まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

森のようちえん

2010年04月09日 06時21分18秒 | Weblog
葛城の森のようちえんに参加する。

今回は まつなが畑ようちえん の母親と子供たちも一緒に参加する。一人のお母さんの提案によって決まった事、こうして形が作られて行くのだろう。

何時も参加して思うことは目的が保育であるということ。当然のことだけど・・。

保育を考え始めて半年。まだまだ答えは先なのだが保育は特別な場所ではなく(保育園でも森でも)育児と直結してなければいけない。それはくらしの中に育児がありその延長線上での保育であるべきではないか?ということ。
まつなが畑ようちえんの目的は保育ではなくもっと広い意味を持っている。

今密かに思っている事がある。
それは将来 妊婦の家 を作りたいという思い。妊娠という時を見つめるととてもおもしろく幸せな時間である。(旦那にとっても)人が誕生すると言う原点は多くの事を気づき学ぶ。ここから育児は始まる。
妊娠、育児、学びが畑という場所にあるなんて何て素晴らしいことかと思うのだ。

あるお母さんが「牛乳は控えています」と言う。あるお母さんは「牛乳は体に悪いのですか」と質問する。
日本には牧場も殆どなく狭い牛舎で外国産の飼料で育った牛の牛乳を沢山飲むことは不自然ではないだろうか?と言うのが私の意見。我が家では全うな牛乳を少し飲む。

ここから食とは何かと考える。
答えは簡単で私は農家だから野菜中心の食事である。漁業をしていれば当然魚中心。乳牛を飼っていれば牛乳を沢山飲むだろうしそれを加工した食べ物を沢山食べるというのが本来の姿ではないだろうか。
これはくらし、育児にも当てはまる。

お国様の総司令で北から南まで同じ食べ物、育児、保育と言うのはどういう事だろうか?

その風土のくらしから食べ物があり、育児があり、そこに繋がる保育を模索していきたい。

今の野菜の販売形態である野菜セット。
これは土と繋がるくらしの提案で 畑のようちえん の母子はこのセットを食生活の中心としていただいている方々。
その上で まつなが畑ようちえん は成り立っている。


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