まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

イタドリ

2010年04月30日 04時53分57秒 | Weblog
今週から収穫が始まり端境期後2回目の収穫日。
しかし、野菜が無い。畑から寄せ集めかき集め何とか13セット作り上げる。

朝一番に両親から電話が鳴る雨だから水族館に行かないか?という誘いだったのだが当然収穫が無くてもそんなヒマは無い。
という事で息子だけ迎いに来てもらって連れて行ってもらう。

そういえばもうゴールデンウィークである。そんなことすっかり忘れている。関係ない。。
農業を始めてどこかに出かけるなんて全く思わなくなった。「遊びに行く」という言葉自体不自然にも感じるようになった。

ここにいれば日々が楽しい。日々遊びとくらしが繋がっている。

出来るだけここから離れたくない。とも思う。


出荷作業が終わり嫁さんはイタドリを採りに行く。

実はこれルバーブに似た味をしている。しかしこれをジャムにするとルバーブよりもウマイ。どこかキュウイに似た味がする。

ルバーブと言うと都会の人は耳をヒクヒクさせるがイタドリと聞くとあまり関心が無いようだ。
畑のようちえんでもお母さん方はあまり反応が無かったと言っていた。

私なら声をあげて喜ぶのになぁ。


これは恐らくルバーブと同じタデ科かなと思う。
そこら辺に生えているギシギシもスイバもタデ科。姿はどれも良く似ているそして酸っぱい。スイバはスイ=すっぱい 葉っぱと言う意味。

蓚酸を含みどれも食べすぎは禁物。結石の原因になる。

田舎ってなんておもしろいところだろうと思う。
畑の畔にはノビルやツクシ、ヨモギ、カンゾウも採れる。
雑草と言ってしまえば雑草でしか無くなってしまうが山野草と名をつけてやれば立派な食べ物、薬草となる。

ハーブと言えば聞こえも良いがどれも外国の香る草だ。
日本の地味な山野草だって立派なハーブである。

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