マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

解説、グルジア紛争

2008-08-12 06:08:25 | 現代史・戦争論

私の理論からすれば、グルジアだろうが、新疆ウイグルのテロだろうが、すべて明快に解説できる。

なんと言っても、世の中で偶然起きる事はほとんどないのだから。

オリンピック開催中、平和の祭典をあざ笑うがごとく、このようなことが起きるのは八百長だからである。

グルジア問題は、コソボ紛争の裏返しであり、世界中がロシアやアメリカのダブルスタンダードに唖然とするしかない。もし、住民投票で独立を認めてもらえるなら、中国は一体いくつの国に分割するのだろう。ロシア自体も、周辺すべてで独立運動がおこるだろう。

日本でも、沖縄(琉球王国)、北海道(アイヌ)、そして河内(ダンジリ同好会)、三河(ジャンダラリン族)は独立させることになる。もちろん、石原王国?も誕生する。

それが可能なら国家体制は崩壊する。基本的に国家と言うのは裕福な地域が貧しい地域を支える機能で成り立っている。資源が豊かだったり、工業が盛んな地域だけが独立すると国家は貧乏人だけが残ってしまい、国は破綻するしかない。従って、国家体制にとって地区の独立は国家反逆罪にあたる。国家はいかなる手段を使っても独立を許す事はなく、他国もそれには同調するはずだ。

つまり、ロシアやアメリカにとって、本気で独立運動を殲滅する事は簡単な事だ。それなのに独立運動を裏であやつるのはそれが八百長だからだ。

純粋に地政学上の問題として、この地域は不安定地域として決まっており、永遠に平和は来ないはずだ。戦争を商売にしている人たちはいつでもどこでも紛争を起せる地域が必要だ。

グルジア紛争は支配者達が命令した不安定地域の整備計画の一環と結論付けよう。

ウイグルのテロ?これは言うまでもなく、対テロ対策を進めるための中国による自作自演だ。

中国の各地には少数民族がたくさんいる。今のうちにそれらを弾圧する法律と機関を整備しておきたいのだろう。

それにしても、ウイグル地区はフン族や匈奴の活動した地域であり、世界中を荒らしまわった民族が今こうして弾圧されるのを見ると、歴史の皮肉を感じざるを得ない。


徴兵制の議論にNO!

2007-12-14 09:33:03 | 現代史・戦争論

先日、東知事が徴兵制うんぬんの発言で紛糾した。

要は現在の若者がだらしないためであり、軍国主義の話ではないと思う。

しかし問題は、それが憲法9条から、防衛問題まで発展してしまう事だ。

ついでに国防論、戦争論まで論議する事になる。

若者がだらしないのは今に始まった事ではない。昔だらしなかった人たちが今のだらしない人たちを非難するのは勝手だ。しかし、徴兵制の論議に持っていくことははまったくこまったものだ。

上司の命令に逆らうことなく、例え火の中水の中。命令とあらばどんな事でもする兵隊は支配者にとって必需品だ。そのために過去どれだけの若者が命を捨てたであろう。よく反省しているのだろうか。

軍の命令は絶対である。上官の命令は絶対である。これが軍隊の鉄則だ。

私は拒否する。合理的な説明のない命令は断固拒否だ。だから貧乏でも自営業をしている。

黙って命令に従って欲しい気持ちはわかる。しかし、説明責任と言うのが必要ではないか。

先日、特攻隊の映画を見た。上官の命令に従い、死にに行く人が本当は言いたかったことは、「まず、上官がお手本を見せてください。私はその後から行きます。」ではないか。

だってそうでしょう。「つべこべ言うな、命令だ。」「だから、そんなに必要なら、あなたからどうぞ。」・・・・これでは困るもんね。

憲法第九条の論議はきりがない。ただしこれだけは間違いがない。戦後、朝鮮戦争に派兵されなかったのも、ベトナムへ出兵しなくても良かったのは9条があったからで、韓国の兵隊がベトナムで何をしたのかを考えれば、明らかではないか。これは常識の問題でしょう。

憲法第9条は宝なのだ。なんとしても死守せねばならない。自衛隊は否定も肯定もしない。日本人特有の本音と建て前でいいのだ。憲法違反なのは承知のうえだ。不自由なぐらいでちょうど良い。国民も憲法改正にはたぶんほとんどが反対するだろう。でも、自衛隊の存在は認めている。日本人は賢いのだ。

国を守るため?自分たちの国?この国は誰のもの?支配者のもの?支配者を守るため?

