マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

統一なんたら

2012-12-24 20:27:13 | インポート

統一教会の文鮮明は弥勒教だという。
弥勒教、つまりマニ教とも言われ、要は東方ミトラがシルクロードを経由し、朝鮮半島へ到達した。時期としては新羅の金ユシンのころらしい。つまり、金ユシンは日本の天智天皇に比定されるから、大化の改新のころだね。もっというなら金ユシンが弥勒だったかも。
金ユシンに関しては日本書紀にも三国史記にも、さらには中国の史書にも登場するからまず実在は間違いない。
白村江の戦いがどこにあったかは未だにはっきりしない。ただ、山口県に百済王が逃げてきて、そこへ新羅が攻め込むのはそれほど無理はない。つまり、新羅は百済を追って山口まで攻め込み、ついでに大阪も占拠。ついでに大津まで入り、都を作る。その後、高句麗のヨンゲムソンに追われ、半島へ戻り新羅王となる。
ちょっと妄想が過ぎるな・・・。


こんにちは。

2012-11-11 11:52:39 | インポート

久しぶりに更新します。と言うのも、ずーっと放置していたらやたらスパムというか、いやらしいサイトへの誘導だとか色々な嫌がらせをされるようになった。
つまり、更新する気がないなら削除しろという事だろうな・・・。

仕方がない、私にとってははじめてのブログであり、私の日記でもある。何とかこのまま存在しておきたい。という事で、今回は防衛のための更新であります。

日本に鉄砲が渡来したのは種子島と相場が決まっているが、実はそうではないという。
山口県に大内氏という有名な豪族が居た。多々良氏の末裔と言われるが、例のたたら製鉄の技術を持つ職能部族であり、百済王家の末裔でもある。
彼らはイスラエル部族であり、遠くイラク方面からやってきた人々のようである。
歴史書によれば一族は亡ぼされ現在は大内家は存在しないと書かれている。
実はそうではなく、明治維新で活躍した松下村塾の設立者は大内家の一族だったと言う。
つまり、明治以後政府の要職を占めたのは山口県に広く根を張った大内家の末裔達だったのだ。

またきが向いたら更新します。


今日もこちらに・・・

2009-09-02 10:18:39 | インポート

今日もエキサイトが調子悪い、一応投稿したけど見れなくなる恐れがあるので、同じ内容ですがこちらにもアップしておきます。(内容は同じです。)

いやいや大変でした。久しぶりに「マヨのぼやき」に投稿したら、なぜかコメントがたくさん来るし、ためしに作ったブログ、「マヨの「日本はどうなる」」にもコメントが来てるし、あっちこっち目が回りそう・・・・。ためしに作っただけだから新しいブログを更新するつもりはないのだけど、ちょっとかっこいいのでもったいないな、一応緊急避難先として確保しておこうかな?

さて、昨晩はサムライさんがジンギスカン義経説に反対するもんだから、ついむきになって鹿島先生の「義経=ジンギス汗 新証拠」を探し出し読んでいた。まあ、義経がジンギスカンだとすると、モンゴルとしても自国の英雄が日本人ではちょっと困るし、日本も、一応朝敵だった義経が大陸で皇帝になってもらうとやや立場が悪い。いろいろな思惑の中で、誰も真実を明らかにするのを望まなかったのだろう。意外と知られていないのだけど、ジンギスカン義経説は江戸末期、シーボルトが唱えたものなのだ。また、徳川光圀公も「義経は衣川で死せず、逃れて蝦夷へ渡ると述べたと言う。
いずれにしても広く流布され始めたのが大正13年、小谷部氏が「成吉思汗は源義経也」を発表してからで、やはり、満州への思惑の違いか、学者達を総動員してよってたかって否定論を発行し論戦を繰り広げた。つまり、政治に巻き込まれたのである。なぜそれほどまでに学会を刺激したのであろうか?

