白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

高校球児大活躍!

2016年12月29日 | 読書

最後の夏の神奈川県大会2回戦13-0でコールド負けした高校球児が主人公。
中学校の同級生が次々と襲われ、当時いじめを受けていた少年が犯人として浮かび、同級生有志が犯人を捜し始める・・・いわば青春ミステリー。

最初は母校野球部後輩への配慮からおとなしかった主人公だが、途中から喧嘩に加わるは、酒を口にするは、で、「チームが活動停止にならないか?」とそればかりが気になった小生(笑)。

しかし、いつも思うことだが、荻原さんの作品は半分ぐらいまで正直退屈だ。そして半分過ぎから俄然スピード感とハラハラドキドキがやって来て、読み終わると思わず「あ~面白かった!」と呟いてしまう面白さだ!待っている本が3冊。さ~、次はどれにしよ~かな~♪

2016年私の十大ニュース

2016年12月27日 | 私の十大ニュース
①3人目の孫誕生!
②6年続いていたのに切れた
③3年続いてしまった
④山寺を旅した
⑤携帯電話買い替え
⑥うん十年ぶりに読書熱再燃
⑦3年続いていたのに途切れた
⑧3年続いていたのに途切れた
⑨ツイッターを止めた
⑩病気にならないで健康に過ごした

だんだん、
歳相応になってきた1年でした~(笑)♪

③は来年こそどーにかして欲しい!!!
がんばれ!!!

サラリーマン諸氏へ!

2016年12月25日 | 読書

主人公・凉平の言葉に勇気をもらった。

「あんたらだってそうだ。あんたも同罪だ。あんたも、あんたも、あんたもだ。四十年も五十年も生きて、何を覚えた。何を教わってきた。ゴルフのスイングか?接待に使う店のリストか?経費のちょろまかし方か?いつだって見て見ぬふり。世間に何を言われようが、会社の中でよくやった、お前は偉いって言われる方が大切なんだ。何が怖い?生活費か?女房か?近所の評判か?仕事がなくたって金がなくたって、死にはしない。新宿中央公園に行けば生きて行けるぞ!」

綾婆さん復活を!

2016年12月23日 | 読書

レイモンドチャンドラーの探偵小説の主人公フィリップ・マーロウを敬愛する私立探偵・最上俊平が相棒の片桐綾婆さんと殺人事件の犯人を追いつめるかたゆで玉子(ハードボイルド)ならぬ超半熟玉子小説。

全396ページ中ほんとんどが逃げたペットを探す探偵の話だったり犬の話だったり。犬が嫌いな小生、しかも、相棒が皺くちゃ婆さん。「荻原作品にしては駄作だな~」と思いつつ無理して読み進む。しかし、、、さすが荻原さん!残り50ページぐらいから内容がかたゆで玉子状態に!そして、ラスト10ページでは涙が出始める超半熟玉子状態に!

「綾婆さん、実は死んではいなかった!」ってことで、続編書いて欲しい!頼むよっ!荻原さん!!!荻原作品の登場人物はみんな魅力的です。みんな好き(笑)!!!

衝撃のラスト一行!

2016年12月21日 | 読書

荻原浩さん渾身のサスペンス物。

ところどころに広告業界出身の荻原さんらしい知識がちりばめられていて、犯人探しとともに読み応え充分。
そして、荻原さんの多くの作品がそうであるように、この作品の主役2人も相方と死に別れ子供と二人暮らし。さらに二人ともサッカー好き。40代の巡査部長小暮と30代の女性警部補名島のコンビが良い味を出している。

面白い!みなさんも是非一読を!