まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

エンドウの赤い種子

2008年10月30日 21時51分13秒 | Weblog
 エンドウとスナックエンドウの種を蒔く。写真はその種。

 ちょっとシルバーがかった赤紫色がスナックエンドウでその奥の赤色がエンドウの種。種は色々な色があって青や柿色など蛍光色など。これはもちろん人工的に着色している。

 種子自体に農薬で消毒をしているので誤って口に入れない為だろう。だからドギツイ色をしているのだろう。
 JAS有機認証で種子消毒は原則認められないが入手困難な場合など例外が認められているらしい。認証を取っている所でペレット種子(加工した種子で一粒が小さい人参などを蒔きやすく大きくコーティングし肥料養分もあるというもの)を使用しているところがあるぐらいなのでそこまで厳しくないのか。認証を取得する地域でも変わるが。

 いずれにしろ一般に購入する種は殆どが消毒している。私が使う種は半分ぐらいが消毒した物。安全かどうかという以前に種苗屋にこういうものしかないという事が問題だろう。

 種子消毒ぐらいと思うが以前勤めていたところで米の種子消毒をした時、その量と使用済みの農薬を下水へと流すには抵抗感があった。(恐らく違法なのだろうが)

 農林水産省の通知では原則使い切ること。容器に付いた薬剤は影響のないところに窪みを作って2,3日容器を逆さにしておくと。
 あいまいな記憶だが何かの薬剤と中和して下水にという事が何かに書いてあったような。

 しかし、どの農家がこんな面倒な処理をしているのだろうか。売る側すらしていないのに。
 また最近は家庭菜園が増え、どっと農薬が素人の手にいっている。農家用の薬剤は容量が多く家庭菜園では10年経っても使い切れない量、それまでに使用期限が切れるだろう。さらに農薬取締法によって作物ごとに農薬が必要で家庭菜園では個人が何種類もの農薬を所有している場合が多い。素人の家庭菜園者は適正に使用しているかも疑わしく考えれば恐ろしい所がある。

 農薬がどれぐらい環境負荷があるか私は分からないが使用しないにこしたことはない。最低限使用するにしても適切に使用する体制があってほしい。そして素人に売らないことは絶対だと思うのだが。
  

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1 コメント

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Unknown (あっさー)
2008-10-31 12:06:46
かげながら応援しています。            風邪などひかないように気をつけてくださいね。
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