論議などする必要はないのです。私たちは単に「従いません。」でいいのです。自分の命は自分のものです。国のためにささげる必要はありません。

いざと言う時のために私にも銃をください。自分の命は自分で守ります。


ノモンハンのトラウマ

2007-10-11 09:13:21 | 現代史・戦争論

先日から沖縄戦のことを考えていた。なぜ沖縄は日本から見捨てられたのかをだ。

そのときに思った。これはノモンハンのトラウマではないのかと。

悲惨なノモンハン、死んだ兵士の事より、失った物よりもっと深刻な出来事が日本軍、そして天皇にもたらされたのである。

ノモンハンの初期に関東軍に激震が走った。つまり、地元のモンゴル兵を日本軍に編入し皇軍として戦わせていたのだが、余りの戦闘の激しさに日本軍将校を殺害し、ロシア軍に投降してしまったのだ。さらに深刻なのは彼等が案内して日本軍を攻撃した事だ。

敵の将棋の駒を取り、自軍の先鋒として利用する。これは事情を知り尽くした人達が案内役をしたからかなわない。

これが天皇以下、参謀本部にどれだけのショックを与えたのか計り知れない。

当時、日本兵は勇敢であったが、捕虜になることも躊躇していなかった。ところがノモンハン終了後、ロシアから帰還した将校は日本へ帰ることを許されず大半は自決させられた。

その後、日本軍のトラウマとなったことは、他国の兵は信じてはいけない。そして、捕虜になると自決させられる。この二つだ。

この二つを考えて、沖縄に当てはめてみると、天皇は沖縄を自国民と考えていなかったことがわかる。つまり、沖縄の人が降伏すると、日本本土へ攻めてくる時に先鋒を務めかねない。沖縄に日本軍がいると彼等に殺され、さらに彼等は日本の敵になると思ったのだろう。結果、日本軍は沖縄を捨て、本土決戦に備え、沖縄の人達に自決を迫ったのだ。

沖縄は(日本ではないので)なるべくなら長くアメリカに支配して欲しいと、裕仁がホイットニーにたのんだ事は余りにも有名だ。

沖縄は独立すればいいのに。余りにも気の毒だ。


国連重視にノーを

2007-10-10 09:33:18 | 現代史・戦争論

きのうの中日新聞に、小沢さんの国連重視の姿勢が民主党内部でも問題になっていると言う。

私は前から主張しているのだが、国連が正義を守る機関ではないと言う事だ。

もちろん他に変わる組織がないことも確かだが、どうしてそれが必要なのか自体が不明ではないか。

アフガンの攻撃は国連が認めているからOKだというのなら、セルビアの攻撃も国連軍だから良いので、自衛隊はセルビアへ人殺しに行ってもいいのか。

憲法第九条はアメリカが押し付けたものでは断じてない。敗戦国日本が朝鮮戦争に出兵させられないように日本人の賢人が差し込んだものだ。

現在の社会情勢に合っていないと言われるが、日本人が戦争に巻き込まれたくなかったら、これを叫ぶ以外に方法がない。これをいかなる形でも修正するとしたら、間違いなく近い将来日本人が海外で人殺しをする事になる。絶対にだ。

国連の決議が日本の憲法と矛盾した場合は、憲法を優先するのは当たり前のことで、決議があれば自衛隊の活動はOKという小沢さんは、やはり何処かの回し者に違いない。

今の時点で福田さんの姿勢に安定感をかんじる。

インド洋の燃料はアメリカ軍の仕様に合わせたもので、恐らく他の国には使えないものではないだろうか、そして米軍が使うとしたら、どこで使用するのかは軍事機密であり明らかにされるはずがない。ちょうど、横須賀基地の戦闘機に核兵器が積まれているか明らかに出来ないと同じことで、聞くこと自体が、「野暮」なだけだ。

私は憲法改正に反対だ。大した理由もなく現状十分に機能している憲法をどうして変えなければいけないのだろう。国際社会に合わなくなっているのではなくて、国際社会がおかしくなっているのだ。それにあわせれば日本の社会がおかしくなるのは当然の事だ。

