マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

よいお年を

2008-12-31 07:55:05 | インポート

今年最後の更新になりました。実は、秋からすべての研究が進まなくなっていた。原因は単純かつ明快だ。韓流大河ドラマを見なければならなかったからだ。

淵蓋蘇文、全100話を終わり、10話ほど残っていた朱蒙も完璧に見終わった。残念ながら全130話の「大祚栄」(テジョヨン)は手付かずで年越しだが・・・・。

この韓流ドラマは実に面白い。韓国人はとてもせっかちで展開がものすごく速い、そして毎回絶対にあきさせない。このドラマを見たら、NHKの篤姫なんかもどかしくてみていられない。

それにしても韓国人はこんなドラマばかり見ていたら絶対に中国嫌いになるはずだ。とにかく朱蒙にしても全編、漢人=悪、朝鮮人=被害者という描き方で、中国人が見たらおそらく気分を害するだろう。淵蓋蘇文も結局、隋と唐の攻撃を撃退するドラマだから、これまた全編唐が悪者になる。他人事ながら心配になるほど愛国的な番組だ。

まあ、ドラマだからしかたがないが、いずれにしても、最後にもっとも中華思想に染まったのが朝鮮なのだから歴史は皮肉なものだ。中国との歴史認識の差は日本の歴史以上のものがありそうで今後ももめるだろうよ。

韓国のテレビ局はよく歴史を知っている、だから古朝鮮や高句麗の歴史が実はすべていまの中国領に属する事を分かっている。だから、調べれば調べるほど歴史認識で中国の主張が正しい事が証明されてしまう。せっかく国威発揚番組を作っても、もともと中国の一地域の出来事だった事がばれてしまう。だから、あちこちで地理的な問題をぼやかす事になる、平壌が仮に現在のピョンヤンにあるなら、遼東城に進軍した唐軍と鴨緑江をさかのぼる船団とどうしたらピョンヤンを挟み撃ちにするのだろう。さすがに上手にごまかしたつもりだろうが、韓国の人たちはどのぐらい真実を知っているのだろうか。興味は尽きない。

さあ、そんな事を言っているうちに今年も終わりだ。たった一人でぼやいていたこのブログも、たくさんの読者にコメントをいただくようになった。責任の重さも痛感するようになった。

全130話の渤海建国史「大祚栄」を観終わるまで研究が進まないとは思うけど、頑張りますね。

来年は日本も正念場を迎える。なるようにしかならないのだから、すべて運命と覚悟し、すべてを受け入れ立ち向かいましょう。よいお年を・・・。