まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

労働

2008年08月07日 20時18分00秒 | Weblog
 天気続きで「お天道様の馬鹿野郎」と叫んだ次の日雨が降った。恵みの雨だと喜んだ、「人参の種蒔きは明日だな」と思い次の日は土が乾くのを待って午後からの予定。それがまた降った。そんなこんなで種蒔きは伸びに伸びやっと今日取り掛かることに。

 昔はあらゆる物に神様は居た。今でも実家の祖母は何かの神様に毎日お供え物をしている。あらゆる物に敬い畏れた。火の神様、水の神様・・・。なくなれば生きていけない。

 本当の労働は敬い畏れることで見えてくる。今の“金儲け労働”の中にはその心がない。現代の労働は利潤最優先で神様なんていっていると成り立たない。まさに自由社会。

 外的作用によって欲が抑制され常識、文化、伝統が培われてきた。今はそれがない。代わりに法律の強化だ。飲酒運転で事故が増えれば罰則を厳しくする。犯罪の低年齢化が進むと・・・などなど。そのうち唾を吐くと何々となるか。
 
 今の自由な社会。法律が許されれば何をしてもいい。又はバレなければ法律違反も構わないという発想。自由とは本当に罪なもの。絶対的に抑制される物がなければ人間は欲深いもの。自由になるほど世の中は狭く住みにくくなる。

 本当の労働とは。自立するということ。あらゆる事に束縛される毎日の中で生きるために働く。そして感謝する。

 お天道様、雷様 ごめんなさい。

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