まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

自信と希望

2009年07月05日 21時38分08秒 | Weblog
 今日も日が暮れるまで仕事。

 午前中は潮屋君友人が団体で畑に訪れ手伝ってくれる。芋掘り、ナスの誘引など。なんとなく援農のような感じで良い機会に。
 人が畑を訪れ農家の普段の作業を手伝いながら畑や野菜の話をあれこれ、一番ダイレクトに伝わる手段だろう。都会に近いからこそ将来の色々な可能性を常に模索していきたい。

 午後からは残りの白ネギ、リーキを植えてしまう。雨が降り一気に草に埋もれた苗は取り出すだけでも一苦労。そこから使える苗、恐らく3分の1ぐらいをよって植える。捨てる苗のほうが多い。
 後は暗くなるまで落花生の畝間の除草。

 ふと思う。出来が悪い今年だけどまぁ仕方ないかと。農家の最大のストレスは作物が出来ない事だが2年目の結果が悪くても良いと思えるようになった。

 出来が悪ければ更なる一手を思いつく自信がある。2年目3年目で結果は出ないかもしれないが5年目では食っていける自信。どこからとも無く湧いてくる。5年で食っていけなかったら農業を辞める。

 前回の愛知の旅である人からの助言「やってはいけない事とやりたくない事は違うよ」と。正木さんの言葉「就農当初から比べると最近はだいぶ考え方も柔軟になった」と。
 痛い痛い傷薬になった。

 帰り近所のおじいさんが声を掛けてくれる。実は密かに思いを寄せてる方なのだけど・・。
 余り喋る方ではなく昔の人という感じで、初めは挨拶も掛けずらいなぁなんて思っていた方。喋ることも殆ど無くどういう方かあまり知らない。でもその奥底に芯を持っておられる方だなとなんとなく分かる。恐らく自分の苦労なんて苦労ではないのだろうな。
 何だか嬉しく思い帰路に着く。
 

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