さて、今日の話題はそのことである。即ち、ツラン民族運動についてである。サムライさんからいただいた栗原茂氏のレポートに寄れば、大正時代、日野強という軍人が極秘に満州から新疆を目指し、トルファンを経てウルムチまで到達。「現地にて何州少佐と呼ばれ、イリ将軍などに格別な厚遇を得たのも姓に根ざす遺訓として、儒道歌道に通じたからで、家訓に学ぶ伝承あればこそのめぐみなのである」、との謎の言葉を書いている。この日野家については後日詳しく調べる事にしているが、今日は彼が元をたどれば、藤原内麻呂の北家までたどることが出来、さらに本願寺大谷家とも親戚関係にあるという事だけにとどめる。

この日野強の行動はいうまでもなく、日本のさる筋が「ツラン民族運動」になみなみならぬ興味を持っていたことにつながる気がするのである。さらに、満州にユダヤ王国を作ろうとした筋の後ろには、大本教、日蓮宗、堀川、玄洋社などの姿がかすかに浮かんでくるのも感じられるのである。

昨晩、鹿島氏の本を読んでいたら、源頼朝は文治4年(1189年)以降、隔年に阿曽山神社に参拝し、その都度、時の大宮司三浦義仁より同神社に古代より伝承された神代史実の読書に熱中、さらに建久4年(1194年)には阿祖山神社の由来所を提出することを命じたとある。
そして、「書上申阿曽山三社由来の事」を頼朝に提出した。そして、三浦実顕、高山義澄、徳永時直の三氏を大陸に派遣させた。彼等は震旦より月氏八カ国にわたり、カラン、フランス、インキリ国など28カ国を巡り11年間の旅行を終え、弔旦と題し広く天下に発表した。
さらに、頼朝の庶子、大友能直はこの調査結果を元にまとめたものが「上記」であると言う。
鹿島氏によれば、彼等が大陸にいる間、即ち(1198年から1211年)の間にジンギスカンが即位している。つまり、各国の調査と言うよりは義経が生きていることを承知していて、その監視の意味があったのではないかと述べている。

テーマが大きいので、今日はこのぐらいしか書けないが、頼朝はウガヤ王朝の源流を訪ねたのであり、ツラン民族とは即ち、ウガヤ王朝を指していることはほぼ間違いないと私は考えるが、いかがでありましょう。


久しぶりに帰宅

2009-08-05 06:19:45 | インポート

いやー、久しぶりに復活!
って言うか、シバちゃん家がメンテナンス中で見るも書くもできない。そこで久しぶりにマヨ家でブログを書くことにしました。
まあ、引越しした理由はもう忘れてしまったし、この家も悪くない。もう一度こちらに本拠を移してもいいかな?

さて、昨日のクリントン氏による訪朝には驚いた。日本の外務省のショックはいかばかりか・・・。
もちろん拘留されている二人の女性記者の解放が表向きの理由だろうが、外交と言うのはそんな小さなものではない。北朝鮮としてはどうしても二国間協議がしたかった。つまり、今回は完璧に北朝鮮の外交勝利である。なんとも見事な駆け引きである。また、オバマ氏も元大統領を使節として派遣するというのもなかなかすばやく、鮮やかな判断である。それに比べ、日本の外交と言うのはなんともはや・・・・。
北朝鮮はアメリカに何を望むか?さあ、わからないな、ただ、間違いないのは、後継者、正雲のお披露目であろう。北朝鮮が言いたい事は、「日本よ、早く来なさい。アメリカでもこうして礼を尽くしているではないか。」ということ。
北朝鮮が一番望んでいるのは日本との国交正常化である。旧宗主国、日本の政府首脳との交渉である。小泉にすっかり騙された北朝鮮は本来日本政府を信用していない、しかし、次期後継者、正雲を認知してもらうためには多少のことは目をつぶり扉は開けておくよ、といっているのだ。

次の選挙で間違いなく日本に新しい政権が誕生する。北も新しい世代に替わる。これ以上の機会は二度とない。今こそ反朝、反中原理主義者を無視し、まずは国交正常化である。それさえ実現すれば、拉致被害などほんの些細な問題で、瞬く間に解決するはずである。
いうまでもないことだが、北方領土問題もまったく同じ構図で、問題は相手ではなく国内の問題なのである。
拉致被害者の会の態度もここへ来て大きく変化しつつある。従来のような経済制裁では何も解決しないことがわかってきたのだ。北は国民が思っているほど貧乏な国ではない。
とにかく動くことである。選挙に何の役割も果たせない麻生さん、首相の肩書きがあるうちに北朝鮮へ行き、全部きれいにしてきなさい。首相が行くなら金王朝は歓迎するだろうし、顔はつぶさないでしょう。しかも多少は自民党の支持が増えるかもしれませんよ。失うものはもう何もない自民党さん、最後に善いことしなさい。


