白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

一高、テニス女子団体4連覇達成!!!

2013年05月31日 | 高校総体
【テニス女子団体決勝】 盛岡一 3-0 盛岡白百合
  (複)小林・福原 8-6 (単)中村 8-1 (単)鈴木 8-1

【テニス男子団体決勝】 岩手 2-0 盛岡一
  (複)8-2 藤村・立本 (単)8-4 高橋 (単)3-0 伊藤

【ハンドボール2回戦】 盛岡一 49-16 水沢

【バレーボール男子3回戦】 盛岡一 2-0 盛岡中央

【柔道女子団体1回戦】 久慈 3-0 盛岡一

【卓球男子団体1回戦】 黒沢尻北 3-2 盛岡一

【卓球女子団体1回戦】 金ヶ崎 3-0 盛岡一

【軟式野球1回戦】
  花東 001 010 101 4
  一高 000 010 200 3

6月1日付岩手日報記事掲載 ⇒⇒⇒

ここ! クリックで読めるくらいに拡大

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 岩手県情報へにほんブログ村

昭和50年白堊野球物語(終)-S42佐藤泰久さん作

2013年05月31日 | 白堊野球
センバツでも夏でもあと一歩のところで甲子園への夢を断たれたエース林とキャプテン金野は、各々東京六大学の立教、明治に進学する。すなわち林は城南小→下橋中→盛岡一→立教、金野は大船渡小→大船渡中→盛岡一→明治の球歴となる。

林は野手に転向、一年秋から代打で出場し活躍、江川とも対決した。金野は当時東京六大学最強の明治・島岡監督のもとで3年春の早明戦から出場、初打席初ホームランという快挙をやってのけた。そして昭和54年秋のシーズが終わると、各々、立教大学野球部主将、明治大学野球部主将に推挙された。

そして昭和55年10月26日、両教え子が対決する秋のリーグ戦立明2回戦に小山野球部長はバックネット裏観戦に駆けつけたという。春のリーグ戦優勝校・明治への立教の挑戦、延長にもつれこんだ熱戦は10回裏二死、立教キャプテン・林のサヨナラホーマーで決着する。これによって明治の3シーズ連続優勝は断たれた。両チームナイン整列して最後の挨拶、両チームの先頭にはキャプテンとしての林、金野の姿があった。


時はくだって平成11年、この年、盛岡一高野球部は創部100周年を迎えた。一高野球部の歴史はすなわち岩手野球の歴史でもある。記念試合として一高OBVS盛商OBが企画され、5月2日、岩手県営球場に往年の名選手が集った。監督は一高が杉田清彦、盛商が佐々木宏、まさにあの昭和50年夏の再現である。森雄一(S24,25甲子園出場)、小笠原敬二(S43甲子園出場)、駒木進(同)、森常記(S53甲子園出場)、、、その中に混じって金野健の姿もあった。解説者としてアナウンサー席についたのは、一高から金野、盛商からは「44イニング無失点」の滝村正彦だった。アナウンサーの「あの夏以来ですが、その後会うのは初めてですか」との呼び水に

滝村:「はいそうです、24年ぶりです」
金野:「そうです、あまり会いたくない相手です(笑)」

金野のいつわらざる心境だったのだろう。そして再度の対決の時がやってきたのである。


5回裏2死1・3塁で24年の歳月を経て、金野・滝村は再び対決する。余裕の笑顔を見せる滝村に対し金野の表情は真剣そのものだった。脳裏に去来するのはあの昭和50年の夏か..。ボールスリーからレフト線ファール、そして5球目、痛烈な当たりではあったがセンターフライに終わった。かくて四半世紀を経た竜虎あいうつ戦いもまた軍配は滝村に上がった。激烈を極めたOB対決も10-11で盛商の勝利に終り、この物語は完結を迎える。

昭和50年の一高野球部、惜しくも甲子園への出場はかなわなかったが、白堊野球史上5本の指には入るであろう、いやもしかすると最強であったかも知れない。このチームに続く後輩たちは、ベスト8、ベスト4と好成績を重ね、昭和53年にはみごと9回目の甲子園出場を果たすことになるのである。

最後に我が一高野球部、そして永遠のライバル盛商野球部のさらなる発展を心から願って、「昭和50年白堊野球物語」の終章とする。(完、文中敬称略)

右の「林と金野」クリックで懐かしい記事が読めます⇒

それでは、
林寿郎選手 (立教大学主将) と金野健選手 (明治大学主将)の「週刊ベースボール増刊号」に掲載された記事を紹介します!

