年賀状でも作ろうかと思い、春に旅行した時の飛鳥村の写真を眺めていた。そして、吉備姫王の墓にある猿石という四つの石像をみていて思い出した。
それは少し前、サムライさんから天武天皇は済州島出身なのではないかといわれ、WIKIで検索した時の画像だ。
最初の二枚は私が飛鳥で撮った写真。次に載せてあるのが、WIKIから引用したトルハルバンという、済州島名物の石像である。これは大きい目、鼻、唇は閉じた顔で両手を腹部であわせるのが特徴だと言う。
だから天武がそこの出身だと言うわけではないが、少なくともこの飛鳥の地にどうみても同じ特徴を持った石像が置かれていることはおもしろい。
この吉備姫王の墓が本来誰のものかはわからないが、何かを暗示しているのだろう。書紀によれば吉備姫王は欽明天皇の孫、皇極天皇の母、天智、天武の祖母に当たる。冗談はともかくとして、私は高市皇子(天武の第一皇子)だとしたい。
天武でわからないのが、675年肉食を禁止している事だ、最も4月から9月末までの限定なのだが、私の考える天武は道教だから、ちょっと違和感を覚えるな。仏教は基本に殺生を禁止している、その割りに人は殺してもいいのだが・・・・。
三国史記を読んでいると、新羅が肉食を禁じたのが、聖徳王4年(705)、教書を下し、畜生を殺す事を禁ずるとある。
焼肉大好きな韓国人が肉食を禁じていたとは知らなかったが、このあたりも含め各国の宗教などまだまだ調べる事はたくさんある。
きょうは写真を見て欲しかっただけです。