銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

「夏目友人帳」を読みました

2008-07-22 01:56:01 | あきかぜ便り~日記
アマゾンで注文したのは1・2巻でした。すぐに箱を開けて、読み始めると・・・

うぅ~ん、いいですね。この作品の世界に漂うやさしい空気は、やさしさに満ちているがゆえに、ホッとしたり、時に切なくさせられたり。名前が返されていくたびに、読む者の心も解きほぐされる思いがしますね。

作品の中には、静かに音を奏でる弦の動きがスーッと動きを止めるかのような演出があって、思わず作品の世界に引き込まれてしまいます。どことなく音楽的な作品なのかもしれません。嬉しく、愛しく、切なく、そのような響きが漂いつつも、静かに包み込んでくれます。一話ずつ読み終わった後に、それらの響きが心の中に響き続ける。心にしみる作品です。

2巻までで気に入ったのは、「露神」と「燕」。とくに1巻最後に出てくる「燕」の表情はイイですね。
('_;)


この先も読みたいと思いつつ、友人にも勧めてしまいました・・・
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