銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

胃カメラ検査

2006-01-18 15:28:39 | あきかぜ便り~日記
今日、内視鏡検査をしてきました。先日の入院劇に関連する検査です。

胃カメラなんて、ほぼ10年ぶり。医療機器のメカニカルな部分に興味はあるので、ワクワクしながら病院に入っていく私・・・自分でも「変なヤツ」と思う瞬間です。入院中も点滴の成分を見て面白いと思うのですから、やはり「変」なのでしょうか??

前回は麻酔の聞きがイマイチだったため、やや苦しい感じがあった記憶があります。さて、今回・・・胃の泡を消すとかいう白濁溶液を少量のみ、ノドの麻酔となる液体を口に含みます。前はゼリー状のジェルのような薬液でしたが、今回は普通の液体でした。今回の麻酔はよく効きまして、舌からノドにかけてしびれまくり。話をするのも困難なくらいの効き具合で、指示通り最後は薬液を飲み込みました。
「う~~にが~~い」

最後に注射をして、診察台に寝て、先生を待ちます。入院した時の先生だったので、この点でも安心感がありました。カメラのチューブ自体は、前回より少しスマートになったような感じがしますね。私はノドのところですぐに「オエ~」となってしまう傾向があるので、その山を越えてしまえば大丈夫のはず・・・どうやら、このチューブからは空気が出ているようで、ノドを通る時に気体のような触感を感じつつ、お約束の「オエ~」。少々、息がしにくいこともあって、涙が出てきてしまいました。

自分の体の中が見えるという好奇心の方が強いので、特別に緊張しているわけではありません。でも、ここの場所を通過する時だけは変な反応をしてしまう私です。後はス~っと奥の方に移動します。何回か組織を採取されたり、着色の為の色素液?を注入されたり、目の前で展開されるメカニカルな動きに興味津々。この段階では楽しむ余裕さえありました・・・

組織を採取したり、鉗子でコチョコチョされたりしまして、前回より明らかに診察時間が長かったです。チューブの横からいろいろ操作できるみたいで、先生の操作が完全に見えないのがちょっと残念でした。この機械は本当に上手くできていると感心しまくり。

そうこうするうちに先生が「お疲れさま、終わったよ」のひと言で終了。機械を抜く時は拍子抜けなくらいすぐに抜けてしまいますねえ。

診察では表層性胃炎があるとのことで、ストレスが原因でしょうとのこと。自分の内部の写真も見せてもらって、ワクワク感のほうも納得。前回あったような出血とか、潰瘍は無かったので一安心。胃炎があるのは確かなので、しばらく外来で通院し、経過観察とすることになりました。

ということで、胃カメラの日は終了しました。胃の中で機械が動き回ったせいもあって、まだ異物感があります。食欲もイマイチかな~今回も面白い経験でした。