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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

盛岡一高サヨナラ勝ちで8強進出!

2021年07月18日 | '21夏8強チームの球跡
3回戦(県営球場)

久慈高校 100 003 010 00=5(H15 E2)
盛岡一高 200 200 100 01=6(H 8 E2)

盛岡一高バッテリー:菅、佐々木裕ー金澤
久慈高校バッテリー:松川、播磨ー荒谷

<盛岡一高メンバー>
1.⑥川村(3年仙北)
2.①③菅(3年浄法寺)
3.⑨高橋(3年奥中山)、代走:工藤(2年夏井)
4.⑧井上(2年仙北)
5.③⑤平井(3年附属)
6.②金澤(3年紫波三)
7.⑦藤平(2年大宮)
8.⑤①佐々木裕(3年上田)
9.④大川(2年下小路)

【戦評】
盛岡一がシード校久慈を延長11回サヨナラで下し、2年連続8強入りとなった。
5-5でむかえた延長11回裏、盛岡一は先頭の2番菅がセンター前ヒットで出塁。3番高橋の送りバントは成功せず一走が二塁でアウトとなり一死一塁で代走は工藤。4番井上が手堅く送り二死二塁の好機を作りバッターは5番平井。サヨナラを信じる三塁側スタンドの大声援をバックに平井が振り抜いた打球は右中間を真っ二つ!二走工藤が勇躍ホームを踏んで盛岡一サヨナラ!球場は大歓声に包まれた!

久慈は1回3番野崎のタイムリー二塁打で先制、6回には9番荒谷のタイムリー二塁打などで3点を上げ同点とするなど15安打を放ち終盤試合を優位に運ぶも、盛岡一を突き放すことができなかった。

盛岡一は先発菅、二番手佐々木裕とも毎回のようにランナーを背負うものの粘りの投球と遊撃・川村主将を中心とする内野守備、二塁への進塁を阻止した捕手・金澤の強肩、タッチアップ走者をホームへの矢のようなダイレクト送球で刺したレフト藤平の強肩など、守りが際立ったナイスゲームだった。

ついに8強まで勝ち上がりました。もちろん無欲の勝利です。明日の準々決勝も持てる力を100%、いや120%、いや200%出し切って戦ってください。その先に、何かが見えてくるはずです。楽しい夏をありがとう!まだまだ行けるぞ盛岡一高!!!一関学院に食い下がれ!ガンバレ!盛岡一高!!!

サヨナラ打の平井

工藤、サヨナラのホームイン




※写真は盛岡一高OBししさん提供です。

盛岡一高2回戦突破

2021年07月16日 | '21夏8強チームの球跡

盛岡一高バッテリー:(1~5回)菅、(6~7回)佐々木裕ー金澤
洋野・紫波バッテリー:上畑・下苧坪ー小子内

<盛岡一高メンバー>
1.⑥川村(3年仙北)
2.①③菅(3年浄法寺)
3.⑨高橋(3年奥中山)
4.⑧井上(2年仙北)
5.③⑤平井(3年附属)
6.②金澤(3年紫波三)
7.⑦藤平(2年大宮)、代:木村(2年土淵)、⑦佐々木航(3年矢巾)
8.⑤①佐々木裕(3年上田)
9.④大川(2年下小路)

【戦評】
盛岡一は、初回、安打で出塁の1番川村3番高橋を一三塁に置いて4番井上の左中間二塁打などで2点先制。さらに2回には、1番川村の左翼越え二塁打、2番菅の一塁線タイムリーで2点、3回には、9番大川のレフト前タイムリーで2点を加え、4回までに7点をあげて優位に試合を運ぶ。そして、5回には1番川村主将のレフトスタンド直撃の2ランホームランで試合にとどめを刺した。洋野・紫波連合は4回からエース下苧坪を投入、6回に4番木村のライト前タイムリーで1点を返したが力及ばず、連合チームの夏2勝はならなかった。

盛岡一の次戦(3回戦)は、OBの菊池達朗先生(2009年夏準優勝投手)が部長を務めるシード校久慈高校。伝統誇るしぶとさと集中力で強豪へ挑戦!失うものはなにもない、捨て身で戦いを挑め!必死で食らいつけ!行くぞ!盛岡一高!頑張れ一高!!!




1番川村

2番菅

3番高橋

4番井上

5番平井

6番金澤

7番藤平

8番佐々木裕

9番大川


盛岡一高初戦辛勝

2021年07月14日 | '21夏8強チームの球跡

盛岡一高バッテリー:(1~7回)菅、(8~9回)佐々木裕ー金澤
釜石バッテリー:中館ー佐々木

<盛岡一高メンバー>
1.⑥川村(3年仙北)
2.①③菅(3年浄法寺)
3.⑨高橋(3年奥中山)
4.⑧井上(2年仙北)
5.③⑤平井(3年附属)
6.②金澤(3年紫波三)
7.⑦藤平(2年大宮)、佐々木航(3年矢巾)
8.⑤①佐々木裕(3年上田)
9.④大川(2年下小路)

【戦評】
盛岡一が投手戦を制し3年連続初戦突破。
盛岡一は2回、4番井上の三遊間安打、5番平井の内野安打で無死12塁の好機をむかえ、6番金澤の送りバントはピッチャー前へ。ここでピッチャーの三塁への送球が悪送球となり1点先制。6回には安打で出塁の4番井上を三塁に置き、5番平井のセンター犠牲フライで1点追加。7回にも相手エラーで3点目をあげて、先発の左腕・菅が釜石打線を被安打3、7奪三振に抑え込み、8回から背番号1の佐々木裕をマウンドに送り釜石に付け入る隙を与えず逃げ切った。釜石は7回にむかえた二死満塁の好機を逃したのが悔やまれる。

川村主将が戦列に復帰したことで守りが硬くなったことは喜ばしいことですが、春同様「好機に打てない」。投手は不用意な四球が多い。このままでは上位進出はかなり厳しいと言わざるを得ません。「一戦一戦実力をつけて・・・」と言っても、時間がありません、持ち前の集中力でこの夏の戦いを乗り切ってください。応援しています。頑張れ!盛岡一高!





盛岡一高初戦勝利

2021年04月24日 | '21夏8強チームの球跡


盛岡一高先発の齋藤諒太郎

盛岡一高の2番手・工藤簾汰


盛岡一高バッテリー:齋藤(1回~3回)、工藤(4回~7回)ー金澤

【戦評】
2019年9月18日の秋季高校野球県大会準々決勝・盛岡商戦以来、実に1年7ヵ月ぶりに観客(千人限定)の前に姿を見せた盛岡一が活発な打線で百戦錬磨の首脳を擁する盛岡北を7回コールドで破り初戦を飾った。

初回2点を奪った盛岡一は、2回裏、連続安打の7番佐々木(裕)、8番齋藤を9番千葉が送った後、1番井上の四球で満塁とし、2番菅の犠飛で1点追加、なおも3番高橋のセンター前タイムリー、4番平井の三遊間2点タイムリーで3点を追加し6-2と盛岡北を突き放した。

その後、4回に相手エラーなどで3点を追加し、守っては4回、5回の1死二塁一塁のピンチをゲッツーで切り抜け、先発齋藤、2番手工藤の投手陣が要所を締め盛岡北の攻撃を2点に抑えた。

盛岡一は時折顔を出した守備の綻びを修正して代表決定戦に臨みたい。