S42佐藤泰久先輩からお送りいただいた画像です。

少し字が小さいかもしれませんが、是非お読みください。

■最大拡大しますクリック

■最大拡大しますクリック


昭和50年白堊野球物語(2)-S42佐藤泰久さん作

2013年05月30日 | 白堊野球
かくして前哨戦は終了した。春の県大会で惜しくも敗れはしたものの、夏に強い我が一高、自他ともに許す「大本命」で夏の大会に臨んだ。そこには熱い熱い夏のドラマが待っていた。


夏は「大本命」らしく、2回戦○盛岡一10-0一関一(5回コールド)とコールド勝ちで好発進した。3回戦○盛岡一6-4花北商(現花北青雲)。そして準々決勝で専大北上とあい間見えた。スコアを見ていこう。

 専大北上 100000100 2
 盛岡一   00000023x 5

専大北上村上投手の好投の前に一高は6回まで外野飛球わずか1本に押さえられていた。この日母校の応援に駆けつけた平館氏は、7回表でもはやこれまでとスタンドを後にした。しかし、ここから一高の大反撃が始まった。7回裏からセーフティバント、盗塁で揺さぶりをかける攻撃で一気に逆転、一高バンカラ大応援団の「ピッチャーお代わり来い」の大コールがスタンドを揺さぶった。

そして準決勝は前年優勝の一関商工(現一関学院)を10-0(6回コールド)で撃破し決勝に駒を進めた。決勝は宿敵・強敵の盛商とは言え、公式戦秋春と連覇、練習試合を含めると3勝1分、もはや一高の7年ぶり甲子園出場を疑うものは誰一人いなかった。

杜の都の早慶戦、甲子園をかけた伝統の一戦、一高 VS 盛商。盛岡市民を二分する大決戦の火蓋は切って落とされた


決勝は一高・林、盛商・滝村の投げ合いとなった。一関商工にコールド勝ちした一高打線もこの日は沈黙、終盤8回2点を許し、「44イニング無失点」の滝村の前に一高は敗れ去った。

 盛岡商  000000020 2
 盛岡一  000000000 0

私はこのとき会社(東京)にいて仕事の合間を見つけて盛岡の友人の職場に電話をした。替わりに出た女子事務員の「2対0で負げました」という盛岡イントネーションが今も耳を離れない。「そんなはずは...」、多くの白堊同窓生も信じられない敗戦に呆然としただろう。負けるはずの無い戦い、しかしこれが野球なのだ。7年ぶりの甲子園は掌中から逃げていったのである。

その日、林、金野ら3年生は、小山卓也野球部長宅に集い、3年間の思い出と将来の夢を語り夜を明かした。そして早朝、前日決勝の熱気さめやらぬ岩手県営球場で校歌を斉唱し散っていったとのことである。

だがこの昭和50年物語は終わらない。東京六大学・神宮球場へと、そして一高野球部創部100周年記念試合、一高OBVS盛商OBへと連なっていく。

※ ここ の記事(岩手日報)中段に昭和50年夏決勝について記されています。

【管理人より】
すっかり忘れてました(汗)。今日はtairaの誕生日でした。いつまでも少年の心を持った中年でいたいと思います(笑)。

昭和50年白堊野球物語(1)-S42佐藤泰久さん作

2013年05月29日 | 白堊野球
私にとって「盛商は一高の永遠のライバル」です。
今の若い人にはピンと来ないだろうと思いますが、昭和50年夏の決勝を目撃した一高生、同窓生は私と同じ思いに違いありません。

あの日、宿命のライバルの一戦に超満員となった県営球場の光景が目に浮かびます。試合後の口惜しさ、脱力感、無力感が甦ります。当時盛商の2年生だった2歳違いの妹と1週間以上口がきけなかったことも懐かしい思い出です。

さて、盛商創立100周年記念野球試合まであと3日となりました。

そこで、盛商と一高のライバル関係を軸に構成され、一高硬式野球部創部100周年時の一高-盛商OB戦にも触れられています「昭和50年白堊野球物語」を3回シリーズでご紹介します。

