私の理論からすれば、グルジアだろうが、新疆ウイグルのテロだろうが、すべて明快に解説できる。
なんと言っても、世の中で偶然起きる事はほとんどないのだから。
オリンピック開催中、平和の祭典をあざ笑うがごとく、このようなことが起きるのは八百長だからである。
グルジア問題は、コソボ紛争の裏返しであり、世界中がロシアやアメリカのダブルスタンダードに唖然とするしかない。もし、住民投票で独立を認めてもらえるなら、中国は一体いくつの国に分割するのだろう。ロシア自体も、周辺すべてで独立運動がおこるだろう。
日本でも、沖縄(琉球王国)、北海道(アイヌ)、そして河内(ダンジリ同好会)、三河(ジャンダラリン族)は独立させることになる。もちろん、石原王国?も誕生する。
それが可能なら国家体制は崩壊する。基本的に国家と言うのは裕福な地域が貧しい地域を支える機能で成り立っている。資源が豊かだったり、工業が盛んな地域だけが独立すると国家は貧乏人だけが残ってしまい、国は破綻するしかない。従って、国家体制にとって地区の独立は国家反逆罪にあたる。国家はいかなる手段を使っても独立を許す事はなく、他国もそれには同調するはずだ。
つまり、ロシアやアメリカにとって、本気で独立運動を殲滅する事は簡単な事だ。それなのに独立運動を裏であやつるのはそれが八百長だからだ。
純粋に地政学上の問題として、この地域は不安定地域として決まっており、永遠に平和は来ないはずだ。戦争を商売にしている人たちはいつでもどこでも紛争を起せる地域が必要だ。
グルジア紛争は支配者達が命令した不安定地域の整備計画の一環と結論付けよう。
ウイグルのテロ?これは言うまでもなく、対テロ対策を進めるための中国による自作自演だ。
中国の各地には少数民族がたくさんいる。今のうちにそれらを弾圧する法律と機関を整備しておきたいのだろう。
それにしても、ウイグル地区はフン族や匈奴の活動した地域であり、世界中を荒らしまわった民族が今こうして弾圧されるのを見ると、歴史の皮肉を感じざるを得ない。