引越しします。

2009-03-18 09:02:54 | インポート

今週になっていろいろあって・・・・

引越しすることにしました。

引越し先は決まり次第お知らせしますが、メールで問い合わせのあった方だけにします。

従来からコメントいただいている方でアドレスがわかっている方はこちらから近々メールでお知らせします。ごめんどうですが、出来ましたら、コメント欄へご投稿ください。

少々長く暮らしていた関係で、家中がいらないものだらけになってしまいました。身軽になってまたで直しします。

いろいろお世話になりました。

(補足)

いくつかお問い合わせをいただいています。

二十世紀のファウストはhttp://blog.goo.ne.jp/mayosokkuri/d/20090218でダウンロードしてください。GoldwarriorsやYamatoDynastyもそこで全部出来ます。


マヨはあやしい?

2009-03-16 14:43:32 | インポート

あるブログで、マヨのぼやきも怪しいかもしれないと書いてあった。おかしくって、笑い転げそうだった。いうまでもなく、怪しいに決まってますよ。ほとんど新聞などに出ている記事と違う解釈しますから、この上なく怪しいです。

あくまで私個人のぼやきですから、人様を惑わそうとか、誘導しようとか、そんな大それたこと考えたこともありません。ただ、私の最大の理論である「八百長理論」を広め、皆様と一緒に八百長を解き明かしたいと思っているだけであります。

私が言うのもなんですが、鬼塚氏は怪しい人ではありません。(笑)なぜならバックに何もないからです。彼の説が間違っていたとすれば、それは彼が単に間違っただけで、それ以上何もありません。しかし、テレビででたらめをしゃべっている評論家達は違います。彼等は金をもらってウソをいいます。つまり、金で魂を売っているのです。この違いは大きいのです。

そのような意味で、私は怪しくないです。なぜなら金とは無縁でこのブログをやっていますから。

GOLDWARRIORSもYamatodynastyの翻訳も、誰もやってくれないから自分で苦労したのです。二十世紀のファウストを公開したのも、鬼塚さんの好意を無にしたくなかったからです。

要は、少しでも皆さんに真実を知っていただきたいからです。

そして、これは言っておきたいのですが、全部怪しむべきです。この世界で起きることを明快に解釈できる人はいるはずないからです。評論家は仕事ですから、もっともらしく解説しますが、それはテレビ局が望んでいる答えを述べているに過ぎません。合っていることは皆無でしょう。明快に答えることが出来る人が怪しくなくて誰が怪しいのでしょうか。

苫米地さんが怪しいのでは?とも書かれています。怪しいに決まっています。あのキャリアで普通の人であるわけがない。でも、彼の記事はすごい。私には彼のウソは見抜けません。レベルが違うといえばそれまでですが、私達が怪しむような簡単なウソはつかないでしょう。でも、騙されないように注意深く読みます。無批判に読んではなりません。

私のブログも読者が増え、それなりに責任が伴いますので、あまりいい加減なことは言えなくなりました、だからコメントをいただいてもなるべく素直に読むようにしています。なぜなら私が絶対に正しいとは思っていないからです。

マヨが怪しい?まことに結構です。大いに怪しんでください。

今日のベンさん、まことに怪しいですね、龍氏に抗議していますが、イルミナティーから接触があったように述べています。イルミナティーが実在するかを疑っている私としては、まことに怪しい記事に見えます。木村愛二さんも言っていましたが、あの人ですら、そのような組織からの接触は一度もないと述べています。ベン氏に接触があったとしたら、あの人の影響力はそれほどすごいのだろう。だったらもっと怪しい。


ケインズか否か

2009-03-13 10:02:34 | インポート

「円の支配者」という本は、私に衝撃を与えた本の中でもベスト10に入る本だと思う。当時、大蔵省がノーパンしゃぶしゃぶ事件を発端に解体され、現在の金融庁と財務省に分けられたころだった。あまり知識のない私は、それこそ紙幣をジャブジャブ印刷すれば景気はあっという間に良くなるという理論に驚いた。我々素人に、それらの精密な議論はとても検証できないが、日銀と大蔵省が絶えず敵対する関係で、日銀総裁人事を巡って暗闘を繰り返してきたことをはじめて知ることになった。だからこそ、私は、先般の日銀総裁人事で民主党が財務省出身者を認めなかったのは、民主党が日銀から買収されていると結論付けたのだ。