この物語は、盛岡一高昭和42年卒佐藤泰久さんより白堊スポーツHPに数年前寄稿して頂いたものです。皆様の盛商、一高への熱き思いも寄せて頂ければありがたいと存じます。

では、物語のスタートです。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・ ・・・

昭和50年の盛岡一高野球部、それは白堊野球史上5本の指に入る強チームだった。私は盛岡一高野球部の戦後第1期黄金時代は昭和24年、25年甲子園連続出場の時代、第2期黄金時代は昭和31年、32年の県大会連続優勝の時代、第3期黄金時代は昭和43年~53年、2度の甲子園出場、県大会準優勝1回、ベスト4が1回、ベスト8が2回のこの時代と考えている。その後は県大会準優勝2回、ベスト8が4回はあるものの黄金時代とは呼べないだろう。

昭和50年のチームのピッチャー林、キャッチャー金野の黄金コンビは後にそれぞれ東京六大学の立教、明治のキャプテンとなるが、盛岡一高時代はそのようなことになろうとは本人も含め誰一人知る由もない。このチームの強さの片鱗は昭和49年秋季新人大会に伺える。

盛岡市大会   ○7-2平舘、○3-1盛岡三
岩手県大会   ○7-3一関二、○6-2一戸、○3-2盛岡商、○9-2高田

と、県大会を制覇、東北大会に駒を進めた。


秋季大会の優勝は8年ぶり2度目であった。夏の甲子園出場8回(当時)を誇る一高が秋の優勝が2度目というのが意外であるが、これが「夏の一高」と言われる所以(ゆえん)でもあるのだろう。東北大会では

  1回戦  ○4-1山形電波
  準決勝  ●1-6日大山形

惜しくもあと一歩のところでで日大山形にセンバツ出場を阻まれたが、東北大会ベスト4、当時21世紀枠があれば選考対象になったであろう活躍だった。さて秋季大会では県大会の一高vs盛商を詳しく見ていこう。

 盛岡商業 001000010 2
 盛岡一高 00110001x 3

スコアから見ても抜きつ抜かれつの白熱ゲームであることがわかる。8回の決勝打は一死二塁に走者を置いて大黒柱・金野の三塁ベース上をぬく二塁打であった。宿敵・盛商との死闘はこれを皮切りに昭和50年春の大会、夏の大会へと引き継がれるのである。


こうしてセンバツまであと一歩の実力を持った一高の前に、春の盛岡に敵は無かった。

春の盛岡市大会:○16-0盛岡北、○4-3龍澤、○9-4盛岡商、○7-1盛岡四

またしても準決勝では盛商と激突したが、文句なく打ち破った。唯一の接戦が龍澤(現盛岡中央)であるところが現在の岩手県の球勢を暗示している。

しかしさしもの我が一高、春の県大会では一関一を四番金野のホームランで4-1と下したが、宿敵黒沢尻工の前に1-4で敗れ2回戦敗退となった。(平舘氏は、秋の大会決勝・対高田戦で金野がホームランを打ったのでは、とのことだったが、高田戦でホームランを打ったのは林のほうで、金野は一関一戦でホームランを打ったというのが私の手元の記録である)

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 岩手県情報へ
にほんブログ村

6月1日は盛商100周年記念硬式野球試合

2013年05月28日 | '13夏チームの球跡
今だ気分が晴れない、の、だが、
6月1日の盛商100周年記念硬式野球試合を速報する予定。

「主役である盛岡商業高校の100周年行事を伝えなくてどうする!?」という気持ちが湧き上がってのことだ。幸いにもS50夏白堊野球トップバッターが盛商関係者の方々への連絡の労を引き受けてくれた。

あくまでも主役は盛商。
わが方は引き立て役。

って、まさか本当に引き立て役で終わるつもりではないだろうな。その辺が少し気にかかる。

そして、
盛商エースの系譜を持つ、一高背番号1のピッチングがやはり気になる。夏のわが校の浮沈は彼の左腕にかかっているからだ。加えて、女房役の隙のないキャッチング、スローイングも必要だ。

しかし、わが校のムードメーカーっていったい誰なんだろう?全然、顔が浮かんで来ない・・・

数試合練習試合観戦を休んだので、チームの雰囲気を観察したい。

あっ!
主役は盛商でした(笑)。

【追伸】
当日は目立たないところで コソっ と速報しますので探さないでくださいね。

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 岩手県情報へにほんブログ村

一高女子1600リレー制覇!

