勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

居酒屋受難の時代。

2016年02月26日 | 時事
日本フードサービス協会から発表された1月度の調査結果をみますと・・・
ファーストフードは前年約1割増し
ファミレスは前年比約3%増し
ディナーレストランは約7%増し
喫茶業態は前年からトントン
居酒屋はと言えば約7%減となっています!

もう少し中身を掘り下げて見てみると・・・
ファーストフードの中で「洋風」に至っては店舗数が減っているにも関わらず、売り上げは116%と高い伸びを示しています。客単価も高いのでこれは値上げによる効果と想像できるわけですが「和風」が前年並みなのに「洋風」だけ上がるのか?単純に肉の原価でしょうかね~^^;

居酒屋に目を向けてみると店舗数が前年から1割も減っていますので売上も減るのは当たり前なのですが、過去資料を見ますと店舗減少は2014年からとなっています。ただ、この資料はチェーン店が多く加盟する「日本フードサービス協会」の会員を対象としていますので一般個人や小規模のお店は含まれていないと考えられますのでチェーン店へ足を運ぶ客が個人店に奪われている可能性が大きいと思われます。特に近年はラインなどのSNSの普及で情報連絡が容易に取り合えるようになった事で「安くて美味しい」店が出来れば集中的に客足がそちらへ流れる傾向にあるのではないでしょうか・・・

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