北部にある6000メートル級の山で難攻不落と呼ばれています。特にこの映画に出てくる『シャークスフィン』と呼ばれる頂はサメのヒレのように薄っぺらく登り辛い。この映画でコンラッドとジミーとレナンの三人が史上初登頂となります。ドキュメンタリーなので撮影も自分たちで行われていますが見事な作品に仕上がっていると思います
三人の登山人生の背景も描写されていますので実に“のめり込める作品”ではないでしょうか。素晴らしいの一言です!
来る日も来る日も悪天候で足止めをくらい、岸壁に宙ぶらりんのテントの中で食糧だけがむやみに消費されていく状況は精神的にも追い込まれていきます。登り始めればマイナス30℃近くの寒さとの闘い。足の感覚は無くなりチーズひとかけらしか食べていない僅かな体力を容赦なく奪っていきます・・・
「生と死」の狭間を登りながら一番大切な事を教えてくれていますね~。映画を観てて解りますが、たとえ頂上が目の前まで迫っていても「あと僅かだから危険だけど行こう!」ではなく冷静に生還できる可能性をチームで考え話し合い、無理だと判断すれば撤退(断念)することが大切で、「生きていればまたチャンスは訪れる」を第一にもっていけるか否かが人生そのものに繋がるのだと感じました!
負けを認める事の重要性と成功するための精神力がいかに大切か。。。