収穫期が過ぎた枝豆と硬くスが幾つかの確率で入っている夏大根。
「これセットに入れるの・・・?」との嫁さんの質問。
「まだ沢山畑に植わっているけど潰すの?」と私。
世の中ではB品野菜。
スーパーでこのような商品が置いてあると間違いなくクレームがつく。
当然置かない。
枝豆は収穫期間が一週間ちょっとと短い。
夏大根は暑さに強くスが入りにくいように硬い品種になっている。一年中、柔らかい青首大根がスーパーに並ぶこの時代、夏大根を作る人は少ない。
セット販売をしていて品質で迷うことが多い。
“お金”を頂いているという事実と“食べ物”という狭間で。
今はこの二つの野菜をセットに入れているのだがインターネット販売では入れない。
うちの野菜は品目ごとに値段は付いていない。
その時ある野菜を取れた分だけを箱に詰める。
定期便のお客さまとインターネットのお客さまではセットの内容を変える。
これが良いのか今のところ分からないが世の中の礼儀みたいなもの。
それが必要かも分からない。
定期便のお客さまには日々の生活の一部として野菜を私たちが担わせて頂いているというどこか責任感に近いものがある。
そして生活の一部だからこそ夏の大根があって冬の大根がある。
枝豆もいい状態のものが入って、時間の経過と共に品質が落ちても 食べられるなら それを受け入れて欲しい。
日々の食べ物としての野菜であって欲しい。
おばあちゃんが作る野菜のように。
一方、インターネットのお客さまはその時限りのセットであって特別なもの、嗜好品的な野菜ではないか?
境界線なく訪れるお客さまはその価値観も様々。
私たちの思いはその一回では決して伝えきれるものではない。
お金の取引という部分が強く、B品を入れればどこか不愉快に思われるかもしれない。
できる限り品質が良いものを選ぶ。その分、量は少なくなる。
ただ野菜をキレイに洗ったり袋詰めをしようとは思わない。少々の虫食いや大きさ、形もあまり気にしない。
過剰と私たちが思うことはしない。
この時点で世の中に対しての礼儀みたいなものは無いかもしてないけど。
いずれにせよ、そこから感じ取るものを大事にしたい。
出だしがつまずいたトマト。
草生栽培も3年目。
今年も上手く実ってくれるかなぁ。
先日京都から来てくださいました建築家の森田建設設計事務所の森田徹さんと奥さまで料理家の森田久美さん。
お二人の日々の日記に当日のこと、私たちのこと、美しい言葉で・・・書いてくださいました。必要性を感じながらも、前に進めずにいた農作業小屋として現在借りている家の改装。その小屋のこと、畑のこと、自主保育「畑のようちえん」のこと・・・それらの今後の方向性、向かうべき道筋を開いていただいたお二人との出会いに感謝します。
建築家 森田徹さんの日記 →http://springing.jugem.jp/?day=20100628
料理教室 森田久美さんの日記 →http://mo-circulate.jugem.jp/?eid=682
http://mo-circulate.jugem.jp/?eid=686
「これセットに入れるの・・・?」との嫁さんの質問。
「まだ沢山畑に植わっているけど潰すの?」と私。
世の中ではB品野菜。
スーパーでこのような商品が置いてあると間違いなくクレームがつく。
当然置かない。
枝豆は収穫期間が一週間ちょっとと短い。
夏大根は暑さに強くスが入りにくいように硬い品種になっている。一年中、柔らかい青首大根がスーパーに並ぶこの時代、夏大根を作る人は少ない。
セット販売をしていて品質で迷うことが多い。
“お金”を頂いているという事実と“食べ物”という狭間で。
今はこの二つの野菜をセットに入れているのだがインターネット販売では入れない。
うちの野菜は品目ごとに値段は付いていない。
その時ある野菜を取れた分だけを箱に詰める。
定期便のお客さまとインターネットのお客さまではセットの内容を変える。
これが良いのか今のところ分からないが世の中の礼儀みたいなもの。
それが必要かも分からない。
定期便のお客さまには日々の生活の一部として野菜を私たちが担わせて頂いているというどこか責任感に近いものがある。
そして生活の一部だからこそ夏の大根があって冬の大根がある。
枝豆もいい状態のものが入って、時間の経過と共に品質が落ちても 食べられるなら それを受け入れて欲しい。
日々の食べ物としての野菜であって欲しい。
おばあちゃんが作る野菜のように。
一方、インターネットのお客さまはその時限りのセットであって特別なもの、嗜好品的な野菜ではないか?
境界線なく訪れるお客さまはその価値観も様々。
私たちの思いはその一回では決して伝えきれるものではない。
お金の取引という部分が強く、B品を入れればどこか不愉快に思われるかもしれない。
できる限り品質が良いものを選ぶ。その分、量は少なくなる。
ただ野菜をキレイに洗ったり袋詰めをしようとは思わない。少々の虫食いや大きさ、形もあまり気にしない。
過剰と私たちが思うことはしない。
この時点で世の中に対しての礼儀みたいなものは無いかもしてないけど。
いずれにせよ、そこから感じ取るものを大事にしたい。
出だしがつまずいたトマト。
草生栽培も3年目。
今年も上手く実ってくれるかなぁ。
先日京都から来てくださいました建築家の森田建設設計事務所の森田徹さんと奥さまで料理家の森田久美さん。
お二人の日々の日記に当日のこと、私たちのこと、美しい言葉で・・・書いてくださいました。必要性を感じながらも、前に進めずにいた農作業小屋として現在借りている家の改装。その小屋のこと、畑のこと、自主保育「畑のようちえん」のこと・・・それらの今後の方向性、向かうべき道筋を開いていただいたお二人との出会いに感謝します。
建築家 森田徹さんの日記 →http://springing.jugem.jp/?day=20100628
料理教室 森田久美さんの日記 →http://mo-circulate.jugem.jp/?eid=682
http://mo-circulate.jugem.jp/?eid=686