NHK全国学校音楽コンクールに出ていたNATSUの応援に、JUNと府中の森芸術劇場まで行ってきました。結果は残念でしたが、「今年の夏の良い思い出になったよ」と満足そうなNATSUです。そうです、勝ち負けではないのです。悔しくて泣いている子もいましたが、表彰式も終わって最後に出場校全員で、課題曲の「言葉にすれば」を歌っている時、私は気がつきました。NATSUの学校だけ、みんなで手をつなぎ一方向に体をゆらし、一つになって歌っています。一人一人が信頼しあい心を通わせ合うことのできる合唱に、本当の意味があるのです。
確かに良い指導者が率いる学校は強いかもしれない。練習だってたくさんしている。だから驚くほど完璧でレベルが高い学校もあって・・・聞いていても自然に涙が出るほど感動する。でもそれだけじゃない、お友達と一生懸命に目標に向かって頑張ったこの夏は、きっと良い経験だし、財産になるよ。
ちなみに、ゴスペラーズが歌っているという、課題曲の「言葉にすれば」って、いい曲です。
