銀の砂時計

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超「超」整理法

2008-10-23 10:58:21 | あきかぜ便り~日記
「超」整理手帳を考案された野口教授の新しい本を読んでみました。以前、「超」整理法を読んだのはかなり前のことで、分類せずに時系列に並べるなどといった新しい考え方は参考になりました。

今回は前作の続編でありながらも、更に新しい考え方が導入され、Googleの活用に関して詳細な記述があります。同感するところ、疑問に思うところと、いろいろ考えさせられる点があり、読んでみて良かったと思います。

特にGoogleの活用に関しては、たいへん興味深く読めたところです。「検索」という機能への接し方において、興味深い観点が多数あります。Gメールは使っていないものの、普段使っているのはGoogleですし、Mac上のファイルでは「Spotlight」を利用して検索という行為を行っています。検索機能を利用することが多くなってきた現在では、「検索」というトピックには関心が集まるといえそうです。
#Windows XPの検索機能は良い印象が無いです

古いクラシックなMac環境のころは、メールの検索といえば、エディタでEudoraのメールフォルダを開いて、エディタの検索機能で目的のメールを探すということをしていました。Eudoraにも検索機能はあるのですが、あまり処理速度が速くなく、エディタで開いたほうが速く処理できました。当時と比較すると、今はかなり環境が改善されてきて、気軽に使うことができますね。


***
本書の後半では、大幅に実用性が向上している検索機能を知的作業へ生かしていくヒントを示しています。その中で「歩けばアイディアがでる」は、日ごろウォーキングをしているわたしとしては、実体験で実証済みのところ。

歩いていると、脳が活性化されるような感覚になります。ウォーキング中に、複雑な事柄の解決の糸口をつかめることがあるのは事実です。ウォーキングだけでなく、高速道をひたすらドライブしたり、音楽に接するときも同じような効果があるように思います。

(わたしにとって)文章の表現が読みにくく感じる部分もあるのですが、各章の終わりには「まとめ」が掲載され、丁寧な作りになっています。読んでみると、たいへん参考になる本だと思います。検索機能など使ったことの無い人でも、少なくとも検索機能の重要性を実感するのではないでしょうか。
(^^)


超「超」整理法 知的能力を飛躍的に拡大させるセオリー
野口 悠紀雄
講談社

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