今日はメルクの小学生たちが使用している英語の教科書を紹介いたします。
当教室では、主にピアソンロングマン(http://www.longmanjapan.com/index_j.html)という出版社が発刊しているEnglish Landを使用しています。
ピアソンロングマンのEnglish Land紹介サイト
↓
(http://www.longmanjapan.com/search/onlinecatalog_j.html?id=324)
このテキストは、発刊当初からしようしていますが、いったいどのようなところで使用されているか調べてみました。
まずは、私立小学校です。例えば英語教育に非常に力を入れている、京都の立命館小学校で使われているようです。
そして、英会話教室です。この本の著者である、中村麻里先生(石川県金沢市)、清野明子先生(長野県松本市!実はお友だちです)をはじめ、全国で数百以上の英会話教室で採用があると思います。
日本の中学英語教育で始めて英語に触れるお子さんと違い、小学校から始めるお子さんが体感できるであろう、利点をお話します。
①発音とつづりの関係
不思議なことに、日本の公立小学校、中学校では英語の発音についてしっかりとした理論的基礎を教えていません。その例がPhonicsですが、英語圏の子供たちでさえ発音とつづりの関係について学習しているにも関わらず、日本の公立学校ではやりません、これは大きな疑問です。
②文法を感覚的に学ぶ
これは非常に重要です。中学英語からは、この機会は皆無と言っていいほどです。
皆さんは、ご自身が日本語を話すときに、名詞、動詞、助動詞、形容詞、過去形、未来形、…などについて考えながらお話されていますか?子供たちは、日本語を自然と親子の会話や遊びなど、日常生活の中で「コミュニケーション」を豊かにするために身に着けています。
一方で、中学から始まる英語(5,6年でも導入されているけど…)は、文法重視、コミュニケーションに向けたカリキュラムの軽視、受験重視の授業が多く展開されています(すべてとは言いません)。教室に通う子供たちに聴いてみたところ、音読でさえおろそかになっているというのです。
③つめこみ学習からの脱却
弊害ともいえるつめこみ学習。
詰め込むだけの知識は、例えばクイズ大会に出るための準備に似ています。完全正解でなくては脱落、その知識を日常生活に生かす知恵を教えるまでには至らないです。ペーパーテストに合格するための英語力は、もちろん教室で軽視しているわけではありません。ブログを書いている私も、TOEICの受験指導をする際、単語を覚える重要性を強調します。しかし、それは「時間に制約がある条件で挑まなくてはならないことがある」のも前提です。「もっと早く取り掛かればよかった」「遅かった」というのも、背景にはあるのではないでしょうか。
お子さんが詰め込んで学習することにより、英語を嫌いへの弊害にもつながります。時間をかけて、気持ちにゆとりがあるうちに、ゆっくりスムーズに知的財産を培うことができれば、それは親御さんがお子さんに与えられる最良の財産かもしれません。
English LandにはCDとDVDが付録しており、家庭でリスニングしたり、英語でストーリーを理解できるような工夫がなされています。できれば、そのような資料を家庭で週に3回以上活用できるようになれば、英語が身近なものに感じられ、「受験の科目」という意識さえなくなってしまうかもしれません。
大学受験に英語がない学校はほどんどないほど、英語教育、習得の重要性が訴えられている一方で、なぜ英語は遅い時期からの開始で詰め込むように教えているのでしょうか。大変疑問を感じます。
私も2児の親として、子供たちには小学生のはじめから英語を「楽しみながら」触れてほしいと思い、学習する機会を設けています。
学校英語ばかりに頼っていては、実は子供たちはぎゅうぎゅうに押し込まれて、場合によっては中12学期で英語嫌いになっているようです。
当教室では早期教育の目的ではなく、「前倒しでゆっくり取り組む」「落ち着いた気持ちで、知的好奇心を育てる」という意味合いも込めて、小学生からの英語教育を進めております。
受験のための競争学習から子供たちを脱却させてあげたいと思います。英語はコミュニケーションを豊かにし、知的意欲を高める役割を果たせると思います。
