まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

最後には・・

2011年04月13日 20時14分07秒 | Weblog
【福島原発】2011/4/12/火★最悪の「レベル7」引き上げの意味 小出裕章先生


●最悪シナリオのような大規模な溶融が起こってしまうと、圧力容器も格納容器も破壊され、チェルノブイリ並みに放出される可能性がある。

●更に悪いのは福島は1〜6号機があり、これらを合計するとチェルノブイリの3倍以上の核燃料がある。またそれと同量の燃料が使用済み燃料プールにある。

●チェルノブイリの事故で数百万人が被曝したが、今現在日本でも何十万人もの人たちがチェルノブイリと同じような被曝を既にしている。

今尚多くの情報が正しく伝えられていないように思います。
「破局的状況の中では過小評価するよりも過大評価するほうが被害を最小限に抑えられる」どこかで聞いた言葉です。
私たちは最悪の事態と言うのを正確に知る必要があると思います。






「レベル7」になりチェルノブイリと同じか・・・と・・・。
小出先生の話しを聞き背筋が凍りつく。

混乱を避けるため政府は情報を制限する。
賠償責任を少しでも逃れる思惑もあるだろう。


今の日本の国民にはこの現実は受け入れがたいのか?
確かに混乱するのが目に見え、そこに向かい合うのではなく助かろうと回避することに必死になるだろう。
窮地になると人の本質が見えてくる。
向かい合う事が出来ないこの日本で果たして道筋はあるのだろうか?


東大寺が1億円を銀行から借り入れ全額を寄付。痛みを分かち合う為に。。



放射能は私たちには何も出来ない。
ただただ「受け入れる」それだけ。

それは子供も同じように受け入れなければいけない。
チェルノブイリ事故以来、甲状腺癌発症率は成人では5~6倍に、子供においては58倍にまで増加したと、ある博士がロシアに開設した甲状腺治療センターを訪れる患者数を統計した結果だと言う。

海外に住む日本人のブログを見ても、随分日本の人たちはのん気に見える。
一般的情報を絶対視する風潮は変らない。


子供の笑顔を見て辛く思う社会。

私自身もエネルギーとゴミを沢山出す農業に後ろめたく思う。
原発も同じように。
関心を持って向かい合っていきたい。

そして最後には「受け入れる」しかない。

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