マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

落合莞爾の「偽史」研究へ

2008-12-19 09:42:00 | 古代史

サンカの親分がアヤタチである、と述べた落合莞爾さんの論文集が読書日記http://2006530.blog69.fc2.com/blog-category-10.htmlというページで見ることができる。

ただし、とんでもない量ですよ。画面でこれを読んでいたらほとんどの人は目を患うことになるだろう。そこで、私は偽史と吉薗と二つに分けてコピーし印刷してみた。立派なものが出来、すぐにでも出版できるほどの質と量である。

さて、偽史を重点的に読んでいますが、落合氏が悩んでいるのは神武と崇神、そして応神、いわゆるこの三神が同体であるという事のようだ。応神天皇が八幡神でスキタイ部族だという事はお分かりのようで、私とまったく意見は一致する。神武は日本にその影すら見つけられないため、どうも応神と同体とみなす事にしているようだ。彼は朱蒙が神武である事に気付いていないのだろう。かわいそうに・・・・。

アムール河から降臨し、夫余を築いた余氏(あまる氏)の娘を略奪した檀君が、高句麗を建国したのはおそらく紀元後20年ぐらいであろう。この朱蒙は高句麗の始祖であり、百済の始祖であり、当然日本の始祖である神武というべき神様である。さらに、崇神天皇は高句麗の西川王または美川王で、即位年をどちらにするかの問題である。従って、三神を一体にしたいと願う歴史学者はその事実、つまり高句麗王が天皇だったことを認めたくないだけだ。さらに、応神天皇は好太王または、その次の長寿王である。

落合氏のすばらしいのは、日本へ渡来した部族の影にイスラエル部族が付属してきた事を見抜いていることで、日本をひそかに支配しているユダヤ、イスラエル部族たちは決して表に出ることなく裏から政治を支配してきたのだ。従って、王権にこだわっている従来の歴史家たちは決して日本の支配層を見破る事はできまい。というより、させてもらえまい。

落合氏はシュメールなどの古代文明の生き残り部族は多神教で、道教や仏教の形を以って日本に渡来し、ユダヤやキリスト教などの一神教に今でも屈服することなく生き延びていると述べる。

つまり、シュメール人はイスラエル10部族の中に生き残り、東方へ去り、残ったユダヤ2部族がユダヤ教、キリスト教、イスラム教を広め世界を一神教の世にしようとした。幸い日本はその影響を最小限にとどめ、現在でも世界にまれな多神教の国としてシュメール人の思想を受けついでいるのだそうだ。

人間を宇宙人が作ったと言う考えは楽しいが、それ以外にも、世界が核戦争で滅びた時、極少数の選ばれた人たちが生き残り、再び過ちを犯さないと誓い、彼等が世界を再建しようと立ち上がったと考えてもおもしろいのではないだろうか。

結局、その過ちを落合氏はワンワールド思想と呼ぶ、本来は多神教のシュメール人がユダヤ人たちによって歪曲され一神教になったために南北に分裂した。そして多神教の人たちは東に逃れ、遂に東の園、桃源郷を日本に見つけたのだ。

その数少ない多神教の日本を一神教に変えるための戦いが今でも続いているのだ。