え、お呼びでない?!

日々の由無し事、時々、自転車ネタ・・・こりゃまた失礼いたしました。

え、姉川が氾濫したって!?

2017年08月08日 | 雑記
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昨夜滋賀県を通過していった台風5号。今朝のニュースを見て驚いた。

滋賀県からそのまま素直に岐阜県方面に抜けていくのかと思いきや、北に曲がってまさに北国街道沿いに北陸方面に向かっていたのね。

長浜は昨夜10時前からミョーに静かになったので通り過ぎたかなと思っていたのだが、今にして振り返れば、静かになったのは台風の目に入ってたってことなのか。

そして更に驚いたのは、姉川が長浜市内で氾濫したとニュースが大々的に伝えていたこと。え、姉川、氾濫したん!? そんなに大量の雨が降ったか?と最初は信じられなかったが、氾濫場所が大井町と聴いて、「あー、やっぱりな」と合点。

もう何度となくその場所を行き来してる筆者ではあるが、一たび姉川の水位が上昇したら大変危険な箇所だなあと思っていた正にその場所だった。

というのも、ここはどういう訳か堤防を切り通す形で道が貫通しているのだ。

以前写真を撮ったはずだが、どこに格納したのかすぐに見つからないので、Googleマップ(ストリートビュー)の画像を拝借。

下画像の背後方面が姉川、奥が浸水した地域なのだが、ご覧の通り堤防がちょん切られている。



一体いつ頃からどういう経緯で、こんなことになったのか。水門の類はないし、これではいざって時にひとたまりもないだろう。

切り通しのコンクリート法面には溝が切ってあり、そこに板を嵌め込むことで水を堰き止められる様にはなっているが、怒涛の如く押し寄せる水に対しては恐らく焼け石に水、だろう。今回は板を嵌め込む作業すら間に合わなかったらしい。

安全配慮に欠ける造りだなあ、と思う。すぐ西隣には近年架けられた立派な道路・橋があるのだから、この堤防の切り通しはもはや塞いだらどうか。

そうは言っても普段この道を行き来している歩行者や自転車にとっては不便になるだろうから、塞ぐ代わりに堤防を上り下りできるスロープを設ければ良い。

頑丈に見える堤防だって大雨の時には全国各地でしばしば決壊している。切り欠きのある堤防は構造的に甚だ脆弱であろうし、ここを起点として前後に大きく決壊する可能性もある。

幸い今回は甚大な被害がなかったということだが、考え時ってもんでしょう。
コメント
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