憲法改正を声高に叫ぶ人は注意深く観察しよう。どこからの圧力で言わせられているのかを見なければならない。

何回も言うのだが、戦争で被害を受けるのは国民であって、財閥企業や官僚、皇室はまったく痛くも痒くもない。それが本当の姿なのだ。国民が知らないだけだ。

うそじゃない。一体、イラクの宮殿で略奪されたイラクの国家財産はどうなったのだ。また、その前に、クエートを襲ったフセインさんは略奪しなかったとでも言うのだろうか。

奪った財産はわからないところへ隠され、使った費用は国民の税金で賄われる。

朝鮮併合で日本は李王朝の財産を奪おうとしたが何もなかったと言う議論がある。

その証拠に、日本は日本国民の税金を投入し、朝鮮のあるいは台湾のインフラを整えたと言う。そうではない。略奪した財宝は皇族の元へ行き、かかる費用は税金を使ったのだ。

こんな事もわからない国民は本当にお人よしだ。

戦後の賠償請求で日本国民はいつも肩身が狭い。大丈夫だ、皇室の地下金庫とスイスの個人口座には十分なたくわえがあるはずだ。


沖縄戦の手榴弾

2007-10-02 09:30:58 | 現代史・戦争論

教科書から、沖縄の集団自殺を軍が強制したような書き方を削除するとか、しないとか。

現実に我々は歴史の授業で習った覚えはない。受験競争だったので、戦争以前までしか勉強していない。けれど、教科書に載る、載らないはとても影響が大きいようだ。

ひとつの事実が、時代を経るごとに少しずつ表現を変え、まったく違う事になる可能性は十分にある。

軍部は沖縄を完全に見捨て逃げてしまった。もちろん参謀本部の命令だ。

かわいそうな沖縄人民。裕仁は死ぬまで沖縄には行けなかった。最初に行かなければならなかったのに。

沖縄ばかりではない。私は靖国神社の存在を認めないが、天皇だけはそこへ行って天皇のために死んでいった人達にお詫びをしなければならない。(天皇のために死んだ人を祀ってあるのだから。)

A級戦犯が合祀されていても関係ない。屁理屈だ。彼は謝りたくなかっただけだ。神様は謝る必要はないのだろう。

話は変わるが、社会保険庁の職員の90%以上が自主的にボーナス返上したという。

この、自主的というのが曲者だ。

沖縄の人達は、軍の強制ではなく、自分から手榴弾で自決したのだと言う事と、社会保険庁が自主的に返上させたのとは同じ考え方がそこにある。

不祥事は役所につきものだ。本当の責任者は社会保険庁の代々の長官と、厚生省の担当官だろう。一般職員にどうして責任を取らせるのだ。

日本ではいつも弱いものが責任を取っている。こんな事はもうなくそうではないか。

沖縄戦はいずれゆっくり調べたいが、見捨てられた時点で現地が降伏していれば何万人が助かったのに。本当にお気の毒だ。


硫黄島からの手紙

2007-09-18 09:25:11 | 現代史・戦争論

連休だからと言って女房が硫黄島の映画を日米両方とも借りてきた。いやだったけど見る羽目になった。

戦争映画、特に日本人が玉砕するような映画は見たくない。

イーストウッドのこの映画、ちょっと変わっていた。普通のアメリカ映画は善玉が居て、悪玉がいて最後はめでたしめでたし・・・。なのだが、彼は両方の映画ともそれぞれの国の持つ矛盾点を指摘していた。

アメリカ側の映画でわかったことは、①アメリカも金がなくなりつつあったこと。②ゲリラ戦法は間違いなく有効である事。③国民の支持がないと戦争が継続できない事。

であった。

日本側で描かれたことは、①どこにも馬鹿な奴がいること。②やはり、陸軍と海軍は仲が悪かった事。③日本人は穴掘りが異様に上手な事。④参謀本部は無責任だった。

ぐらいかな。渡辺謙のような上官が本当にいたなら日本ももう少し上手に戦えたと思うのだが。

監督は日米を客観的に、公平に描いていた点は非常に好感が持てた。事実とフィクッションの区別がつかないので所詮はドラマだが、現実はもっと悲惨だったはずだ。

これを見てやはり私の確信は正しかった。日本のような貧乏な国は、土を掘り地下にもぐる事が重要で、自衛隊に金をつぎ込むより各家庭が武器を所持し地下で敵を待ち伏せるのが最善である。

アメリカの兵器を買ってばかりいたらアメリカには絶対勝てない。それより地下を掘ろう。

地下は地震に対しても強い。しかも涼しい。結論が出ました。