
二人の女子高生はそれぞれ「死体を見たい」「人が死ぬところを見たい」という思いを抱きつつ、夏休みの時を過ごす。そして、お互いの気持ちに気づき寄り添うことの大切さを知る。しかし、周りでは既に教師一人が自殺し、二人のクラスメートも遺書を残す。
「湊さんにしては高校生の友情物ってこと(だけ)で終わり・・・?」
と、いう気持ちで頁数が残り少なくなるのを気にして読み進むと、さすがっ!ラストに来てどんでん返しが!!!伏線が散りばめられていて、最終的に登場人物がいろいろなところで絡まって来る展開はさすがとしか言いようがありません。青春物としても面白かった。明日まで取っておこうかと思っていましたが、ついつい一気に読み終えてしまいました。詳しいことは【再読】の時にでもお話できるかと思います。