今思えば、サムライさんのおっしゃるとおり、その本は金融支配者のエージェントが書いた本に違いない。というのも、彼等の主張は、あくまで中央銀行が紙幣を発行することが基本であり、当然ながら政府が国債を発行することが前提である。これは金利が掛かる借金で、将来につけを回すものに他ならない。現在、アメリカや中国が天文学的な景気刺激策を導入しようとしている。つまり、「円の支配者」の筆者が主張しているケインズ理論の実践である。当然、景気はそれなりに回復する可能性はある。しかしその過程で、アメリカ国民や中国国民は知らないうちに単なる民間企業にすぎない中央銀行に莫大な金利を払い続ける事になる。

こんなことは素人でも十分に理解できることだ。だから紙幣の発行権は政府にあることを国民は知る必要があるのだ。もちろん、行政権は内閣なのだから、内閣がマネーサプライをはじめ紙幣の発行、金利の決定、インフレの防止等を厳重に管理しなければならない。現在の内閣にそれが出来るかは私には判断できない。しかし、だからと言って、選挙の審判を受ける必要のない民間企業である日銀がそれをやる権利は認められない。内閣の総理大臣が何人も交代していくうちに日銀総裁はすべて任期を全うしている。グリーンスパン氏においては何人の大統領の上に君臨してきただろう。スパン氏は自分ですべてを仕込んでおいて、「百年に一度の大恐慌だ。」とは何事だ。

現在の不況は作られたものであり、国民が思い切って消費に走ればすぐに景気が回復するレベルである。しかし、誰も消費しようとはしないだろう。なぜなら国民が未来に希望を持てないからである。

「年金の将来はまったく心配ありません。足りない分は政府紙幣を発行し、必ず国民が安らかな老後を送れるようにします。」と約束すれば、我々は少しは安心して消費することが出来るだろう。そのことをいわない経済学者、金融専門家はすべて買収された売国奴と言っても言い過ぎではない。つまり、テレビでしゃべっているやつ等はほとんどがそのような人たちだ。

田中角栄が57年債(この国債の名前はあくまでシーグレイプ氏が名づけた物で、建設国債である。)というインチキ国債を発行し、一気に日本を活気付かせたのにはからくりがある。それは、発行した建設国債の利払いを、スイス銀行に預けてあるM資金の利払いで充当しようとしていたのだ。最終的に大変になった原因は、角栄が病気で倒れ、出回っているインチキ国債を換金しようとした者が出始めたからだ。角栄はそれらを借り換えすることで、償還はさせない前提であった。つまり、M資金は元金は手を付けてはいけないものなのだ。黙っていれば、スイスの支配者銀行はかなりの高金利で利払いをしてくれる。しかし、元金を引き出そうとすれば必ず大きな問題が発生し、元も子もなくすことになる。

この国債の後始末で日本政府はアメリカに対しかなりの借りを作ったことは確かである。

私は安倍首相が突然辞任したとき、思わずM資金がらみではないかと思った。なぜなら、私の知る限り、現在でも安倍氏がそれを管理していると思うからである。

Goldwarriorsに書かれているように、フィリッピン人のサンティーの遺族は、大手銀行を相手に、預けてあるはずの大金を巡って訴訟をしている。シーグレイプ氏は本の中で、「黙って金利だけをもらっていればいいものを・・・」という意味の発言をしている。彼はすべてを知った上でしゃべっている。

話をもどそう。ケインズか否か、である。国民が目先の繁栄を望む以上、ケインズ理論は有効であるし、それしかないような気がする。しかし、国債の発行を前提とするなら、いつかは国民がそのつけを払わなければならない。つまり、贅沢をして、早く死ぬべきなのだ。


嫌いな大阪へいってきました。

2009-02-24 16:11:05 | インポート

くたびれたー、一番嫌いな大阪へ行ってきました。なぜか大阪は疲れる。しかし、商売は大阪へ行かないと成り立たない。やはり名古屋とは違い、歴史も規模も違うのだ。

相手に会ったとたん、「名古屋どないなりましたん、だいじょうでっか?」「なにが?」

「名古屋の税収がゼロになるっちゅう噂ですけど。」「まさか?」

「でも、トヨタがあかへんと、名古屋は沈没すると、皆いってはりまっせ。」

「その前に、大阪が沈没するんとちがいますか?」

てな調子で、マスコミのおかげで名古屋は死んだ事にされている。残念だが、事実だ。

それでも新幹線はほぼ満席だし、食堂はいっぱいだし、おばさんたちはにぎやかだし、日本の不景気はそんなに心配したことないかな。やはり、たまには大阪の毒気に当てられるのもいいかも。


