マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

トルハルバンと猿石

2008-12-18 16:08:35 | 古代史

年賀状でも作ろうかと思い、春に旅行した時の飛鳥村の写真を眺めていた。そして、吉備姫王の墓にある猿石という四つの石像をみていて思い出した。

P1010219 P1010221 それは少し前、サムライさんから天武天皇は済州島出身なのではないかといわれ、WIKIで検索した時の画像だ。

最初の二枚は私が飛鳥で撮った写真。次に載せてあるのが、WIKIから引用したトルハルバンという、済州島名物の石像である。これは大きい目、鼻、唇は閉じた顔で両手を腹部であわせるのが特徴だと言う。

Photo_2だから天武がそこの出身だと言うわけではないが、少なくともこの飛鳥の地にどうみても同じ特徴を持った石像が置かれていることはおもしろい。

この吉備姫王の墓が本来誰のものかはわからないが、何かを暗示しているのだろう。書紀によれば吉備姫王は欽明天皇の孫、皇極天皇の母、天智、天武の祖母に当たる。冗談はともかくとして、私は高市皇子(天武の第一皇子)だとしたい。

天武でわからないのが、675年肉食を禁止している事だ、最も4月から9月末までの限定なのだが、私の考える天武は道教だから、ちょっと違和感を覚えるな。仏教は基本に殺生を禁止している、その割りに人は殺してもいいのだが・・・・。

三国史記を読んでいると、新羅が肉食を禁じたのが、聖徳王4年(705)、教書を下し、畜生を殺す事を禁ずるとある。

焼肉大好きな韓国人が肉食を禁じていたとは知らなかったが、このあたりも含め各国の宗教などまだまだ調べる事はたくさんある。

きょうは写真を見て欲しかっただけです。


第二回歴史探求研究会のおしらせ

2008-12-18 09:40:32 | ぼやき

「千年王国」に関する考察が済みやれやれというところです。昨日しんくろうさんから易断は「エタ」革命ですよといわれ、それなら納得するな。

しかし、一向一揆はやはり一向宗の率いる宗教戦争だったと思う。宗教は詳しくないので間違っていたらごめんなさいなのだが、元来、ヒンズー教には生まれ変わりはない。バラモンが生まれ変わってもバラモンであり、ヴァイシャやスーダラは生まれ変わってもおなじである。お釈迦様は仏を信じることで来世にはバラモンになれるかも知れないと説き、カースト制に風穴を開けようとした。しかし、不可触階級を救済しようとはしてない。一向宗は「南無阿弥陀仏」と唱えれば、どんな人も生まれ変わってエタから普通の人間になれると説いた。悪魔的なところは死ねば救われるという事で、彼等は死ぬ事を恐れず、むしろすすんで死のうとしていたようだ。これでは相手はかなわない。石山寺で10年間戦ったのも恐怖を恐れなかったからだろう。

信長は朝廷を利用し和議に持ち込んだのだが、本願寺の無責任さは想像を絶する。各地で最後まで戦った戦士たちは張り付けにされたり奴隷に落とされた。しかもその奴隷達を本願寺が預かり、驚くことに江戸末期まで彼等を商品のように売買していたようだ。今でも続く差別の元凶は正にこの時に形成されたのである。それは太閤検地と呼ばれ、あたかも善政をしたかのごとくだが、現実には刀狩で庶民の武器を奪い、一向宗門徒の奴隷達を本願寺領に押し込めたのである。

加賀、桑名、三河、河内、和歌山、山城、・・・らに今も残る被差別地帯はおおむね一向一揆で立てこもった跡地なのであろう。

私の仕事はなぜその地区に一向宗が広まったのかを調べる事で、関東や東北にそれがなかったのはもともと差別が行なわれていなかったからだろう。

一向一揆は16世紀の話だ、私の専門は3世紀から8世紀界隈で、ギャップが大きすぎる。今は中世の差別を語ることはよそう。もう少し基本となる古代をしっかりやろう。

*********おしらせ*****

さて、今日のタイトルにあるように、今週の土曜日、我がmayoカフェで第二回の歴史探求研究会が開催されます。

議題は「①名古屋弁は世界を救えるか?」「②エジプトに邪馬台国があったの?」

であります。定員は200名(うそ!)、会費はただ。時間は1時から4時半まで。

ご出席の方はコーヒー飲み放題です。講師はmayoです。

参加希望の方はコメントでお申し込みください。場所等をこちらから連絡します。

くれぐれも真剣に来ないでください、たぶん雑談にしかならないでしょうから。