2013年05月27日 | 高校総体
◆陸上【女子】
・1600リレー 1位盛岡一 3分56秒65
  生田菜々望、小野寺夏実、川村知巳、荒川沙絵
・100H 2位荒川沙絵(盛岡一3年)14秒89 3位佐々木天(盛岡一1年)15秒09 7位柳村(盛岡一1年
・200㍍ 1位土橋智花(盛岡誠桜)4位川村知巳(盛岡一1年)※土橋の記録は大会新
・3千㍍ 2位渡部貴江(盛岡四)5位熊谷菜美(盛岡一2年

◆陸上【男子】
・3千障害 1位中沢俊介(盛岡一)9分47秒17
・学校対抗トラック 3位盛岡一 22点


ゴール延長線に陣取る一高応戦席


taira熱烈応援の四高・渡部貴江、一時誠桜勢3人を従えて先頭に立つ(女子3千)



貴江2位でゴールし表彰式



男子3千障害の一高・中沢、序盤後続を引き離すも中盤以降3、4番手をキープしたまま最終障害直前でトップと並び、最後の力を振り絞って大きく障害を飛び越えたところで先頭に立ち、そのままゴール


さーっ!
一高が誇る女子100㍍ハードルトリオが登場
1レーン柳村(1年)、3レーン佐々木天(1年)、5レーン荒川沙絵(3年)
レースは荒川、佐々木の一高勢と四高・斉藤の争いとなったが、頭一つ出た荒川をゴール直前斉藤が抜き去り一高勢のワンツーフィニッシュは成らなかった。なんとしても東北高校選手権で雪辱を!頑張れっ沙絵!天ちゃん!


いよいよ2013年県高校総体陸上盛岡一高最後の種目【女子1600㍍リレー】
一高のスターターは生田
頑張れっ!一高!!
生田は中盤順位を落とすも2位でバトン、2走が3位で3走川村に繋ぐと川村の激走でトップに浮上、一高女子の大黒柱・荒川沙絵は余力を残し中盤後続に差を詰められるも、最後の直線で持ち前のスプリント全開!差を広げて盛岡一高歓喜のゴール!


喜びの盛岡一高1600リレーメンバーclapclapclap

【追伸】
明日の朝刊を見て、記録など加筆します。いやーっ!最後は「行げっ行げっ行げっ荒川!」の連呼でした。本当に陸上部の勝負根性に感動、感激しました。みんな、よぐやった 素晴らしい

弓道女子準優勝!

2013年05月27日 | 高校総体
◆弓道【女子団体】
 ・2位 盛岡一 2勝1敗 ※射道優秀校:盛岡一

◆陸上【男子】
 ・5千㍍ 3位 阿部飛雄馬 (盛岡一)14分55秒25
 ・走り高跳び 3位 野場郁 (盛岡一)1㍍89

阿部飛雄馬選手の記録は一高歴代最高記録。野場郁選手は2月の全国高校スキー(アルペン)にも出場しています

◆サッカー【男子】
 ・3回戦 遠野 4-2 盛岡一
 ・2回戦 盛岡一 2-0 釜石商工

メタボ解消~♪

2013年05月26日 | 家族・自分
歓喜の雄叫びを上げた昨夜、
「一高剣道部優勝」の第一報は、2009年白堊球児、2013年白堊庭球女子主将のお父さんからのmail2だった。その直後、白堊剣友会事務局長S55タニキンさんからもmail2がっ

そして、今朝の岩手日報をワクワクしながら広げて→ガックリhorori 写真入りで大見出し!との予想は外れ、試合結果とちっちゃい写真のみase 日報さん頼みますよーーーー(笑)!!!

さて、
そんな今日は、クールビズも近いってことで、スラックスを買い求めに洋服の青山さんへsymbol5 ウェスト82㌢の物を試着してみたところガフガフなので、店員さんに測ってもらうと、

なっなんと 78センチ!

「メタボ予備軍」って我輩にとって有り得ない宣告を受けてから1年、8センチも!シェイプアップに成功peacepeacepeace

んでっ
調子に乗って若い頃のズボンを引っ張り出してはいてみると、なんでもかんでも、スポスポはいるok へたすりゃ今の方が細いくらいだ。

いやー
人間やればでぎるってことだwink 元に戻らないようにこれからも食生活には気をつけよーっ