捏造の歴史の本質は

2009-02-12 09:50:22 | インポート

私の歴史研究もそろそろ五年目を迎えた。60歳になったら還暦のパーティーを開き、その時の引き出物に自分で作った本を配りたい。これが私の研究の発端なのである。「何かの本」が目的であり、歴史の研究はたまたまそれにしようと思っただけである。

最初は手っ取り早く邪馬台国の所在地を見つけ発表すればいいのではないかと思い、各種それらしい本を見つけては読み出した。一番おもしろいと思ったのが鹿島昇氏だった。彼のおかげで邪馬台国よりも、明治天皇の出自、あるいはシーグレイプの「YamatoDynasty」の翻訳などを始め、とんだ道草を食う事になった。しかし、おかげで鬼塚氏と知り合い、その関係で「Goldwarriors」の翻訳を始めた。別にこれでなければというジャンルがあったわけではないので、道草はとても楽しく、そしてずいぶんと勉強になった。

いまは突厥を中心とした中央アジアを主に研究しているが、大変に恐ろしいことが見えてくる。

つまり、現代にも通じる支配構造の原型が古代においてすでに完成していたような気がするのだ。日本史や中国史の枠内で勉強していては絶対に見えてこない世界がそこにある。古代の匈奴、そしてフン族、そして突厥はすでに世界帝国を完成させていたのだ。しかも、一番問題なのはそれらの支配層が見えてこないことだ。

実は彼等の住むところが「天」であり、そこから各地に派遣される王族は「神」と呼ばれ、それぞれが自分の決められた場所で国を作る。この派遣されることを「天降る」という。各地の王様は毎年決まった額の家賃を納めさえすればその地位は安泰である。仮に家賃を延滞すれば新しい神様が選ばれそこへ送られ、王が失脚する事になる。「神」が派遣されるときの先発隊は、「烏」と呼ばれたとは「億うそ」さんからの受け売りだが・・・。

我々が見てきた歴史書には、どうもこの「天」の存在が書かれていない気がする。各地の国の歴史はそれぞれ残されている。そして神、即ち派遣された王様もわかっている。しかし、肝心の「天」がどこにあって、どんな民族で、白人なのか黄色なのか、はたまた黒人なのかまったくわからないのである。つまり、捏造の歴史のそもそもの目的が、この「天」を見えなくするための操作であったのではないか。この考え方こそが私の五年に渡る研究の成果であり、あと三年の間に解決するべき課題なのである。

日本史、中国史、朝鮮史、すべて捏造だらけである事は常識である。でも、何のために、どのようにして歴史を書き換えたのか。これは本当のところを誰も応えてはくれない。

しかし、李世民が唐を世界帝国にし、過去の中国の歴史を大幅に捏造した事は間違いないことで、さらにそれが日本書紀、あるいは三国史記にも影響を与えたと見るべきだ。

つまり、唐が歴史を捏造した理由と日本が歴史を書き換える理由は恐らく同じ動機からだったはずである。

それは唐の支配部族が鮮卑、拓跋族であったこと。さらに、李世民が「天」から派遣された単なる「小可汗」に過ぎなかったこと。さらには「天」の代理人「突厥」に頭が上がらなかった事。これらをすべてないものとし、あたかも唐が漢民族が作り上げた世界でも類がない大帝国であるという中華思想を作り上げたのだ。結局、「天」の存在を消し、そこへの朝貢を隠し、本当の支配構造を見えなくしたのだ。

日本書紀や古事記に描かれている建国神話は、「天」から天下った天孫たちが日本を支配した構造を説明している。しかしこれは概念であり、現実に建国されたのは天武朝で、完璧に確立したのが桓武天皇時代だと思われる。

古代においてそれらを演出したのはシルクロードを縦横に支配していたソグド人に違いない。彼等が商業行為を営みながら、情報や金、そして女、奴隷、武器などを供給し、「天」の命令を忠実に実行したのだ。彼等はカザール王国を建国したものの世界に散り、今やユダヤ・イルミナティーと呼ばれている。(これは私の憶測)

そして「天」が誰で、どこにいるのか、それが未だに謎なのである。