え、お呼びでない?!

日々の由無し事、時々、自転車ネタ・・・こりゃまた失礼いたしました。

最大斜度46度!

2011年01月05日 | 雑記

今の時代、信じられないことだ。

昨年暮れのニュースだけど、奥伊吹スキー場に最大斜度46度の新コースが造られたという話し。

まずは記事中の写真をご覧あれ。
http://www.kyoto-np.co.jp/shigatop/article/20101228000134 (京都新聞)

奥伊吹スキー場周辺は秋には美しい紅葉が見られるのだけど、この新コースの以前の姿がこの写真(2009年10月撮影)。

Imgp59532

この紅黄橙に美しく染まる山肌の木々をごっそり伐採して、最大斜度46度というとんでもないコースを造ってしまったのだ。

唖然。

一握りの中の更に一握りのエキスパートのためにこの様なコースを新造して、一体どんな価値や意義があるのだろうか。

腕試しならぬ脚試しとして一般スキーヤーやボーダーが入り込んで、一度コケたら一番下に近いところまで滑落して怪我をしそうだな。

それにこれだけの斜度なら雪の付きも悪くて稼働率は上がらないだろうし(営業的な心配ではなく無駄が多いという意味)、降り積もったら降り積もったでむしろ表層雪崩の発生が怖いではないか。立山や奥大山のことが記憶に新しい。

記事を読むと新雪滑走を楽しんでもらうための様だから、どうやらピステンで圧雪することはなさそうだし、大丈夫か?(というか素朴な疑問として、ピステンてこの様な激斜面に対応できるんですかね?)

根本的に、筆者には自然破壊・環境破壊以外の何ものでもないように思えるのだが。スキー場側の考えてることが解らん。

コメント
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