
私はよほどのことがない限り再読はしない。今まで再読したことがあるのは「沈黙」「名画を見る眼」だけである。でも、「良い本は何度でも読んで心に浸みこませておきたい」という欲望にかられてこの本を再度手に取った。この本を読んだのは去年11月。人生2度目の読書熱が燃え上ってから5冊目に購入した本だった。
再読だが、また泣いてしまった。テッシーとサヤちんの会話を瀧が聴く場面。瀧は二人のことを不思議な感覚で見つめるが何も思い出せない。そして、三葉との運命の出会いの場面へ。
こうやっていつでも会いたい人に会える
【小説】って最高です!