当教室では、主にピアソンロングマン(http://www.longmanjapan.com/index_j.html)という出版社が発刊しているEnglish Landを使用しています。
ピアソンロングマンのEnglish Land紹介サイト
↓
(http://www.longmanjapan.com/search/onlinecatalog_j.html?id=324)
このテキストは、発刊当初からしようしていますが、いったいどのようなところで使用されているか調べてみました。
まずは、私立小学校です。例えば英語教育に非常に力を入れている、京都の立命館小学校で使われているようです。
そして、英会話教室です。この本の著者である、中村麻里先生(石川県金沢市)、清野明子先生(長野県松本市!実はお友だちです)をはじめ、全国で数百以上の英会話教室で採用があると思います。
日本の中学英語教育で始めて英語に触れるお子さんと違い、小学校から始めるお子さんが体感できるであろう、利点をお話します。
①発音とつづりの関係
不思議なことに、日本の公立小学校、中学校では英語の発音についてしっかりとした理論的基礎を教えていません。その例がPhonicsですが、英語圏の子供たちでさえ発音とつづりの関係について学習しているにも関わらず、日本の公立学校ではやりません、これは大きな疑問です。
②文法を感覚的に学ぶ
これは非常に重要です。中学英語からは、この機会は皆無と言っていいほどです。
皆さんは、ご自身が日本語を話すときに、名詞、動詞、助動詞、形容詞、過去形、未来形、…などについて考えながらお話されていますか?子供たちは、日本語を自然と親子の会話や遊びなど、日常生活の中で「コミュニケーション」を豊かにするために身に着けています。
一方で、中学から始まる英語(5,6年でも導入されているけど…)は、文法重視、コミュニケーションに向けたカリキュラムの軽視、受験重視の授業が多く展開されています(すべてとは言いません)。教室に通う子供たちに聴いてみたところ、音読でさえおろそかになっているというのです。
③つめこみ学習からの脱却
弊害ともいえるつめこみ学習。
詰め込むだけの知識は、例えばクイズ大会に出るための準備に似ています。完全正解でなくては脱落、その知識を日常生活に生かす知恵を教えるまでには至らないです。ペーパーテストに合格するための英語力は、もちろん教室で軽視しているわけではありません。ブログを書いている私も、TOEICの受験指導をする際、単語を覚える重要性を強調します。しかし、それは「時間に制約がある条件で挑まなくてはならないことがある」のも前提です。「もっと早く取り掛かればよかった」「遅かった」というのも、背景にはあるのではないでしょうか。
お子さんが詰め込んで学習することにより、英語を嫌いへの弊害にもつながります。時間をかけて、気持ちにゆとりがあるうちに、ゆっくりスムーズに知的財産を培うことができれば、それは親御さんがお子さんに与えられる最良の財産かもしれません。
English LandにはCDとDVDが付録しており、家庭でリスニングしたり、英語でストーリーを理解できるような工夫がなされています。できれば、そのような資料を家庭で週に3回以上活用できるようになれば、英語が身近なものに感じられ、「受験の科目」という意識さえなくなってしまうかもしれません。
大学受験に英語がない学校はほどんどないほど、英語教育、習得の重要性が訴えられている一方で、なぜ英語は遅い時期からの開始で詰め込むように教えているのでしょうか。大変疑問を感じます。
私も2児の親として、子供たちには小学生のはじめから英語を「楽しみながら」触れてほしいと思い、学習する機会を設けています。
学校英語ばかりに頼っていては、実は子供たちはぎゅうぎゅうに押し込まれて、場合によっては中12学期で英語嫌いになっているようです。
当教室では早期教育の目的ではなく、「前倒しでゆっくり取り組む」「落ち着いた気持ちで、知的好奇心を育てる」という意味合いも込めて、小学生からの英語教育を進めております。
受験のための競争学習から子供たちを脱却させてあげたいと思います。英語はコミュニケーションを豊かにし、知的意欲を高める役割を果たせると思います。